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小径を行く

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小径を行く
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 私の家の周辺には大雨を調整するための人工池と雑木林、けやき並木の遊歩道があります。首都圏とはいえ自然が豊かで、四季折々の風景を楽しんでいます。
 こうした自然を友にした散歩の途中、現代世相について諸々考えることがあります。2006年9月からスタートし、これまでに12年、1780回を超えたこのブログは、そうした私の日常雑感をつづっています。                     
                             筆者・石井克則 
 



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タイトル 日 時
1780 権威に弱い民族性 トランプ氏の相撲観戦計画
1780 権威に弱い民族性 トランプ氏の相撲観戦計画  ドナルド・トランプ米大統領(72)が26日の大相撲夏場所千秋楽(東京・両国国技館)を観戦するという。土俵近くの升席に椅子を置いて座るというのだが、伝統を守るという名目で保守的な相撲協会も、米国のトップには異例の待遇といえる。トランプ氏の相撲観戦へというニュースを見ていて、太平洋戦争敗戦後、占領軍(GHQ)総司令官マッカーサーと総司令部に日本国民が約50万通にも及ぶ投書を寄せたというエピソードを思い起こした。権威に弱い民族性は、今も変わらないように思えるのだ。 ...続きを見る

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2019/05/22 13:58
1779 桑の実は名物そばよりうまい 自然の活力感じる季節
1779 桑の実は名物そばよりうまい 自然の活力感じる季節  自然を愛好する人にとって、忙しく楽しい季節である。山歩きが趣味の山形の友人からは珍しいタケノコ「ねがまりだけ(月山筍)」が送られてきて、彼の山歩き姿を思い出しながら、旬を味わった。自然の活力を最も感じる季節、病と闘いながら旺盛な食欲を発揮し続けた正岡子規の随筆を読み、庭の一隅の桑の実を観察した。もう少しでこの実も熟れ始める。 ...続きを見る

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2019/05/17 17:25
1778「はるかクナシリに」 国会議員の「戦争発言」と酒の二面性
1778「はるかクナシリに」 国会議員の「戦争発言」と酒の二面性  「知床旅情」という歌を知っている人は多いだろう。作詞作曲した森繁久彌さんや加藤登紀子さんが歌い、私も好きな曲である。この歌の一番の詞の最後は「はるかクナシリに 白夜は明ける」となっている。「クナシリ」は北方領土(四島)のうちの国後島のことである。つい先日、国後島へのビザなし交流訪問団に参加していた丸山穂高という衆院議員が飲酒後、訪問団の団長に質問する形で「戦争で島を取り返すことに賛成か反対か」という発言をしていたことが明らかになり、所属していた日本維新の会から除名された。本人は国会議員はやめな... ...続きを見る

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2019/05/16 18:44
1777 小説『俺だけを愛していると言ってくれ』 一時代を駆け抜けた男への挽歌
1777 小説『俺だけを愛していると言ってくれ』 一時代を駆け抜けた男への挽歌  言うまでもなく、人生は出会いと別れの繰り返しである。長い人生の旅を続けていると、邂逅の喜び、悲しみに鈍感になる。とはいえ、誰もが「別れ」は使いたくない言葉のはずだ。友人が書いた中編小説『俺だけを愛していると言ってくれ』(菅野ゆきえ著・文芸社)を読んだ。充実した人生を送ってきたはずの夫が難病に侵され、妻を苦しめる。壮絶な病気との闘いをメーンにした愛の物語だ。日本のあるいは世界のどこかで、このような現実に直面している人たちが少なくないだろう。悲しい結末だ。この物語には、平穏な生活を取り戻した妻の心... ...続きを見る

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2019/05/12 21:11
1776 ほてんど餅って知ってますか 柏餅のことです
1776 ほてんど餅って知ってますか 柏餅のことです  きょうは「こどもの日」で、端午の節句である。ラジオ体操で一緒になった人と柏餅のことを話していたら、「私の方では柏の葉ではなく、『ほてんど』の葉を使うので『ほてんど餅』というんですよ」と教えてくれた。中国地方出身というこの人は、帰り道この植物を教えてくれた。それは「サルトリイバラ」という全国に分布する植物で、山口県では「ほてんど」と呼ばれるそうだ。柏餅でも地域によって利用する葉が違うのだから、日本には幅広い食文化があるのだと感心した。 ...続きを見る

