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小径を行く

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小径を行く
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ゴールデンレトリ-バー「hana」との散歩を日課にしています。小さな池の周囲やけやき並木の遊歩道を歩きながら、現代世相について諸々考えることがあります。そんな日常の中で思ったこと、考えたことをつづっていきます。





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タイトル 日 時
棚田にて ある青年との出会い
棚田にて ある青年との出会い 傾斜地に続く棚田は日本を含めて世界各地に存在する。その中で唯一、世界遺産(文化遺産)になっているのがフィリピン・ルソン島の「コルディリェーラの棚田」である。しかし若者たちが村を離れて行き、3割の棚田が後継者不足のため耕作放棄地となって荒廃が進んだとしてこの棚田は「危機遺産リスト」に登録されている。日本国内に数多く存在する棚田もコルディリェーラの棚田と同様、耕作放棄地が増加し美しい景観が消えつつある。そんな棚田を守ろうと一途な行動をしている一人の青年に出会った。 ...続きを見る

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2012/05/19 08:36
みかんの花の季節に 名曲から伝わる自然と人生
みかんの花の季節に 名曲から伝わる自然と人生 いつもの年ならいまごろは庭のみかんの花が満開となり、甘い香りが周囲に漂っている。ことしは桜の開花が例年より1週間以上遅れ、当然のようにみかんの花のつぼみも開かない。「みかんの花咲く丘」(加藤省吾作詞、海沼実作曲)という戦後の日本を代表する童謡の名曲がある。だれでもが郷愁を感じるあの歌である。みかんの北限(太平洋側)は千葉といわれ、私が生まれた東北にはなかった。それだけにこの曲は私にとって憧れでもあった。 ...続きを見る

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2012/05/18 12:58
「虚報」と「真実」 2冊の新聞記者本を読む
「虚報」と「真実」 2冊の新聞記者本を読む 新聞は「社会を映す鏡」といわれる。時代を的確に映し、記録することが新聞の使命ということなのだろう。2冊の本はそうした役割を担ったはずの新聞記者や新聞社が疲弊し、病んでしまった実態を書いている。 ...続きを見る

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2012/05/11 13:11
急ぐ身でも心和む新緑 信楽高原鉄道の短い旅
急ぐ身でも心和む新緑 信楽高原鉄道の短い旅 一両編成の信楽高原鉄道に乗った。貴生川―信楽間14・7キロ。わずか23分という短い旅だ。山間を走るのどかな単線の鉄道で、21年前に大惨事として記録に残る列車同士の衝突事故(42人が死亡し、614人が重軽傷を負った)があったことが信じられない。行きも帰りも車両には私を含めて数人の乗客しかいない。車窓の外には新緑がどこまでも続いていた。 ...続きを見る

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2012/05/10 21:07
いつまで続くかよき伝統と風習 5月の陽光を浴びて
いつまで続くかよき伝統と風習 5月の陽光を浴びて きょう5日はこどもの日であり、端午の節句だ。広辞苑をひくと「古来、邪気を払うため菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を軒に挿し、粽(ちまき)や柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗や鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は『こどもの日』として国民の祝日の一」とある。この日は菖蒲湯に入るのも日本の伝統だった。 ...続きを見る

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2012/05/05 20:30
チャーミングな桃の畑が・・・ 原発事故1年後の福島の春
チャーミングな桃の畑が・・・ 原発事故1年後の福島の春 桃の産地として知られる福島県北の伊達市で、桃が開花したというメールが知人から届いた。甘い香りが漂ってくるような、美しい写真が添付されていた。「天下無敵」「チャーミング」(魅力的)「私はあなたのとりこ」など、桃の花言葉はいろいろあるが、やはり「チャーミング」が似合うと思う。だが、それは自然界を脅かす「魔の手」がないという前提なのだ。美しい写真とともに、原発事故という魔の手によってこの世の春を奪われた畑の姿も写っていた。 ...続きを見る

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2012/05/03 22:41
新緑の季節の木との対話 悲しみ、生きることに耐えられないときは…
新緑の季節の木との対話 悲しみ、生きることに耐えられないときは… 新緑の季節になった。あすから5月。街路樹のけやきの葉の柔らかい緑が散歩をする人たちを優しく包み込んでいる。4月の終わりに、木の話を書いてみる。 ...続きを見る

