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小径を行く

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小径を行く
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自宅周辺には大雨を調整するための人工池やけやき並木の遊歩道があり、四季折々自然を楽しんでいます。こうした自然を友にした散歩の途中、現代世相について諸々考えることがあります。2006年9月からスタートし、1400回を超えたこのブログは、そうした私の日常雑感をつづっています。










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タイトル 日 時
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう きょうは「へちま忌」だった。俳人正岡子規がこの世を去ったのは114年前の1902年(明治35)9月18日のことである。絶筆の3句で糸瓜を詠んでいることから、いつしかこのように呼ばれるようになったのだという。このところ急に涼しくなってきた。秋の彼岸である。子規の一句。「一日は何をしたやら秋の暮」を思い出した。 ...続きを見る

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2016/09/19 22:19
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物 ことしの日本列島は、台風による大雨で各地に大きな被害が出ている。北海道では農作物への影響も少なくない。温暖化による気象変動が激しい季節だが、秋の彼岸も近い。間もなく彼岸花(別名、曼珠沙華)も開花するだろう。たまたまこの花のことを調べていたら、かつて彼岸花は飢饉のときを考えて食用として植えたものであるという話が『つい誰かに話したくなる雑学の本』(講談社+α文庫)に載っていた。球根に毒があるという彼岸花がどうして食用になったのだろう。 ...続きを見る

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2016/09/08 17:20
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌 朝も秋ゆうべも秋の暑さかな  ...続きを見る

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2016/09/02 16:12
1510 マラソン選手の命がけの抗議 スポーツの政治利用とは
1510 マラソン選手の命がけの抗議 スポーツの政治利用とは リオ五輪の男子マラソンで銀メダルを獲得したエチオピアのフェイサ・リレサ選手(26)が額の前で両手を交差させるポーズでゴールインし、圧政を続けるエチオピア政府への抗議だと表明した。帰国すれば殺さるかもしれないという「命がけ」の抗議だった。リレサ選手のこんな行為があったあと、閉会式で安倍首相がアニメのキャラクター、マリオになって登場したのを見て違和感を持った。 ...続きを見る

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2016/08/25 21:44
1509  ジャーナリズムの役割とは むのたけじさんのこと
 1509  ジャーナリズムの役割とは むのたけじさんのこと 《ジャーナリズムとは何か。ジャーナリズムの「ジャーナル」とは、日記とか航海日誌とか商人の当座帳とか、毎日起こることを書くことです。それをずっと続けていくのが新聞。それは何のためかというと、理由は簡単で、いいことは増やす、悪いことは二度と起こらないようにする。ただ、それだけのことです。ところが、最近のジャーナリズムはそこが抜けてしまっている。新聞も「商品」になってしまいました。だから、ニュースではなくてトピックスになっている。いまのジャーナリズムは、いわばトピックスのつまみ食いにすぎない。》(岩波... ...続きを見る

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2016/08/22 17:03
1508 この世は美しく甘美な人の命 お盆に思う
 1508 この世は美しく甘美な人の命 お盆に思う 日が暮れて草のにほひの盆の寺(今井杏太郎 ) お盆である。昨日夕、家族で墓参りをした。寿陵(生前墓)であるわが家の墓にはお骨は入っていない。 ...続きを見る

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2016/08/14 21:22
1507 銀メダリストのフェアプレー精神 最後で内村に逆転されたが……
 1507 銀メダリストのフェアプレー精神 最後で内村に逆転されたが…… このところオリンピックからフェアプレー精神は失われ、勝つことが最優先になっている印象が強い。だが、開催中のブラジル・リオ五輪でフェアプレー精神が健在であることを知り、心が和んだ。それは日本時間11日早朝(現地時間10日夕)に行われたリオ五輪の体操男子個人総合で内村航平(27)が、トップに立っていたウクライナのオレグ・ベルニャエフ(22)を最後の演技種目・鉄棒で逆転し、ロンドン大会に続いて2連覇を飾った試合後の話である。 ...続きを見る