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2019/05/05 14:10
1775「恐れてはならぬ」時代 元号の替わり目の日に思うこと
1775「恐れてはならぬ」時代 元号の替わり目の日に思うこと  30年と4カ月続いた平成という元号が4月30日で終わり、5月1日から令和になった。私が生まれた昭和は遠くなりつつある感が深い。昭和は戦争という負のイメージとともに、戦後の経済復興という力強い歩みの側面もあった。これに対し平成は多くの国民が踊ろされてしまったバブル経済が崩壊し、以後、少子高齢化社会の進行を背景に日本社会から活力が失われ、さらに阪神大震災と東日本大震災、東京電力福島第一原発事故に代表される「災害」に国民生活が脅かされ続けた時代でもあった。 ...続きを見る

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2019/05/01 09:09
1774 4月28日は何の日か 沖縄問題素通りの日米首脳会談
1774 4月28日は何の日か 沖縄問題素通りの日米首脳会談  10連休2日目の4月28日は、サンフランシスコ平和条約(対日講和条約)が発効した日だ。第2次世界大戦後、米国を中心とする連合国に占領されていた日本が各国との間でサンフランシスコで平和条約を調印したのは1951年9月8日で、この条約は翌52年4月28日に発効した。67年前のことである。これにより連合国による占領が終わり、日本は主権を回復したのだが、この条約で日本から切り離された沖縄、奄美、小笠原は米国の施政下に置かれたから、沖縄では「屈辱の日」とも呼ばれている。そんな日の新聞には日米首脳会談の記... ...続きを見る

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2019/04/28 15:25
1773 憎しみの連鎖 スリランカ大統領と鎌倉大仏
1773 憎しみの連鎖 スリランカ大統領と鎌倉大仏  スリランカ(かつてのセイロン)最大の都市、コロンボで同時多発テロがあり、22午後7時現在日本人を含む290人が死亡し、450人以上が負傷した。スリランカといえば、日本の戦後史に残る政治家がいた。鎌倉大仏殿高徳院境内に「人はただ愛によってのみ憎しみを越えられる。人は憎しみによっては憎しみを越えられない」(英語: Hatred ceases not by hatred, But by love)という顕彰碑がある、ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ(1906年9月17日〜1996年11月1日)... ...続きを見る

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2019/04/22 11:56
1772 大聖堂火災で歴史遺産を考える 世界の人の目は
1772 大聖堂火災で歴史遺産を考える 世界の人の目は  パリの世界遺産、ノートルダム大聖堂(寺院)で火災が発生、尖塔が崩壊するなど、大きなダメージを受けた。フランス各界や海外からこれまでに1000億円を超える寄付の申し出があり、フランスのマクロン大統領は、5年で再建を目指すと語った。大聖堂がパリのシンボルだったからこれほど大きな話題を集め、人類の歴史の中で作り上げられた文化遺産がいかに貴重であるかを考える機会にもなった。 ...続きを見る

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2019/04/18 10:56
1771 生命力を感じる新緑と桜 子規とドナルド・キーンもまた
1771 生命力を感じる新緑と桜 子規とドナルド・キーンもまた  私が住む首都圏は現在、新緑、若葉の季節である。街路樹のクスノキの緑が萌え、生け垣のベニカナメの赤い新芽がまぶしいこのごろだ。新緑、若葉の2つは俳句では「夏」の季語になる。しかし立夏はまだ先(5月6日)で、今は春爛漫というのが適切な時期になる。時代ともに季節感覚が、少しずつずれてしまっているのだろう。 ...続きを見る

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2019/04/16 12:42
1770 新札デザイン・2千円・守礼の門は 司馬遼太郎の沖縄への思い
1770 新札デザイン・2千円・守礼の門は 司馬遼太郎の沖縄への思い  2024年度から紙幣(1万円、5千円、千円)のデザインが変更になると政府が発表した。唯一、2千円は変わらない。普段、私はお札のデザインを気にしていないが、かつて1万円については「聖徳太子」という別称があったことを記憶している。表紙の聖徳太子がそれだけなじんでいたのだ。現在の1万円の顔は福沢諭吉であり、今度は渋沢栄一になるという。「しぶさわ」が1万円札の象徴として扱われる時代、日本はどんな歩みを続けるのだろう。 ...続きを見る

