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小径を行く

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小径を行く
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自宅周辺には大雨を調整するための人工池やけやき並木の遊歩道があり、四季折々自然を楽しんでいます。こうした自然を友にした散歩の途中、現代世相について諸々考えることがあります。2006年9月からスタートし、1500回を超えたこのブログは、そうした私の日常雑感をつづっています。










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タイトル 日 時
1533 「ありがとうハワイの病院」 人間魚雷・元兵士の記録
1533 「ありがとうハワイの病院」 人間魚雷・元兵士の記録  安倍首相が今月末、ハワイ真珠湾を慰霊訪問するという。75年前の1941(昭和16)年12月8日、多くの日本人は山本五十六率いる連合艦隊の「奇襲攻撃」に狂喜した。一方、アメリカでは「リメンバーパールハーバー」という言葉が使われた。日本の開戦通告が攻撃開始より遅れたため、卑怯な戦法として「12・8」は米国民には忘れてはならない屈辱の日となった。それほどこの奇襲攻撃に怒ったアメリカは、太平洋戦争で捕虜にした日本兵をハワイでどのように扱ったのだろう。手元にある一冊の戦争体験記録を読み返した。 ...続きを見る

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2016/12/07 18:19
1532 便利さで失ったもの 『薇』・詩人たちの考察 
1532 便利さで失ったもの 『薇』・詩人たちの考察   現代社会は便利さを追求するのが当たり前になっている。しかし、それによって、人間は楽になるかといえば、そうでもない。コンピューターは世の中の進歩に役立った。パソコンの導入によって企業の事務処理能力が格段に楽になったはずだが、仕事量は相変わらずだし、紙の消費量も減らない。便利さとは何だろうと考えるは私だけではないだろう。 ...続きを見る

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2016/12/02 16:58
1531 音楽は希望の使い 市民オーケストラの映画「オケ老人」
1531 音楽は希望の使い 市民オーケストラの映画「オケ老人」  「オケ老人」という題名に惹かれて映画を見た。老人が中心の市民オーケストラを、杏演ずる高校の数学教師が指揮するストーリーだ。杏の指揮ぶりが真に迫り、オーケストラのメンバー役の俳優はベテラン(笹野高史、左とん平、小松政夫、石倉三郎、藤田弓子、茅島成美ら)をそろえ、映画の面白さを引き立てている。 ...続きを見る

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2016/12/01 11:35
1530 M君の急逝 セネカの言葉で考える人生の長短
1530 M君の急逝 セネカの言葉で考える人生の長短   中学時代の同級生だったM君が急逝した。ことし7月一緒に旅行をしたばかりで、訃報に耳を疑った。故郷・福島での会合に出て、川崎の自宅に戻った直後のことだったという。ローマ帝国時代の政治家でストア学派の哲学者ルキウス・アンナエウス・セネカは「生きることは生涯をかけて学ぶべきことである」(道徳論集『人生の短さについて他2篇より』と述べている。M君の急逝を聞いて、人生について考えさせられた。 ...続きを見る

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2016/11/26 21:59
1529 初雪にしてこんなに積もるとは 冬の歌を聴く
1529 初雪にしてこんなに積もるとは 冬の歌を聴く  まだ11月は1週間あるというのに、初雪が降り、数センチは積もった。わが家周辺は一面銀世界の様相を呈し、折角咲き始めた皇帝ダリアの花はしぼみ雪の重みで枝が折れそうだ。11月に雪が降り、しかも積もるなんて、驚くばかりである。 ...続きを見る

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2016/11/24 14:30
1528 自然公園の晩秋風景 狙いはカワセミとカメラ老人
1528 自然公園の晩秋風景 狙いはカワセミとカメラ老人  かざす手のうら透き通るもみぢかな 大江 丸 ...続きを見る

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2016/11/17 15:34
1527 未来信じる日本語ガイド  水上生活者の子ども相手に私設の学校
1527 未来信じる日本語ガイド  水上生活者の子ども相手に私設の学校  知人がカンボジアのプノンペンで、一人のガイドに出会った。送られてきた知人の旅行記は、ガイドのことを「氏」という敬称をつけて表現していた。それはなぜなのだろう。読み進めるうちにその理由が分かった。ガイドは私設の学校をつくり、子どもたちに勉強を教えるボランティアだったからである。 ...続きを見る