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2016/08/12 12:20
1506 野球界の光と影 イチローの3000本とAロッドの引退
1506 野球界の光と影 イチローの3000本とAロッドの引退 8日(現地時間7日)大リーグ、マーリンズのイチローが3000本安打を達成した。一方、3000本安打を打っているヤンキースのアレックス・ロドリゲスが引退を表明した。2人は対照的な打者だった。「細くて小さなプレーヤーが、巧みなバットコントロールで安打製造機となり、塁に出れば走りまくる、またライトの守備では、しばしば美技を見せるうえに、矢のような送球で走者を刺したり、釘付けにする」(戸部良也『プロ野球英雄伝説』講談社学術文庫)イチローに対し、豪快なホームランバッターで巨額の移籍金や薬物使用で出場停止が... ...続きを見る

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2016/08/08 11:23
1505 被爆者たちの死の舞踏 71年前の人類の悲劇の体験
1505 被爆者たちの死の舞踏 71年前の人類の悲劇の体験 きょう6日は、広島原爆の日だった。河野治彦『灯篭流し 陽の目を見なかった父の原爆小説』(文芸社)を読み返した。原爆投下から終戦までの1週間の広島の街の実情を記した手記である。痛みに耐えるために地団駄を踏む格好をしながら、経を読むように一つの場所を回り続ける被爆者のことが描かれている。小説と銘打っているが、これは71年前の真実だ。 ...続きを見る

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2016/08/06 17:56
1504 千代の富士挽歌 風は過ぎ行く人生の声
1504 千代の富士挽歌 風は過ぎ行く人生の声 8月になった。ことしの立秋は7日だから、暦の上での夏はきょうを含めてあと6日しかない。とはいえ、心地よい秋の風が吹くのはまだだいぶ先のことだ。盛夏の昨7月31日、大相撲で初めて国民栄誉賞を受賞した第58代横綱千代の富士が亡くなった。61歳という早すぎる死を悼みながら、国技館で初めて千代の富士を見た時のことを思い出した。 ...続きを見る

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2016/08/01 11:25
1503 ロッキード事件40年 様変わりした検察 
1503 ロッキード事件40年 様変わりした検察  NHKTVでロッキード事件特集が放送された。のちに検事総長となる吉永祐介氏が東京地検特捜部副部長・主任検事として様々な困難を乗り切って田中角栄元首相の逮捕にこぎつけるが、もう一つの捜査ターゲット、自衛隊のP3C導入をめぐる疑惑は解明されなかったことを資料や証言で構成した番組だった。ロッキード事件が発覚して今年で40年。首相の犯罪を摘発した検察は弱体化し、見る影もない。 ...続きを見る

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2016/07/26 09:10
1502 あすなろ物語 横綱目指す稀勢の里
1502 あすなろ物語 横綱目指す稀勢の里 大相撲の大関・稀勢の里は名古屋場所も優勝できなかった。夏場所と名古屋場所で連続して「綱取り」の場所といわれながら優勝できずに場所を終えている。辛口の解説者、北の富士さんは「稀勢の里を横綱にさせたい後援会の会長になりたいくらいだ」と広言する。歯がゆくても横綱になるだけの力量があるのは、いまは稀勢の里しかいないから、そう言うのだろう。そんな稀勢の里には「アスナロ」の言葉がぴったりする。 ...続きを見る

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2016/07/25 16:17
1501 新しい運動用具との出会い 夏の風物詩・ウォーキング用ポール
1501 新しい運動用具との出会い 夏の風物詩・ウォーキング用ポール プロ野球、広島カープの黒田博樹投手(41)が日米通算200勝を達成し、大投手の仲間入りを果たした。打者の2000本安打とともに、プロ野球選手にとって憧れの記録であり、今後なかなかこの記録を達成する投手は出そうにない。イチローもそうだが、黒田を見ていて感じるのは体の頑健さだ。40を過ぎても、若い選手に負けない体を持っている。私たちも見習いたいと思う。そんな時、一つの運動用具に出会った。ノルディックウォーキング用のポール(ストック)だ。 ...続きを見る