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2012/04/30 09:06
社会現象を投影した2本の映画 「ハーメルン」と「わが母の記」
社会現象を投影した2本の映画 「ハーメルン」と「わが母の記」 連休に入って2本の映画を見た。双方とも内容は社会派に属し、ともに映像が美しい心に残る作品だった。BSフジで放映された「ハーメルン」(プレカット=縮小版)と話題の「わが母の記」である。 ...続きを見る

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2012/04/29 20:38
悪い奴ほどよく眠る 衰退する日本政治
資金管理団体の土地取引をめぐって、政治資金規正法違反で強制起訴されていた小沢一郎・元民主党代表の判決は、大方の予想通り無罪という結果になった。裁判の過程をみていると強制起訴の根拠である検察の捜査資料の信用性が崩され、国民感情は別にしてこ無罪判決が出る確率が高いのではないかとみられていた。 ...続きを見る

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2012/04/26 22:08
偉大な米大統領・急死の真相 歴史の襞に埋もれた事実を掘り起こした記者魂
偉大な米大統領・急死の真相 歴史の襞に埋もれた事実を掘り起こした記者魂 米国大統領として4選を果たしたのは32代のフランクリン・ローズベルト(1882−1945。日本の新聞の表記はルーズベルが多い)のみで、彼はいまも偉大な大統領として、米国の歴史に名を残している。ローズベルトが静養先の山荘で脳出血のため急死したのは、第2次大戦末期に近い1945年4月12日だった。67年前のことである。 ...続きを見る

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2012/04/22 10:02
植物を潤す穀雨 無残に折られたチューリップ
植物を潤す穀雨 無残に折られたチューリップ 知人から「きょうは穀雨ですね」というメールが届いた。広辞苑によれば24節気の1つで「春雨が降って百穀を潤す意」とある。新聞のコラムを読んでいたら、何紙かが穀雨に触れていた。 ...続きを見る

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2012/04/20 23:03
労苦の鉄道の旅 下川裕治・ユーラシア横断2万キロ
労苦の鉄道の旅 下川裕治・ユーラシア横断2万キロ 沢木耕太郎は「旅する力」という本の中で、「旅には適齢期がある。旅をすることは何かを得ると同時に何かを失うことだが、齢を取ってからの旅は、大事なものを失わないかわりに決定的なものを得ることもないように思える」と書いている。 ...続きを見る

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2012/04/17 20:55
大人も惹きつけられる児童書 沢木耕太郎の「月の少年」
大人も惹きつけられる児童書 沢木耕太郎の「月の少年」 まさか、沢木耕太郎が児童書を書くとは思わなかった。青年時代に香港からからロンドンまでを、バスだけを使って旅をした体験記「深夜特急」でノンフィクション作家としての地位を確立した沢木がこうしたジャンルに挑戦したことが面白いと思ったのか、朝日新聞が時の人を紹介する「ひと」に取り上げた。 ...続きを見る

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2012/04/16 15:40
すがすがしい小説「舟を編む」 言葉を楽しむ三浦しをん
すがすがしい小説「舟を編む」 言葉を楽しむ三浦しをん 朝、散歩をしていると、調整池の周囲にある小さな雑木林の木々が緑の葉を出し始めていることに気がついた。柔らかい朝の陽光が緑の葉を包み込んでいるようだ。本屋大賞に選ばれた三浦しをんの「舟を編む」(光文社)は、朝の風が木々の葉ををかすかに揺らすような、すがすがしさを感じさせる作品だ。 ...続きを見る

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2012/04/15 19:58
水のぶっかけ合戦だ! タイ・ソンクラーンのお祭り 
水のぶっかけ合戦だ! タイ・ソンクラーンのお祭り  タイのソンクラーン(旧正月、4月13―15日)の儀式である水掛け祭りが始まったと、チェンマイに住む知人からメールが届いた。写真を見ると、知人がこの期間は外に出たくないと思うのも理解できる。タイを紹介するHPの中には「狂気の水掛け祭り」と紹介しているものもある。それほど、熱気があるお祭りなのだろう。 ...続きを見る