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2016/11/13 08:51
1526 文革時代の寒村の悲しみ 曹乃謙著『闇夜におまえを思ってもどうにもならない』
1526 文革時代の寒村の悲しみ 曹乃謙著『闇夜におまえを思ってもどうにもならない』  人間は欲望を求める動物である。「食欲、睡眠欲、性欲」が3大欲望といわれるそうだが、このほかにも物欲、金銭欲、名誉欲と欲望は果てしない。だが、その欲望を満たすことできない存在も少なくない。曹乃謙著(杉本万里子訳)『闇夜におまえを思ってもどうにもならない』(論創社)は、睡眠欲を除いてほとんどの欲望を満たすことができない、寒村の人々を描いたユーモアとペーソスが入り混じった独特の文体の小説である。 ...続きを見る

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2016/11/12 12:37
1525 芭蕉は何を思うのか 唇寒し秋の風
1525 芭蕉は何を思うのか 唇寒し秋の風 物いへば唇寒し秋の風 人の悪口を言った後に、なんとなく自己嫌悪に襲われ、後味の悪い思いをすることのたとえに使われる、松尾芭蕉の句(芭蕉庵小文庫)である。ちなみに芭蕉の座右の銘は「人の短をいふ事なかれ 己が長をとく事なかれ」(中村俊定校注『芭蕉俳句集』)である。芭蕉自身が言葉の使い方で後悔した経験があるかどうかは分からない。それにしても昨今、この句をつい口にしてしまうような出来事が相次いでいる。言葉が軽い時代なのである。 ...続きを見る

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2016/10/22 13:59
1524 ボブ・ディランのノーベル文学賞 サルトルは拒否したが……
1524 ボブ・ディランのノーベル文学賞 サルトルは拒否したが…… 《「キューバ危機」の時、ディランは、ソ連からの攻撃を想定した小学生の頃の訓練を思い出していたのかもしれない。》 ...続きを見る

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2016/10/13 21:08
1523 読書家の生きた証 本を愛して
1523 読書家の生きた証 本を愛して 9月末に亡くなった先輩は読書家だった。同時に、渥美清主演の映画「男はつらいよ」をこよなく愛した人情家だった。 ...続きを見る

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2016/10/12 18:53
1522 中国の旅(9)完 神秘の街での雑感
1522 中国の旅(9)完 神秘の街での雑感 今回の旅で最初に行ったのは、旅順である。正確には大連市旅順口区という。日露戦争の舞台でもあり、その後多くの日本人が住んだ。知人もここで生まれたこの街は近年まで対外開放されることなく、神秘の地ともいわれたそうだ。 ...続きを見る

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2016/10/11 21:52
1521 中国の旅(8) 神風運転の車に乗って……
1521 中国の旅(8) 神風運転の車に乗って…… 特に途上国に行って車の運転をしようとする人は自分の腕に自信があるか、必要に迫られて仕方なく、という場合が多いのではないかと思う。例えば、私は東南アジアのタイやベトナムで「運転を」と言われても、辞退する。車の洪水の中で立ち往生してしまうのがオチだと思うからだ。それは中国の場合も同様と、実感した。 ...続きを見る

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2016/10/10 08:54
1520 中国の旅(7) サービスについて、ある体験
1520 中国の旅(7) サービスについて、ある体験 以前、中国を訪れた際、社会主義の国なのだからサービスは不要だというような、店員の態度に腹を立てたことがあった。物を買うと、お釣りを投げ「ありがとう」も言わない。これが中国とあきらめた時期もあった。だが、いまやそうした態度をとる店員はほとんどいない。……はずだった。だが、大連市内の有名宴会場で、昔の中国を思い出してしまうほどの残念な体験をしてしまった。店側の従業員教育に問題あり、というケースだった。 ...続きを見る

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2016/10/09 21:19
1519 中国の旅(6) 若き知日派たち
1519 中国の旅(6) 若き知日派たち いま、日本と中国の関係は「非常に」という形容詞がつくほどギクシャクしている。政冷経熱といわれて久しい。今回の旅で2組の若い世代の夫妻にお世話になった。この人たちは日本通で、知人の家族のような存在だ。互いに日本と中国を行き来する知人と若い2組の夫妻に日中間の壁はないと感じた。 ...続きを見る