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2016/07/24 15:29
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに 日本各地には、「巨樹」と呼ばれる大木がかなり存在する。福島県いわき市の国宝・白水阿弥陀堂の境内にも、イチョウの大木があった。いわき市の天然記念物に指定され、樹高29メートル、幹回り5・9メートルで、推定樹齢は不明だという(いわき市HPより)。巨樹の本に紹介されている代表的巨樹とは比較にならないが、なかなか風格があって見ていて飽きない。 ...続きを見る

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2016/07/17 21:17
1499 古代ハス咲く白水阿弥陀堂  平泉ゆかりの国宝建築物
1499 古代ハス咲く白水阿弥陀堂  平泉ゆかりの国宝建築物 全国に阿弥陀堂は数多い。阿弥陀如来を本尊とする大小のお堂は身近なものになっている。美しい阿弥陀堂としてよく知られている福島県いわき市内郷の「白水(しらみず)阿弥陀堂」を見る機会があった。真言宗智山派の願成寺にあり、建築物としては福島県で唯一、国宝に指定されている。東日本大震災で傷んだ重文の阿弥陀如来像も修復され、優しい眼差しで人々を見つめていた。 ...続きを見る

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2016/07/13 20:57
1498 危険度増す国際支援活動 不公正・不平等社会とテロ
1498 危険度増す国際支援活動 不公正・不平等社会とテロ バングラデシュの首都ダッカで起きたIS関連グループによるレストランでの外国人を狙った7月1日のテロから8日が過ぎようとしている。日本人7人を含む多くの外国人や警察官が犠牲になった。犯行グループ7人は全員がバングラデシュの若者だった。日本人被害者は英語で「私は日本人だ」と話したが、標的から外れることはなかった。イスラム過激派から見れば日本人も「敵」であることが、今回の事件で追認された。 ...続きを見る

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2016/07/09 22:16
1497 五輪哀歌 アナクロとグローバル化と
1497 五輪哀歌 アナクロとグローバル化と ブラジルのリオ五輪が近づいているせいか、昨今の新聞には五輪関連のニュースが少なくない。朝刊には「国歌歌えぬ選手 日本代表ではない」という見出しの記事があり、夕刊には男子ゴルフの松山選手が「リオ五輪辞退」というニュースが載っていた。これらの記事を読んであらためて五輪について考えさせられた。 ...続きを見る

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2016/07/04 21:21
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス 「われらが花を見るのは、植物学者以外は、この花の真目的を耽美するのではなくて、多くは、ただその表面に現れている美を賞観して楽しんでいるにすぎない。花に言わすれば、誠に迷惑至極と歎つ(かこつ)であろう。花のために、一掬の涙があってもよいではないか」 ...続きを見る

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2016/07/03 22:10
1495 パソコンの延命は 内蔵HDD交換にトライ
1495 パソコンの延命は 内蔵HDD交換にトライ パソコンの調子がおかしくなった。フリーズ(マウスが止まったまま応答しないこと)が頻発し、強制終了して立ち上げようとすると、画面が暗いままの状態が続く。いよいよ寿命かと思う。2009年製だから7年目のパソコン(NECのデスクトップ型)だ。しかし、このままデータを失ってしまうのは悔しい。どうしたものかと考えた。行き着いたのは、内蔵ハードディスクドライブ(HDD、円盤を高速で回転し、磁気ヘッドを移動することにより情報を記録し読み出す記憶装置)の交換だった。 ...続きを見る

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2016/06/26 15:21
1494 雄々しい高橋英吉の《海の三部作》 被災地作品展を見る
 1494 雄々しい高橋英吉の《海の三部作》 被災地作品展を見る 私が高橋英吉という彫刻家の名前を知ったのは、もう36年前のことになる。だが、その作品を見る機会がないまま長い歳月が過ぎてしまった。先日、東京藝大美術館に足を運び、そこで高橋の作品に初めて接した。海に生きる雄々しい漁夫をテーマにした代表作の木彫作品《海の三部作》の《潮音》《黒潮閑日》《漁夫像》が目の前にある。その作品の前で立ち止まり、私は初めて高橋の家族と出会った当時のことを思い出した。 ...続きを見る