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2012/04/14 18:08
絵のモデルになりました hanaの4月のつぶやき 9歳のゴールデンレトリーバーです
絵のモデルになりました hanaの4月のつぶやき 9歳のゴールデンレトリーバーです 「一芸に秀でる者は多芸に通ずということわざがある。ある分野を極めた人は他の分野でも優れた才能を発揮することができるという意味だよ」。 ...続きを見る

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2012/04/13 21:35
障害者支援を貫いたある人生 末期がんと闘ったYさん
 障害者支援を貫いたある人生 末期がんと闘ったYさん 知人の女性がこの2月、がんで亡くなった。末期のがんに侵され入退院を繰り返しながら、仕事に最後まで情熱を注いだ人生だった。2月初めに入院し、ついに仕事に復帰することはできなかった。 ...続きを見る

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2012/04/10 21:32
桜の木の下に立ちて 花を楽しむ季節に・・・
桜の木の下に立ちて 花を楽しむ季節に・・・ 「原爆の灰を思い出すから桜の花は嫌いである」という文章を書いたのは評論家の多田道太郎だった。しかし、その後、多田は奈良・吉野山の桜を見て、心に染みたと語ったそうだ。同じフランス文学者で多田の後輩の杉本秀太郎が「花ごよみ」にこう書いている。桜の花は、日本人には特別な存在だ。しかし素直に桜を愛でることができない時もある。 ...続きを見る

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2012/04/09 22:00
五輪代表になる厳しさ 参加することに意義があるのか
ロンドン五輪代表を決める水泳の全日本選手権が開かれている。スポーツジムで20年近くのんびりとマイペースで泳いでいる私から見ると、別の世界の人間が水をかき分けている。それにしても、五輪は狭き門だと思う。 ...続きを見る

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2012/04/07 22:54
原爆投下とトルーマン 「黙殺」との関係を考察した本
原爆投下とトルーマン 「黙殺」との関係を考察した本 米国の第32代大統領、ルーズベルト(本書ではローズベルトと表記)は1945年4月12日脳卒中のため急死した。そのあとを引き継いだのは、副大統領のトルーマンだった。太平洋戦争で、日本の敗色が濃厚になっていた時期だった。米国史上4選の大統領はルーズベルトだけであり、偉大な大統領のルーズベルトからすれば、副大統領はお飾りにすぎなかったため、トルーマンは重要政策の内容を知らされないままに大統領になった。 ...続きを見る

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2012/04/06 16:24
北京の旅(4)完 どこまで続くオリンピック効果
北京の旅(4)完 どこまで続くオリンピック効果 日本に観光に来た中国人が「日本では軽自動車ばかりが目につく。わが国では軽に乗っている人なんていない」という感想を漏らしたそうだ。日本をGDP(国内総生産)で追い越し、米国に次いで世界2位になったことの自信がこんな言葉になって出たのかもしれない。北京市内ではものすごい量の車が走っていて、あちこちで渋滞が続いているが、たしかに目を凝らすと軽自動車は見当たらない。 ...続きを見る

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2012/04/04 06:09
表皮をそがれた柿、切り倒された桃の木 原発事故で果樹の名産地が危機
表皮をそがれた柿、切り倒された桃の木 原発事故で果樹の名産地が危機 原発事故で福島県の田村市や川内村の一部に設定された警戒区域が解除になり、一部の住民が一時帰宅したというニュースが流れた。しかし、住民が元通りの生活に戻ることができるという保証は全くない。この地区よりも北部の伊達市はホットスポットといわれる地区があり、知人から最近の様子を知らせてきた。果樹の街である伊達も、原発事故によって手ひどい打撃を受けていることを思い知った。 ...続きを見る

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2012/04/03 01:22
北京の旅(3) 厭わない深夜労働、サイドビジネス
北京の旅(3) 厭わない深夜労働、サイドビジネス 中国は、いまも共産党による「一党独裁体制」が続いている。天安門にはその象徴として毛沢東の巨大な写真が飾られている。文化大革命によって国内を10年間にわたって混乱させた毛だが、共産党の独裁体制が続く限り、毛は特別な存在として扱われるのだろうか。しかし、力を誇示した重慶市の薄熙来氏が中国共産党委員会書記を解任されるなど、共産党幹部の腐敗に対する国民の目は厳しくなっている。今度の旅で接した一人も吐き捨てるように、共産党はだめだと強調していた。 ...続きを見る