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2016/10/08 14:40
1518 中国の旅(5) いまは?のアカシアの大連
1518 中国の旅(5) いまは?のアカシアの大連 中国の旅に、私は何冊かの本を持って行った。その中に清岡卓行著『アカシヤの大連』も入っている。大連で生まれ育った清岡の自伝的小説ともいえる作品で、アカシアが香る美しい街としての大連が描かれている。32年前、初めてこの街に足を延ばしたときには、この作品の記述を裏付けるような、美しさが残っていた。だが、いまその面影はない。 ...続きを見る

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2016/10/07 13:02
1517 中国の旅(4) 中国の高齢者たち 
1517 中国の旅(4) 中国の高齢者たち  知人は、旅順で生まれ、この町で1年間だけ小学校に通っている。その小学校を探して歩いていると「旧八一零歴育退休職工活動室」と書かれた平屋の建物が目に入った。文字を読むと、定年退職者専用の建物のようだ。中国にはこのような、定年退職者が集まってゲームを楽しむ娯楽用施設があるらしい。中に入ると八畳間ほどの広さの部屋があり、そこで4人(女性3人と男性1人)が麻雀、2人(男性同士)が中国将棋を楽しんでいた。それぞれのゲームを立って見ている人もいる。この人たちは恵まれた人たちに違いない。 ...続きを見る

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2016/10/06 21:10
1516 中国の旅(3) 日本人と中国人
1516 中国の旅(3) 日本人と中国人 海外、特にヨーロッパなどを旅していると、あなた(あるいは君)は中国人かと聞かれた経験を持つ日本人は少なくないはずだ。欧米人から見たら、日本人と中国人、あるいは韓国人の見分けはつかないのかもしれない。私たち日本人は中国人や韓国人はほぼ見分けがつくし、逆の立場でも分かるはずだ。そこで、中国の旅で経験した面白いエピソードを紹介したい。 ...続きを見る

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2016/10/05 21:48
1515 中国の旅(2) 内モンゴル草原になびくハダク
1515 中国の旅(2) 内モンゴル草原になびくハダク モンゴルの人々はハダクという青い絹の布を大事にする。それは中国・内モンゴルでも同様だ。内モンゴルの工業都市、包頭から車で2時間半かけて希拉穆仁(シラムレン)(モンゴル語で黄色い川の意味)という名の草原に行った。内モンゴルなのだからモンゴル族の人々がほとんどと思ったが、このあたりの包(パオ)で暮らしているのは多くが漢族の人たちだった。だが、ハダクを敬う風習は変わっていなかった。 ...続きを見る

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2016/10/04 09:35
1514 中国の旅(1) 内モンゴル・薩拉斉にて
1514 中国の旅(1) 内モンゴル・薩拉斉にて 82歳になる知人がいる。生まれてから45年間を中国で暮らし、その後日本に移り、いまも中華料理の現役の料理人として働き続けている。9月下旬、中国でこの人がどんなところに住み、どんな生活をしていたのかを見たり、聞いたりするため一緒に中国を旅し、日本人の姿を見たことがないという内モンゴルの町にも足を踏み入れた。この旅の模様を何回かに分け、報告する。 ...続きを見る

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2016/10/03 17:57
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう きょうは「へちま忌」だった。俳人正岡子規がこの世を去ったのは114年前の1902年(明治35)9月19日のことである。絶筆の3句で糸瓜を詠んでいることから、いつしかこのように呼ばれるようになったのだという。このところ急に涼しくなってきた。秋の彼岸である。子規の一句。「一日は何をしたやら秋の暮」を思い出した。 ...続きを見る

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2016/09/19 22:19
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物 ことしの日本列島は、台風による大雨で各地に大きな被害が出ている。北海道では農作物への影響も少なくない。温暖化による気象変動が激しい季節だが、秋の彼岸も近い。間もなく彼岸花(別名、曼珠沙華)も開花するだろう。たまたまこの花のことを調べていたら、かつて彼岸花は飢饉のときを考えて食用として植えたものであるという話が『つい誰かに話したくなる雑学の本』(講談社+α文庫)に載っていた。球根に毒があるという彼岸花がどうして食用になったのだろう。 ...続きを見る