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2016/06/16 16:03
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に  梅雨の晴れ間が広がった先日の朝、近くの雑木林からホトトギスの鳴き声が響いてきた。私にはなぜか子どものころから、この鳴き声が「トッキョキョカキョク」(早口言葉で使われる「東京特許許可局」のうち、「東京」を除く)と言っているように聞こえる。初夏の代名詞ともいえる懐かしい「朝の歌」である。この鳥は夜でも鳴くそうだが、朝に聞くと眠気を覚ましてくれる。当て漢字、異称が多い鳥でもあり、それは日本語の奥の深さを感じさせる。 ...続きを見る

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2016/06/13 15:47
1492 コルビュジエの思想 世界遺産になる西洋美術館
1492 コルビュジエの思想 世界遺産になる西洋美術館 建築家、安藤忠雄氏の愛犬の名前は「ル・コルビュジエ」というそうだ。どこかで聞いた名前だ。そう、フランスの20世紀を代表する同名の建築家(1887年10月6日―1965年8月27日)である。上野の国立西洋美術館を含め、彼が設計した建物が世界文化遺産への登録が確実になったというニュースが流れて間もなく1カ月になる。コンクリートの建物は現代では珍しくはない。それを広めたのはル・コルビュジエだった。 ...続きを見る

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2016/06/11 22:11
1491 川上さんの予言 大記録への挑戦続くイチロー
1491 川上さんの予言 大記録への挑戦続くイチロー 大リーグで活躍するマーリンズ・イチローの大記録達成が近づいてきた。8日(日本時間9日)のツインズ戦に出場したイチローは3安打を打ち、メジャー3000本安打まで29本(2971)にまで迫り、メジャー最多安打のピート・ローズの4256本まで日米通算であと7本(4249)になった。「秒読みに入った」という気の早い表現もあるが、いずれにしても通算で新記録は間もなくだろうし、3000本も今シーズン中には間違いなく達成されるだろう。大記録を達成した後のイチローの去就が気になる。 ...続きを見る

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2016/06/09 17:39
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う 梅雨は憂鬱(ゆううつ)な季節だ。じめじめしていて気持ちもカラッとしない。うっとうしいニュースも少なくない。朝、散歩をしていると、道の真ん中にカタツムリが2匹いた。道を横切ろうとしているようだ。カタツムリも懸命に生きようとしているのだろう。 ...続きを見る

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2016/06/08 16:40
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君 「わたしは、ある人が森のなかで道に迷い、とある木の根もとで飢えと疲れとために死にかかったが、肉体的の困憊のため病的になった想像力が彼の周囲にあらわした怪奇な幻像――それを彼は現実であると信じたのだ――によって孤独感をまぬがれた、という話を聞いたことがある。同様に、肉体的および精神的の健全さと力とによって、われわれはこれと似た、しかしもっと正常で自然な付き合いによって絶えずなぐさめられ、自分が決して孤独でないことを知るようになれるのである」 ...続きを見る

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2016/06/04 11:59
1488 都合のいい「新しい判断」 政治に必要なのは「モラルと思想」
1488 都合のいい「新しい判断」 政治に必要なのは「モラルと思想」 「理性ある動物、人間とは、まことに都合のいいものである。したいと思うことなら、何にだって理由を見つけることも、理屈をつけることもできるのだから」。アメリカ独立宣言起草委員の1人で、アメリカ建国の父ともいわれるベンジャミン・フランクリンの言葉である。以前にもこのブログで書いているが、安倍晋三首相の消費税増税再延期の記者会見を聞いて、この言葉を思い出した。 ...続きを見る