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2019/04/10 21:47
1769 時代を映す鏡 水上勉の社会派推理小説再読
1769 時代を映す鏡 水上勉の社会派推理小説再読  水上勉の社会派推理小説といわれる一連の作品を集中して再読した。作品名を順番に挙げると『霧と影』『巣の絵』『海の牙』『爪』『耳』『死の流域』『火の笛』『飢餓海峡』(いずれも朝日新聞社発行の「水上勉社会派傑作選」より)である。いずれも、戦後の社会風俗を色濃く反映した作品だ。犯罪は時代を映す鏡だといわれる。そのことを意識しながら、これらの作品を読み進めた。 ...続きを見る

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2019/04/09 15:07
1768 東京も千葉も福島も桜の季節 「人はいかに生きるべきか」
1768 東京も千葉も福島も桜の季節 「人はいかに生きるべきか」  かつては「桜前線が北上」という言葉が一般的だった。だが昨今、この言葉はあまり使われなくなった。異常気象といわれた世界の気象がいまや恒常化してしまい、東京と福岡の桜の開花日が同じになっている。自然界も異常を普通にしてしまう「トランプ現象」と足並みをそろえてしまっているようだ。私の住む千葉がまだ満開の一方で、原発事故から8年が経た福島でも美しい桜の季節を迎えている。福島の人たちはどのような思いでこの季節を送るのだろう。 ...続きを見る

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2019/04/07 21:05
1767辞書を引きながら…… 無常を感じる新元号発表の日
1767辞書を引きながら…… 無常を感じる新元号発表の日  新聞、テレビが大騒ぎをしていた新元号が「令和」と決まった。多くの人たちは西暦表記に慣れているので、元号が替わっても何の影響もないが、元号とは何なのだろう。「元号法」という法律もあるが、よく分からない。「令」も何となく違和感がある。 ...続きを見る

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2019/04/02 09:36
1766 体は小さくても  貴景勝の可能性
1766 体は小さくても  貴景勝の可能性   大相撲の貴景勝が大関に昇進することが決まった。平均身長184センチ、同体重164キロと大型化した大相撲の世界で、体重こそ170キロと平均を上回るものの、身長は175センチと決して大きくはない。スポーツは体の大小だけではないことを貴景勝の活躍が示している。 ...続きを見る

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2019/03/29 08:33
1765 春眠暁を覚える? 雉を見に行く 
1765 春眠暁を覚える? 雉を見に行く  「雉が増えすぎて困るから、野良猫がいた方がいいって言ってる人がいる」「それはおかしいよね」ラジオ体操仲間が、こんなことを話していた。その場所は私の散歩コースに当たり、なるほどこの数年、よく雉を見かける。それにしても「増えすぎる」とはどういうことなのだろうと思った。 ...続きを見る

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2019/03/26 16:52
1764 日米で特別な存在に イチローの引退
1764 日米で特別な存在に イチローの引退  大リーグ・マリナーズのイチロー外野手(45)が東京ドームの開幕2戦目後、現役引退を表明した。13年目に入ったこのブログでイチローをこれまで6回取り上げている。それだけ、イチローは気になる存在だったといえる。人生には「特別な一瞬」があるが、21日夜の、東京ドームはイチローにとってまさにその時間だったといえる。 ...続きを見る

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2019/03/22 09:34
1763 世界はどこへ行くのか NZクライストチャーチの凶行
1763 世界はどこへ行くのか NZクライストチャーチの凶行  ニュージーランド(NZ)南島最大の都市で「ガーデンシティ」と呼ばれるほど美しいクライストチャーチで、信じられない事件が起きた。2つのイスラム教モスク(礼拝所)でオーストラリア人の男が銃を乱射し、50人が死亡した。世界でも有数の安全な国といわれるNZでさえ、こうしたテロが起きる時代。世界はおかしな方向へと突き進んでいると思わざるを得ない。 ...続きを見る