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2016/09/08 17:20
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌 朝も秋ゆうべも秋の暑さかな  ...続きを見る

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2016/09/02 16:12
1510 マラソン選手の命がけの抗議 スポーツの政治利用とは
1510 マラソン選手の命がけの抗議 スポーツの政治利用とは リオ五輪の男子マラソンで銀メダルを獲得したエチオピアのフェイサ・リレサ選手(26)が額の前で両手を交差させるポーズでゴールインし、圧政を続けるエチオピア政府への抗議だと表明した。帰国すれば殺さるかもしれないという「命がけ」の抗議だった。リレサ選手のこんな行為があったあと、閉会式で安倍首相がアニメのキャラクター、マリオになって登場したのを見て違和感を持った。 ...続きを見る

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2016/08/25 21:44
1509  ジャーナリズムの役割とは むのたけじさんのこと
 1509  ジャーナリズムの役割とは むのたけじさんのこと 《ジャーナリズムとは何か。ジャーナリズムの「ジャーナル」とは、日記とか航海日誌とか商人の当座帳とか、毎日起こることを書くことです。それをずっと続けていくのが新聞。それは何のためかというと、理由は簡単で、いいことは増やす、悪いことは二度と起こらないようにする。ただ、それだけのことです。ところが、最近のジャーナリズムはそこが抜けてしまっている。新聞も「商品」になってしまいました。だから、ニュースではなくてトピックスになっている。いまのジャーナリズムは、いわばトピックスのつまみ食いにすぎない。》(岩波... ...続きを見る

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2016/08/22 17:03
1508 この世は美しく甘美な人の命 お盆に思う
 1508 この世は美しく甘美な人の命 お盆に思う 日が暮れて草のにほひの盆の寺(今井杏太郎 ) お盆である。昨日夕、家族で墓参りをした。寿陵(生前墓)であるわが家の墓にはお骨は入っていない。 ...続きを見る

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2016/08/14 21:22
1507 銀メダリストのフェアプレー精神 最後で内村に逆転されたが……
 1507 銀メダリストのフェアプレー精神 最後で内村に逆転されたが…… このところオリンピックからフェアプレー精神は失われ、勝つことが最優先になっている印象が強い。だが、開催中のブラジル・リオ五輪でフェアプレー精神が健在であることを知り、心が和んだ。それは日本時間11日早朝(現地時間10日夕)に行われたリオ五輪の体操男子個人総合で内村航平(27)が、トップに立っていたウクライナのオレグ・ベルニャエフ(22)を最後の演技種目・鉄棒で逆転し、ロンドン大会に続いて2連覇を飾った試合後の話である。 ...続きを見る

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2016/08/12 12:20
1506 野球界の光と影 イチローの3000本とAロッドの引退
1506 野球界の光と影 イチローの3000本とAロッドの引退 8日(現地時間7日)大リーグ、マーリンズのイチローが3000本安打を達成した。一方、3000本安打を打っているヤンキースのアレックス・ロドリゲスが引退を表明した。2人は対照的な打者だった。「細くて小さなプレーヤーが、巧みなバットコントロールで安打製造機となり、塁に出れば走りまくる、またライトの守備では、しばしば美技を見せるうえに、矢のような送球で走者を刺したり、釘付けにする」(戸部良也『プロ野球英雄伝説』講談社学術文庫)イチローに対し、豪快なホームランバッターで巨額の移籍金や薬物使用で出場停止が... ...続きを見る

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2016/08/08 11:23
1505 被爆者たちの死の舞踏 71年前の人類の悲劇の体験
1505 被爆者たちの死の舞踏 71年前の人類の悲劇の体験 きょう6日は、広島原爆の日だった。河野治彦『灯篭流し 陽の目を見なかった父の原爆小説』(文芸社)を読み返した。原爆投下から終戦までの1週間の広島の街の実情を記した手記である。痛みに耐えるために地団駄を踏む格好をしながら、経を読むように一つの場所を回り続ける被爆者のことが描かれている。小説と銘打っているが、これは71年前の真実だ。 ...続きを見る