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2016/06/02 21:50
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣 野鳥の中で、ヒヨドリは全体が灰色と姿も美しさとは程遠く、鳴き声もピーヨ、ピーヨとやかましい。冬、庭のガーデンテーブルにミカンを置くとメジロがやってくるが、ヒヨドリがついてきてメジロを追い払って、食べ尽くしてしまう。そんなヒヨドリを好きだという人はそういないのではないか。私もヒヨドリは好きになれない。だが、最近、このヒヨドリと付き合う日々が続いている。 ...続きを見る

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2016/05/30 06:17
1486 詩から想像する太古の歴史 最後のネアンデルタール人の哀愁
1486 詩から想像する太古の歴史 最後のネアンデルタール人の哀愁 埼玉県在住の9人の詩人による『薇』という詩誌14号に「最後の一族」という秋山公哉さんの詩が載っている。ヒト属の一種といわれるネアンデルタール人のことを描いた詩である。偶然だが、イギリスの人類学者アリス・ロバーツの『人類20万年 遥かな旅路』(野中香方子訳、文春文庫)を読んでいる。現在進行形なのはこの本が分厚く、内容が濃いためだ。この本にもネアンデルタール人が絶滅したといわれるジブラルタルの旅が記されている。秋山さんの詩を読み、ロバーツの本の頁をめくり太古の歴史を考えた。 ...続きを見る

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2016/05/28 21:46
1485 オバマ大統領の広島訪問の意味 非道さを伝えたAPの第一報
1485 オバマ大統領の広島訪問の意味 非道さを伝えたAPの第一報 「人類が開発した最も恐ろしい兵器――原子の分裂という宇宙の根源的な力によって徹底的な破壊をもたらす原子爆弾――が今日、その凄まじさで日本を驚愕させ、そしてそれがもたらす戦争と平和への潜在的可能性を示し、世界の他の地域をも驚愕させた」 ...続きを見る

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2016/05/27 21:39
1484『わが定数歌』 ある大先輩の歌集から
1484『わが定数歌』 ある大先輩の歌集から 芽を吹きて欅(けやき)は空に濃くなりぬわが「市の樹(まちのき)」と思ひつつ行く ...続きを見る

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2016/05/23 10:40
1483 静かな秋田の市立美術館 若冲展とは別の世界
1483 静かな秋田の市立美術館 若冲展とは別の世界 先日、秋田市立千秋美術館の「最後の印象派」展を見た。20世紀初頭のパリで活躍した画家たちの絵80点を集めたものだ。入場者はそう多くはなく、ゆったりと時間が流れる中でじっくり絵を見ることができた。一方、上野の東京都美術館で開催中の伊藤若冲展は、多くの人が詰めかけ、入場待ちの長い列ができているという。それは異常な光景としか思えない。 ...続きを見る

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2016/05/22 15:05
1482 花が香り立つ季節 バラは五月晴れが似合う
1482 花が香り立つ季節 バラは五月晴れが似合う いまごろは七十二候でいえば「末候」=竹笋生ず(たけのこしょうず)に当たる。「たけのこが、ひょっこり出てくるころ」という意味だそうだ。だが、温暖化からか、たけのこの旬は過ぎている。この季節、あちこちで咲いているバラの香りがかぐわしい。 ...続きを見る

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2016/05/20 13:14
1481 この世は勧善懲悪ではない ゴンクール賞 『天国でまた会おう』
1481 この世は勧善懲悪ではない ゴンクール賞 『天国でまた会おう』 ピエール・ルメートル著『天国でまた会おう』(ハヤカワ文庫、上下)は『第一次世界大戦(1914〜1918)で、上官によって瀕死の状況に追い込まれながら生き延びたフランスの元兵士2人が戦後、どのように生きたを描いている。2人は壮大な詐欺事件という悪事を持って社会に復讐し、英雄として復帰し上流社会の一員となった上官は悪事によって破滅する。2つの悪の結末は勧善懲悪(善いことをすすめ、悪事を懲らしめる)の結末ではない。だが、フランスらしいエスプリに富んだ作品で、読後感はさわやかだ。 ...続きを見る