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2019/03/16 21:22
1762 無頼の人がまた消えた 頑固記者の時代は遠く
1762 無頼の人がまた消えた 頑固記者の時代は遠く  私がこの人に初めて会ったのは、ホテルオークラと米国大使館側の裏玄関からエレベーターに乗った時だった。共同通信社はかつて赤坂にあった(現在は汐留)。7月。この人は白系統のサマースーツ姿で、まぶしいばかりだった。東京の人は気障だなと思った。名前は知らないが、雰囲気から社会部の人だと直感し、あいさつした。「今度仙台から転勤してきました石井です」と。正解だった。すると、この人は「君が石井君か。警視庁担当の板垣だ、よろしく」と、低音だが、よく響く声で返してくれた。それが無頼記者、板垣恭介さんとの出会いだ... ...続きを見る

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2019/03/14 22:38
1761 浜辺の風景が変わっても 3・11から8年
1761 浜辺の風景が変わっても 3・11から8年  あの日から8年が過ぎた。3・11東日本大震災である。8年前の記憶は人それぞれにしても、現代に生きる日本人にとって忘れがたい大災害だった。大災害に襲われた福島、宮城、岩手の3県だけでなく茨城、千葉の沿岸部の被災地で「これまでの経験から、避難しなくても大丈夫だと思った」という人が大勢いた。それが人的被害を拡大する要因になったといわれる。自然の脅威。時代は変わってもこの言葉は永遠なのだ。 ...続きを見る

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2019/03/12 12:34
1760 言葉が泣いている 検討から真摯へ
1760 言葉が泣いている 検討から真摯へ  昨今、政治家の常套(じょうとう)語として使われるのは「真摯」だ。以前から国会で使われている常套語の代表ともいえる「検討」という言葉の影が薄くなったほどである。本来「まじめでひたむきなこと」という意味の真摯が、いい加減な言葉として使われているようで残念でならない。折角の言葉も使われ方次第で、品位を失ってしまう典型といっていい。 ...続きを見る

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2019/03/06 08:56
1759 桜の季節そこまで 四季の美しさ見つめて
 1759 桜の季節そこまで 四季の美しさ見つめて  シンガポールから東京にやってきた19歳の留学生が「初めて四季の美しさに目覚めた」ということを書いた新聞の投書を読んだ。「日本は四季がはっきりしていて、自然が美しい」といわれる。しかし、そうした環境に身を置くと、ついそれが普通と思ってしまいがちだ。この留学生のような瑞々しい感覚を取り戻す機会が間もなくやってくる。桜の季節である。 ...続きを見る

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2019/03/04 16:52
1758 ほろ苦い青春の一コマ 肘折こけしで蘇る
1758 ほろ苦い青春の一コマ 肘折こけしで蘇る  先日、友人たちとの会合で懐かしい地名を聞いた。「肘折」(ひじおり)という知る人ぞ知る地域だ。山形県最上郡大蔵村にあり、温泉とこけしで知られている。日本でも有数の豪雪地帯で多いときは4メートルを超すというが、今日現在の積雪量は約2・3メートルだから、この冬は雪が少ないようだ。私の家には数本のこけしがあり、その中に「肘折 庫治」と書かれた1本も含まれている。肘折系こけし工人で著名な奥山庫治の初期の作品なのだが、このこけしを見る度にほろ苦い経験を思い出す。 ...続きを見る

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2019/02/27 13:58
1757 知的好奇心あふれる人たちとの出会い なぜ本を読むのか
1757 知的好奇心あふれる人たちとの出会い なぜ本を読むのか  人はなぜ本を読むのか。それぞれに考え方はあるだろう。ルネサンス期の哲学者、ベーコンの考えは一つの見識でもある。それは時代が変わっても共感できる部分が少なくない。スマートフォンの時代となり、読書人口は減っているといわれる。だが、やはり読書は人生にとって欠かせない重みを持つ。 ...続きを見る

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2019/02/26 08:52
1756 消えゆく校歌 ラオスとベトナムで歌い継がれる2つのメロディー
1756 消えゆく校歌 ラオスとベトナムで歌い継がれる2つのメロディー  いま、日本の各地から懐かしいメロディーが消えつつある。校歌である。少子高齢化に伴う人口減少、東京をはじめとする大都市圏への人口の一極集中などによって公立学校の廃校が相次いでいるからだ。当然、校歌を歌う子どもたちの姿は少なくなり、校歌は卒業生の思い出の中に残るだけになってしまう実情が続いている。こんな中、福島県で間もなく廃校になる小学校と統合で消えた小学校の2つの校歌が東南アジアの山岳辺境地帯で歌われているという。嬉しい話題である。どんな経緯があったのだろうか。 ...続きを見る