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2016/08/06 17:56
1504 千代の富士挽歌 風は過ぎ行く人生の声
1504 千代の富士挽歌 風は過ぎ行く人生の声 8月になった。ことしの立秋は7日だから、暦の上での夏はきょうを含めてあと6日しかない。とはいえ、心地よい秋の風が吹くのはまだだいぶ先のことだ。盛夏の昨7月31日、大相撲で初めて国民栄誉賞を受賞した第58代横綱千代の富士が亡くなった。61歳という早すぎる死を悼みながら、国技館で初めて千代の富士を見た時のことを思い出した。 ...続きを見る

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2016/08/01 11:25
1503 ロッキード事件40年 様変わりした検察 
1503 ロッキード事件40年 様変わりした検察  NHKTVでロッキード事件特集が放送された。のちに検事総長となる吉永祐介氏が東京地検特捜部副部長・主任検事として様々な困難を乗り切って田中角栄元首相の逮捕にこぎつけるが、もう一つの捜査ターゲット、自衛隊のP3C導入をめぐる疑惑は解明されなかったことを資料や証言で構成した番組だった。ロッキード事件が発覚して今年で40年。首相の犯罪を摘発した検察は弱体化し、見る影もない。 ...続きを見る

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2016/07/26 09:10
1502 あすなろ物語 横綱目指す稀勢の里
1502 あすなろ物語 横綱目指す稀勢の里 大相撲の大関・稀勢の里は名古屋場所も優勝できなかった。夏場所と名古屋場所で連続して「綱取り」の場所といわれながら優勝できずに場所を終えている。辛口の解説者、北の富士さんは「稀勢の里を横綱にさせたい後援会の会長になりたいくらいだ」と広言する。歯がゆくても横綱になるだけの力量があるのは、いまは稀勢の里しかいないから、そう言うのだろう。そんな稀勢の里には「アスナロ」の言葉がぴったりする。 ...続きを見る

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2016/07/25 16:17
1501 新しい運動用具との出会い 夏の風物詩・ウォーキング用ポール
1501 新しい運動用具との出会い 夏の風物詩・ウォーキング用ポール プロ野球、広島カープの黒田博樹投手(41)が日米通算200勝を達成し、大投手の仲間入りを果たした。打者の2000本安打とともに、プロ野球選手にとって憧れの記録であり、今後なかなかこの記録を達成する投手は出そうにない。イチローもそうだが、黒田を見ていて感じるのは体の頑健さだ。40を過ぎても、若い選手に負けない体を持っている。私たちも見習いたいと思う。そんな時、一つの運動用具に出会った。ノルディックウォーキング用のポール(ストック)だ。 ...続きを見る

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2016/07/24 15:29
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに 日本各地には、「巨樹」と呼ばれる大木がかなり存在する。福島県いわき市の国宝・白水阿弥陀堂の境内にも、イチョウの大木があった。いわき市の天然記念物に指定され、樹高29メートル、幹回り5・9メートルで、推定樹齢は不明だという(いわき市HPより)。巨樹の本に紹介されている代表的巨樹とは比較にならないが、なかなか風格があって見ていて飽きない。 ...続きを見る

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2016/07/17 21:17
1499 古代ハス咲く白水阿弥陀堂  平泉ゆかりの国宝建築物
1499 古代ハス咲く白水阿弥陀堂  平泉ゆかりの国宝建築物 全国に阿弥陀堂は数多い。阿弥陀如来を本尊とする大小のお堂は身近なものになっている。美しい阿弥陀堂としてよく知られている福島県いわき市内郷の「白水(しらみず)阿弥陀堂」を見る機会があった。真言宗智山派の願成寺にあり、建築物としては福島県で唯一、国宝に指定されている。東日本大震災で傷んだ重文の阿弥陀如来像も修復され、優しい眼差しで人々を見つめていた。 ...続きを見る

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2016/07/13 20:57
1498 危険度増す国際支援活動 不公正・不平等社会とテロ
1498 危険度増す国際支援活動 不公正・不平等社会とテロ バングラデシュの首都ダッカで起きたIS関連グループによるレストランでの外国人を狙った7月1日のテロから8日が過ぎようとしている。日本人7人を含む多くの外国人や警察官が犠牲になった。犯行グループ7人は全員がバングラデシュの若者だった。日本人被害者は英語で「私は日本人だ」と話したが、標的から外れることはなかった。イスラム過激派から見れば日本人も「敵」であることが、今回の事件で追認された。 ...続きを見る