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2012/04/02 13:02
北京の旅(2) 50万人が集う天安門広場
北京の旅(2) 50万人が集う天安門広場 かつて民主化を求めて多くの学生や市民が集まり、人民解放軍によって武力弾圧された天安門広場は約40ヘクタールと広大で、全体に白い花崗岩が敷き詰められている。10月1日の国慶節には50万人の人たちが集まるが、花崗岩はちょうど1枚で1人が立つことができるほどの大きさに区切られ、当日の式典の際にはそうして50万人をうまく収容できるのだそうだ。 ...続きを見る

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2012/04/01 15:57
北京を歩く(1) 人で埋まる万里の長城・女坂
北京を歩く(1) 人で埋まる万里の長城・女坂 初めて中国の土を踏んだのは、28年前の1984年6月のことだ。当時の備忘録を見ると、成田から上海上空を経て、北京というルートで、飛行時間は5時間かかっていた。現在は、新潟から韓国上空を飛んで北京に行くという短縮ルートのため当時よりも3時間55分と1時間も速くなっている。中国は近くなったのだ。 ...続きを見る

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2012/03/31 21:29
ある贈る言葉 原発事故福島の小学校の卒業式
ある贈る言葉 原発事故福島の小学校の卒業式 以前、ラオスに同行した宍戸仙助さんは、現在原発事故で多くの県民が避難生活を送っている福島県の小学校で校長をしている。宍戸さんが校長をしている伊達市立富野小学校は、きょう卒業式を迎えた。在籍児童は33人、このうち8人が6年間の学び舎を去った。卒業式で宍戸さんは、次のような言葉を贈った。この中で宍戸さんが訴えた5つの理想が実現する社会づくり(あるいは復活)を、卒業生をはじめとする子どもたちに目指してほしいと思う。 ...続きを見る

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2012/03/23 21:09
春を告げるメロディー 心弾む季節は遠く…
春を告げるメロディー 心弾む季節は遠く… ことしは「早春賦」という歌=春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず 時にあらずと 声もたてず=のように、春が来るのが遅い。 ...続きを見る

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2012/03/18 13:36
もう1度ゆきたい場所 大震災から1年
もう1度ゆきたい場所 大震災から1年 詩人の長田弘さんは「もう一度ゆきたい場所」という文章(詩文集=詩的エッセー・人生の特別な一瞬)を書いている。その文章の冒頭で「かなわないと知っている。けれども、もう一度ゆきたい場所は、もう二度とゆくことのできない場所だ」と記し、続いてその場所は自分が学んだ学校であると、学校に対するさまざまな思いを書いている。「学校ほど故郷のイメージを叶える場所は、たぶんない」という長田さんの思いに共感を覚える。東日本大震災から一年。被災地の多くの学校も、特別な場所になった。 ...続きを見る

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2012/03/11 23:57
津波、そして仮設に住宅に暮らして ある高齢者の1年 
津波、そして仮設に住宅に暮らして ある高齢者の1年  3月に入って、被災地を歩いた。宮城県東松島市で仮設住宅に暮らす一人の高齢者から話を聞いた。それは、絶望と希望という言葉に象徴される話だった。大津波に自宅が襲われ、長年連れ添った妻を亡くした宮城県東松島市の武田政夫さん(76)だ。武田さんのこの1年を紹介する。明日で、あの日から1年になる。 ...続きを見る

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2012/03/10 21:55
澄んだ目で見る戦争の恐怖 映画「戦火の馬」
私が小さいころ、わが家では馬を飼っていた。その背中に乗って、落ちないよう懸命にしがみついて坂道を下りたことを覚えている。スピルバーグ監督の映画「戦火の馬」を見て、昔を思い出した。主人公の少年が私の子ども時代と重なったからだ。 ...続きを見る