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2019/02/20 17:00
1755 まさか、まさかの時代 トランプ大統領ノーベル平和賞推薦
1755 まさか、まさかの時代 トランプ大統領ノーベル平和賞推薦  米国のトランプ大統領が、北朝鮮問題で安倍首相からノーベル平和賞に推薦されたことを明らかにした。問題の多いトランプ氏をなぜ平和賞に推薦するのか、どうして? と、首をひねった。だが、トランプ氏は「あのオバマがもらったのだから、私ももらって当然」と思っているのかもしれない。トランプ氏が大統領に当選したこと自体、米国のメディアが予想もしなかった「まさかの時代」だから、ブラックユーモアと笑っていることもできない。 ...続きを見る

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2019/02/18 22:10
1754 若者の未来奪った五輪の重圧 円谷幸吉の自死から51年
 1754 若者の未来奪った五輪の重圧 円谷幸吉の自死から51年  東京五輪のマラソンで銅メダルを獲得した円谷幸吉が自殺をしたのは1968(昭和43)年1月9日のことである。27年の短い生涯だった。あれから51年の歳月が流れている。円谷の自殺に関しては当時から、次のメキシコ五輪で金メダルをという重圧を受ける中での腰の故障による不調、指導を受けていた自衛隊体育学校のコーチの左遷、結婚の破談が重なったことが要因との見方が強い。これを世に広めたのはベストセラー『深夜特急』の作者、沢木耕太郎のノンフィクション作品だった。最近、沢木の作品の内容に疑問を呈する小説を読み、... ...続きを見る

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2019/02/15 14:48
1753 天に通じる肉親の言葉 池江選手の白血病公表
1753 天に通じる肉親の言葉 池江選手の白血病公表 「人事を尽くして天命を待つ」というよく知られた言葉がある。「人としてできる限りのことをして、その結果は天の意思に任せるということ」(大修館書店・明鏡国語辞典)という意味だ。中国南宋時代の政治家で儒学者、胡寅(こいん)が記した『読史管見』にある「人事を尽くして天命に聴(まか)す」が出典といわれる。水泳の池江璃花子選手が白血病であることを公表したニュースを聞いて、この言葉を思い浮かべた人は少なくないだろう。 ...続きを見る

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2019/02/13 09:46
1752『メロディに咲いた花たち』 人々に愛される四季の花と歌の本
1752『メロディに咲いた花たち』 人々に愛される四季の花と歌の本  花をテーマにした歌は少なくない。四季折々の花を歌ったメロディは心を和ませてくれる。そうした花の歌を集めた『メロディに咲いた花たち』(三和書籍)という本が、このほど出版された。この本には歌の紹介に合わせてさまざまな花の写真も掲載されている。この頁の写真、「アザミ」(本では平仮名)の花は以前の私のブログに載せたものを提供したものだ。それにしても詩(詞)の題材として、多くの花が人々に愛されることをこの本は教えてくれる。 ...続きを見る

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2019/02/09 09:25
1751 聖書と日本の政界 北の空を凝視する風見鶏
1751 聖書と日本の政界 北の空を凝視する風見鶏  近所に地区の集会所があり、屋根に風見鶏の飾り物が付いている。風見鶏は鶏をかたどった風向計・魔除けのことで、ヨーロッパでは教会や住宅の屋根に取り付けられていて珍しくないという。だが、周辺ではここ以外にあまり見かけない。神戸あたりは多いのかもしれない。なかなか風情があるのに日本では「政界の風見鶏」というように、芳しくない意味に使われ、風見鶏にとって迷惑なことに違いない。最近もこの言葉を連想させるニュースに接し、気分が悪くなった。 ...続きを見る

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2019/02/05 15:48
1750 厳寒の朝の話題 ジャーナリズムの原点
1750 厳寒の朝の話題 ジャーナリズムの原点  今朝の最低気温は氷点下1度で、この冬の最低を記録した。寒い地方の人から見れば、千葉はその程度なのといわれるかもしれないが、やはり体にこたえる。毎朝、近所の広場で続いている6時半からのラジオ体操の参加者は、真夏だと約40人いる。それなのに今朝は9人しかいなかった。 ...続きを見る