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2016/07/09 22:16
1497 五輪哀歌 アナクロとグローバル化と
1497 五輪哀歌 アナクロとグローバル化と ブラジルのリオ五輪が近づいているせいか、昨今の新聞には五輪関連のニュースが少なくない。朝刊には「国歌歌えぬ選手 日本代表ではない」という見出しの記事があり、夕刊には男子ゴルフの松山選手が「リオ五輪辞退」というニュースが載っていた。これらの記事を読んであらためて五輪について考えさせられた。 ...続きを見る

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2016/07/04 21:21
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス 「われらが花を見るのは、植物学者以外は、この花の真目的を耽美するのではなくて、多くは、ただその表面に現れている美を賞観して楽しんでいるにすぎない。花に言わすれば、誠に迷惑至極と歎つ(かこつ)であろう。花のために、一掬の涙があってもよいではないか」 ...続きを見る

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2016/07/03 22:10
1495 パソコンの延命は 内蔵HDD交換にトライ
1495 パソコンの延命は 内蔵HDD交換にトライ パソコンの調子がおかしくなった。フリーズ(マウスが止まったまま応答しないこと)が頻発し、強制終了して立ち上げようとすると、画面が暗いままの状態が続く。いよいよ寿命かと思う。2009年製だから7年目のパソコン(NECのデスクトップ型)だ。しかし、このままデータを失ってしまうのは悔しい。どうしたものかと考えた。行き着いたのは、内蔵ハードディスクドライブ(HDD、円盤を高速で回転し、磁気ヘッドを移動することにより情報を記録し読み出す記憶装置)の交換だった。 ...続きを見る

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2016/06/26 15:21
1494 雄々しい高橋英吉の《海の三部作》 被災地作品展を見る
 1494 雄々しい高橋英吉の《海の三部作》 被災地作品展を見る 私が高橋英吉という彫刻家の名前を知ったのは、もう36年前のことになる。だが、その作品を見る機会がないまま長い歳月が過ぎてしまった。先日、東京藝大美術館に足を運び、そこで高橋の作品に初めて接した。海に生きる雄々しい漁夫をテーマにした代表作の木彫作品《海の三部作》の《潮音》《黒潮閑日》《漁夫像》が目の前にある。その作品の前で立ち止まり、私は初めて高橋の家族と出会った当時のことを思い出した。 ...続きを見る

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2016/06/16 16:03
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に  梅雨の晴れ間が広がった先日の朝、近くの雑木林からホトトギスの鳴き声が響いてきた。私にはなぜか子どものころから、この鳴き声が「トッキョキョカキョク」(早口言葉で使われる「東京特許許可局」のうち、「東京」を除く)と言っているように聞こえる。初夏の代名詞ともいえる懐かしい「朝の歌」である。この鳥は夜でも鳴くそうだが、朝に聞くと眠気を覚ましてくれる。当て漢字、異称が多い鳥でもあり、それは日本語の奥の深さを感じさせる。 ...続きを見る

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2016/06/13 15:47
1492 コルビュジエの思想 世界遺産になる西洋美術館
1492 コルビュジエの思想 世界遺産になる西洋美術館 建築家、安藤忠雄氏の愛犬の名前は「ル・コルビュジエ」というそうだ。どこかで聞いた名前だ。そう、フランスの20世紀を代表する同名の建築家(1887年10月6日―1965年8月27日)である。上野の国立西洋美術館を含め、彼が設計した建物が世界文化遺産への登録が確実になったというニュースが流れて間もなく1カ月になる。コンクリートの建物は現代では珍しくはない。それを広めたのはル・コルビュジエだった。 ...続きを見る