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2012/03/08 21:12
「遠い『やまびこ』」とともに 厳寒続く被災地を歩く 
「遠い『やまびこ』」とともに 厳寒続く被災地を歩く  3月に入っても寒い日が続いている中、東日本大震災の被災地を歩いた。福島県田村市と宮城県東松島市。前者は原発事故で避難生活を送っていた障害者が暮らす共同住宅(仮設ではない)が完成し、その落成式に参加した。 ...続きを見る

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2012/03/05 22:02
雪国・旭川で聞いたいい話 光はすぐ隣にある
雪国・旭川で聞いたいい話 光はすぐ隣にある どの人に尋ねても「この冬は雪が多い」という答えが返ってくる。深い雪に覆われた北海道旭川で明るい話を聞いた。この街で私立高校を運営している知人が約束の店にやや遅れて飛び込んできた。彼は開口一番「きょうで就職希望者全員の就職が決まった。102人目だ」と、うれしさを隠さずに話したのだ。 ...続きを見る

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2012/02/26 14:04
政治・メディアに求められる宏大な和解 内部崩壊への備え
思想家・内田樹(たつる)氏の「日本辺境論」を読んだ人は多いだろう。内田氏は最近「呪いの時代」という本を出した。内田氏によると、最近の日本社会は「自己の正当性を主張し、他人の揚げ足を取って喜び、他者の痛みに思いが至らず、幼稚な論理を振り回す、気持ちが悪くて変な人間が跋扈している」という。 ...続きを見る

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2012/02/21 14:18
酒を飲む5つの理由 コリン・ウィルソンの「わが酒の讃歌」より
イギリスの作家・評論家のコリン・ウィルソンの「わが酒の讃歌=うた」(田村隆一訳)を読んだのは1976年(昭和51)のことである。この本はそのまま本棚の奥にひっそりと収まっていた。 ...続きを見る

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2012/02/20 21:34
マナーと強い女性の話
人生の大先輩を送る会合があった。異業種交流のようなボランティア活動のような、一種独特の組織から、大先輩が卒業することになった。約10人の集まりの中で、この大先輩は、「この10年でショックを受けたことが2つある」と語った。それは現代を反映した内容で、さもありなんと思った。 ...続きを見る

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2012/02/17 21:40
厳寒・凍結の北上川 芭蕉が歩いた一関街道
厳寒・凍結の北上川 芭蕉が歩いた一関街道 石巻市から登米市に車で行った。一関街道(国道45号〜342号=宮城県石巻市から登米市を経て岩手県一関市に至るルート)を北へ向かう。道の左側には、北上川がある。本当は「流れている」と書くべきところなのだが、川は凍結し、スケートリンクのような状態になっている。 ...続きを見る

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2012/02/12 20:08
寒い冬でも… hanaの2月のつぶやき
寒い冬でも… hanaの2月のつぶやき 昨年8月以降、私のつぶやきがこのブログに出ていないので、どうしたのかという問い合わせが相次いでいる(?)そうです。大丈夫ですよ、元気ですから。顔の毛は白い色が増え、若い時のように、道を歩いていて「かわいい」と声をかけられることは少なくなりましたが、自分では若いつもりですよ。でも9歳半ですから、やはりおばあちゃんなのでしょうか…。 ...続きを見る

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2012/02/09 15:51
普天間問題特ダネの行方 一つになった海と空の色の下で
普天間問題特ダネの行方 一つになった海と空の色の下で 沖縄に所用で行った。空港で地元の新聞・沖縄タイムス朝刊を買うと、一面トップに「米、辺野古断念へ」という大きな見出しが躍っている。4日のことである。 ...続きを見る

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2012/02/07 20:59
天を怖れよ 小川未明も嘆く世相
児童文学者・小川未明の「天を怖れよ」という短文を読んだ。9歳になった犬を飼っている。ひときわ寒いこの冬でも、元気そのものだ。毎朝の散歩道をすたすたと歩く犬を見ながら、動物に対し深い愛情を示した未明の文章を反芻する。 ...続きを見る

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2012/02/01 13:34
芥川の小説作法十則 文芸中の文芸は詩
「共喰い」という作品で芥川賞を受賞した田中慎弥の、斜に構えた受賞後の会見が話題になっている。 ...続きを見る

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2012/01/27 21:30

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