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2019/01/28 16:44
1749 本土作家が描いた苦闘する沖縄の姿 真藤順丈『宝島』を読む
1749 本土作家が描いた苦闘する沖縄の姿 真藤順丈『宝島』を読む  沖縄には「ナンクルナイサ」(どうにかなる、何とかなるから大丈夫)という言葉がある。だが、この本を読んで、言葉の響きは軽くてもその意味は重いのではないかと考えた。それほどに本土に住む私でも胸が苦しくなるほど、沖縄は米軍と日本政府に苦しめられたことが理解できるからだ。それに抗った若者を描いたのが直木賞を受賞したこの作品である。賞の選考委員は「明るい内容」と評した。そうだろうかと思う。この本は4人の男女を軸にした1952年から1972(本土復帰)年までの沖縄の苦闘の物語である。 ...続きを見る

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2019/01/24 09:26
1748「崎山公園」雑感 続・坂の街首里にて(7)完
1748「崎山公園」雑感 続・坂の街首里にて(7)完  坂の街首里から約3週間ぶりに平坦な千葉に戻ってきた。首里の街は急な上り下りが多く、しかも雨の日は石畳が滑りやすく、歩くことにかなり気を使った。体も疲れやすかった。そんな日々を過ごし、わが家周辺を歩くと、妙に足が軽い。スポーツジムで鍛える必要がないほど、首里での生活は筋力トレーニングになったようだ。 ...続きを見る

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2019/01/17 07:42
1747 苦しい経験を生きる糧に 引退の稀勢の里へ
1747 苦しい経験を生きる糧に 引退の稀勢の里へ  大相撲の横綱稀勢の里が引退した。横綱在位12場所、15日間を皆勤したのはわずか2場所という短命な横綱だった。記録面から見ると、不本意な力士生活の頂点だったといえる。だが、なぜか気になる存在だった。それは相撲ファンに共通する見方だったかもしれない。 ...続きを見る

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2019/01/16 20:28
1746「魅力に満ちた伝統建築と風景のものがたり」続・坂の街首里にて(6)
1746「魅力に満ちた伝統建築と風景のものがたり」続・坂の街首里にて(6)  沖縄在住20年になる友人が、沖縄の建築物と風景を紹介するコラムを書き続けている。過日、その友人に会い懇談した。沖縄の魅力に惹かれて夫とともに本島中部の本部町に移住した友人はすっかり沖縄の人になっていた。 ...続きを見る

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2019/01/11 14:12
1745「美しく花開くためには」 続・坂の街首里にて(5)
1745「美しく花開くためには」 続・坂の街首里にて(5) 「むせび哭く み魂の散りしか この丘に かすかにひびく 遠き海鳴り」――悲しみを歌ったこの短歌があるのは、沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念公園だ。この公園にはこれまで何度か足を運んだ。しかし、高台にある各都道府県の碑には初めて行った。そこは私たち以外には人影はなかった。遥か遠くに神が宿る島といわれる久高島が見えた。 ...続きを見る

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2019/01/08 20:24
1744 辺戸岬の「復帰闘争碑」 続・坂の街首里にて(4)
1744 辺戸岬の「復帰闘争碑」 続・坂の街首里にて(4)  沖縄本島最北端の辺戸岬に行った。首里から車で約2時間半。断崖の下に広がる冬の海は白波を立て、以前見たような既視感を抱いた。そうだ。ユーラシア大陸最西端のポルトガルのロカ岬と印象が似ているのだ。ロカ岬にはポルトガルの国民詩人といわれるルイス・デ・カモンイスの詩の一節「「ここに地終わり海始まる」が刻まれた十字架の石碑が建っていた。一方、辺戸岬には「祖国復帰闘争碑」と社会派の俳人、沢木欣一の句碑の2つが建っていた。「全国の そして世界の友人へ贈る」という書き出しの前者の碑を読みながら、沖縄の現状はこ... ...続きを見る