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2016/06/11 22:11
1491 川上さんの予言 大記録への挑戦続くイチロー
1491 川上さんの予言 大記録への挑戦続くイチロー 大リーグで活躍するマーリンズ・イチローの大記録達成が近づいてきた。8日(日本時間9日)のツインズ戦に出場したイチローは3安打を打ち、メジャー3000本安打まで29本(2971)にまで迫り、メジャー最多安打のピート・ローズの4256本まで日米通算であと7本(4249)になった。「秒読みに入った」という気の早い表現もあるが、いずれにしても通算で新記録は間もなくだろうし、3000本も今シーズン中には間違いなく達成されるだろう。大記録を達成した後のイチローの去就が気になる。 ...続きを見る

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2016/06/09 17:39
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う 梅雨は憂鬱(ゆううつ)な季節だ。じめじめしていて気持ちもカラッとしない。うっとうしいニュースも少なくない。朝、散歩をしていると、道の真ん中にカタツムリが2匹いた。道を横切ろうとしているようだ。カタツムリも懸命に生きようとしているのだろう。 ...続きを見る

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2016/06/08 16:40
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君 「わたしは、ある人が森のなかで道に迷い、とある木の根もとで飢えと疲れとために死にかかったが、肉体的の困憊のため病的になった想像力が彼の周囲にあらわした怪奇な幻像――それを彼は現実であると信じたのだ――によって孤独感をまぬがれた、という話を聞いたことがある。同様に、肉体的および精神的の健全さと力とによって、われわれはこれと似た、しかしもっと正常で自然な付き合いによって絶えずなぐさめられ、自分が決して孤独でないことを知るようになれるのである」 ...続きを見る

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2016/06/04 11:59
1488 都合のいい「新しい判断」 政治に必要なのは「モラルと思想」
1488 都合のいい「新しい判断」 政治に必要なのは「モラルと思想」 「理性ある動物、人間とは、まことに都合のいいものである。したいと思うことなら、何にだって理由を見つけることも、理屈をつけることもできるのだから」。アメリカ独立宣言起草委員の1人で、アメリカ建国の父ともいわれるベンジャミン・フランクリンの言葉である。以前にもこのブログで書いているが、安倍晋三首相の消費税増税再延期の記者会見を聞いて、この言葉を思い出した。 ...続きを見る

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2016/06/02 21:50
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣 野鳥の中で、ヒヨドリは全体が灰色と姿も美しさとは程遠く、鳴き声もピーヨ、ピーヨとやかましい。冬、庭のガーデンテーブルにミカンを置くとメジロがやってくるが、ヒヨドリがついてきてメジロを追い払って、食べ尽くしてしまう。そんなヒヨドリを好きだという人はそういないのではないか。私もヒヨドリは好きになれない。だが、最近、このヒヨドリと付き合う日々が続いている。 ...続きを見る

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2016/05/30 06:17
1486 詩から想像する太古の歴史 最後のネアンデルタール人の哀愁
1486 詩から想像する太古の歴史 最後のネアンデルタール人の哀愁 埼玉県在住の9人の詩人による『薇』という詩誌14号に「最後の一族」という秋山公哉さんの詩が載っている。ヒト属の一種といわれるネアンデルタール人のことを描いた詩である。偶然だが、イギリスの人類学者アリス・ロバーツの『人類20万年 遥かな旅路』(野中香方子訳、文春文庫)を読んでいる。現在進行形なのはこの本が分厚く、内容が濃いためだ。この本にもネアンデルタール人が絶滅したといわれるジブラルタルの旅が記されている。秋山さんの詩を読み、ロバーツの本の頁をめくり太古の歴史を考えた。 ...続きを見る

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2016/05/28 21:46
1485 オバマ大統領の広島訪問の意味 非道さを伝えたAPの第一報
1485 オバマ大統領の広島訪問の意味 非道さを伝えたAPの第一報 「人類が開発した最も恐ろしい兵器――原子の分裂という宇宙の根源的な力によって徹底的な破壊をもたらす原子爆弾――が今日、その凄まじさで日本を驚愕させ、そしてそれがもたらす戦争と平和への潜在的可能性を示し、世界の他の地域をも驚愕させた」 ...続きを見る

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2016/05/27 21:39
1484『わが定数歌』 ある大先輩の歌集から
1484『わが定数歌』 ある大先輩の歌集から 芽を吹きて欅(けやき)は空に濃くなりぬわが「市の樹(まちのき)」と思ひつつ行く ...続きを見る

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2016/05/23 10:40

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