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2019/01/06 18:28
1743 琉球王朝の初春儀式を見る 続・坂の街首里にて(3)
1743 琉球王朝の初春儀式を見る 続・坂の街首里にて(3)  新年を首里で迎えた。すぐ近くの首里城では約450年続いた琉球王朝時代に行われていた正月の儀式が公開された。初もうでは首里城周辺の3つの寺を回った。私の干支・酉年にちなむ寺で引いたおみくじは大吉だった。さて、今年の世相はどうなるのだろう。沖縄の2つの新聞の社説は「[辺野古 重大局面に]国会で説明責任果たせ」(沖縄タイムス)、「新年を迎えて 日本の民主主義は本物か」(琉球新報)――という見出しで、米軍普天間飛行場の辺野古移設に伴う新基地建設を政府が強行している問題に触れていた。    琉球・沖... ...続きを見る

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2019/01/02 18:20
1742 沖縄の正史と 稗史 続・首里の坂道にて(2)
1742 沖縄の正史と 稗史 続・首里の坂道にて(2)  歴史には正史と 稗史(はいし)・外史がある。正史は権力を持った側が自分の都合のいいように書いたといっていい。権力側=正義、反権力側=悪――という構図である。その構図が真実かどうかは分からない。普天間基地移転と名護市辺野古への新基地建設問題は、後世の人にはどのように受け止められるのだろう。 ...続きを見る

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2018/12/31 22:19
1741 歳末雑感 続・坂の街首里にて(1)
1741 歳末雑感 続・坂の街首里にて(1)  那覇の首里にいる。最高気温16度と寒く、風も強い年末だ。そんな中、居酒屋のオープンテラスで、夕食のひと時を送った。沖縄の人たちも寒そうにしながら道を歩いている。テレビでは、北海道や日本海側の地方の雪の景色を映し出している。 ...続きを見る

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2018/12/29 10:40
1740 続・一筋の道 ある健康法
1740 続・一筋の道 ある健康法  知人の八木功さん(84)は、このブログで何回か取り上げていますが、東京・蒲田を中心に羽根つき餃子として有名になった「你好」(ニーハオ)の創業者です。9月の新橋店に続いて23日に新宿店が歌舞伎町にオープンしましたので、現在「你好」は宴会用の店を除いて11店になります。「アメリカン・ドリーム」という言葉がありますが、八木さんの場合もこれに当てはまり、まさしく「立志伝中の人」といえるでしょう。そして、その八木さんを支えているのが頑健な体なのです。 ...続きを見る

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2018/12/24 15:45
1739 一筋の道を歩んだ運慶 史実とフィクションを考える
1739 一筋の道を歩んだ運慶 史実とフィクションを考える  奈良東大寺は盧舎那仏(奈良の大仏)だけでなく、南大門の金剛力士立像(向かって左が阿形=あぎょう、右が吽形=うんぎょう)もよく知られている。この二王像は運慶・快慶(運慶の兄弟子)らによる鎌倉彫刻の傑作といわれる。梓澤要(本名・永田道子)の『荒仏師運慶』(新潮文庫)には、この二王像制作過程だけでなく、仏師として一筋の道を歩んだ運慶の生涯が活写されている。現代でも弛みなく一筋の道を進んでいる人は少なくないだろう。私の周囲にもそんな知人が存在する。 ...続きを見る

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2018/12/24 13:13
1738 歳末雑感 「接続狂の時代」について 
 1738 歳末雑感 「接続狂の時代」について   チャップリンによる「黄金狂時代」(1925)「殺人狂時代」(1947)という2本の名画がありますね。この2本の映画の題名を彷彿とさせる言葉に出会いました。「接続狂の時代」です。詩人の高橋郁男さんが詩誌に連載している、小詩集で書いていました。これはまさに、スマートフォンに頼る現代社会の人々の姿をとらえた言葉ではないかと、私は思うのです。 ...続きを見る

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2018/12/18 14:57
1737「12・14は屈辱の日」 名護市の土砂強行投入、民意は?
1737「12・14は屈辱の日」 名護市の土砂強行投入、民意は?  沖縄に関する動きの中で、幾度となく「沖縄県民の気持ちに寄り添う」という言葉が使われた。6月23日の沖縄全戦没者追悼式と10月12日の玉城デニー沖縄知事との会談で安倍首相が、さらに10月9日の翁長知事県民葬で首相の言葉を代読した菅官房長官もオウム返しのようにこの言葉を並べた。しかし、この言葉が全くのまやかしだったことが、米軍普天間飛行場移設工事に関連し名護市辺野古沿岸部に政府が土砂を強行投入したことではっきりした。 ...続きを見る

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2018/12/15 15:50
1736 犯人は過酷な人生? 3億円事件から50年
1736 犯人は過酷な人生? 3億円事件から50年  東京・府中で3億円事件が発生したのは今から50年前の1968年12月10日だった。「強盗罪」なら公訴時効は10年だが、この事件は「窃盗罪」に該当したため7年後の1975年12月10日に時効となり、警視庁の捜査本部も解散した。時効成立後43年が経ている。だが、時として真犯人を名乗って話題を集めるケースが少なくないのは、この事件が日本の犯罪史上、現金を奪う(正確には盗む)手口が鮮やかなうえ、当時としては巨額の被害額だったことがあげられる。 ...続きを見る

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2018/12/11 22:46
1735 77年前の12月の朝 NBCがAPの至急報
1735 77年前の12月の朝 NBCがAPの至急報  今から77年前の1941(昭和16)年12月8日未明(ハワイ時間7日朝)、旧日本軍は米国のハワイ真珠湾を奇襲攻撃した。この朝ラジオで大本営発表を聞いた多くの日本国民は狂喜し、大国を相手にした戦争に勝てると信じた。一方、攻撃された米国では、どのように報道されたのだろう。AP(米国の通信社)の社史『ブレーキングニュース』(緊急速報の意)には、それが詳しく紹介されている。以下はその要約。 ...続きを見る

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2018/12/08 22:38
1734 生きている化石の木が紅葉 街路樹の新興勢力・メタセコイア
1734 生きている化石の木が紅葉 街路樹の新興勢力・メタセコイア  手元に『巨樹』(八木下博著・講談社現代新書)という本がある。日本各地に存在するイチョウ、ケヤキ、カツラ、マツ、スギ、クスノキ、トチ、サクラなどの大木を紹介したものだ。この中に高さが25メートル〜30メートルのメタセコイア(和名、アケボノスギ)はない。実はこの木は前述の木々に比べると、日本では比較的新しい木なのだという。針葉樹ながら紅葉が美しいメタセコイアとは、どんな木なのだろう。 ...続きを見る

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2018/12/07 17:36
1733 カタカナ交じりの山手線新駅名 難しい言葉の選択
1733 カタカナ交じりの山手線新駅名 難しい言葉の選択  JR山手線田町〜品川間にできる新しい駅名が「高輪ゲートウェイ」と決まった。公募した新駅名では130位(36票)だったというニュースを見て、国鉄が民営化された当時、愛称として選ばれた「E電」のことを思い出してしまった。駅名だからすたれることはないだろうが、私自身は好きな名前ではない。 ...続きを見る

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2018/12/06 15:23
1732 過去・現在・未来 詩誌『薇』から
1732 過去・現在・未来 詩誌『薇』から  埼玉在住の詩人たちの同人詩誌『薇』の19号が届いたのを機会にこの詩誌のバックナンバーを取り出し、頁をめくってみた。創刊号に印象深い詩が掲載されていたことを思い出したからだ。この詩誌は2009年12月に創刊、年2回発行されている。今号は創刊時からのメンバーだった石原武さん追悼号となっており、この詩人の5つの詩のほか、メンバー8人の作品と「小景」というエッセーで石原さんをしのんでいる。 ...続きを見る

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2018/12/04 14:26
1731 暮れ行く初冬の公園にて ゴッホの「糸杉」を想う
1731 暮れ行く初冬の公園にて ゴッホの「糸杉」を想う  大阪市の長居公園(東住吉区)のすぐ近くに住む友人は、この公園の夜明けの風景を中心にした写真をフェイスブックに載せている。最近は夜明けではなく、夕暮れの光景をアップしていた。そのキャプションには「烏舞う夕暮れ。11月27日夕、長居公園。ゴッホの絵を想起」とあった。それはゴッホが好んで描いた「糸杉」の絵と印象が似ている。暮れ行く初冬の公園の姿は、たしかにゴッホの世界を彷彿とさせるのだ。 ...続きを見る

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2018/12/01 15:16

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