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2016/05/11 21:52
1480 誰にも弱点・アキレス腱が 人を知るために
1480 誰にも弱点・アキレス腱が 人を知るために 旧聞に属するが、女子マラソンの野口みずき(37)と男子水泳(平泳ぎ)の北島康介(33)という、オリンピックの金メダリストが相次いで現役を引退した。一方、大相撲界では、幕内最高齢の安美錦(37)がアキレス腱断裂で3日目から休場し、引退の危機に立たされた。満身創痍で戦い続ける安美錦の復活を願うばかりだ。 ...続きを見る

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2016/05/10 15:51
1479 街路樹の下を歩きながら 文章は簡単ならざるべからず
1479 街路樹の下を歩きながら 文章は簡単ならざるべからず 大型連休が終わった。熊本の被災地では、依然避難所暮らしを余儀なくされている人が少なくない。一方で、被災地以外では多くの人がどこかに出掛け緑の季節を楽しんだのだろう。それがこの季節の習わしだ。以前は私も同じ行動をとっていた。だが、最近は違う。主に本を読み、体を動かして時間を送っている。緑が増した街路樹の下を歩きながら、読んだ本の内容を反芻することもある。 ...続きを見る

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2016/05/05 22:48
1478 戦争写真『硫黄島の星条旗』の謎 太平洋戦争とは何だったのか
1478 戦争写真『硫黄島の星条旗』の謎 太平洋戦争とは何だったのか 太平洋戦争をとらえた写真の中で、米国ではAP通信カメラマンの「硫黄島の星条旗」が傑作として名高い。激戦地の摺鉢山山頂に米国旗・星条旗を掲げる6人の米兵たちの姿を撮影した写真である。この写真をめぐって、1人の兵士がこれまで言われてきた兵士と別人の可能性があり、海兵隊が調査を進めているというニュースが流れている。真偽は不明だが、謎は解き明かされるのだろうか。 ...続きを見る

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2016/05/04 18:14
1477 養老渓谷で感じる地球の驚異 地磁気逆転の地層「チバニアン」 
1477 養老渓谷で感じる地球の驚異 地磁気逆転の地層「チバニアン」  千葉の養老渓谷に出掛けたことがある人は多いだろう。自然が美しく、温泉もある。そこにもう一つの隠れた名所があることを最近知った。地質学的に貴重な場所で、地質学の専門用語でいうと「地球磁場逆転期の地層」と呼ぶ。養老渓谷から流れ出ている養老川沿いの崖面(露頭)にあり、ことし8月末から9月初めにかけて開催される地質学の交際会議でこの場所が磁場逆転期の地層として「国際模式地」に選ばれるかもしれない。その現場を地球の驚異を感じながら歩いた。 ...続きを見る

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2016/05/02 23:10
1476 桐の花が咲く季節 漂うマロニエに似た芳香
1476 桐の花が咲く季節 漂うマロニエに似た芳香 散歩道の斜面にある桐の花(俳句の季語は夏)が満開だ。いつもの年よりも早く花が咲いている。ことしの八十八夜(立春から88日目)は5月1日、立夏は5月5日だ。紫の筒状の花を見て、季節は春から夏へとバトンタッチをしていることを実感する。 ...続きを見る

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2016/04/29 13:59
1475 若冲作品の原画を見る 静嘉堂文庫美術館を訪ねて
1475 若冲作品の原画を見る 静嘉堂文庫美術館を訪ねて 伊藤若冲(1716〜1800)が「「巧妙無比」と言った絵が私の目の前にあった。それは仏画「釈迦三尊像」のうちの2幅「文殊・普賢像」であり、先日見たばかりの若冲の絵と重ね合わせた。東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館に出掛けた。東急田園都市線の二子玉川駅からバスで8分〜10分の住宅街。大通りから小径に入り、坂道を200メートルほど上ると緑に包まれた静かな環境の静嘉堂文庫に併設された美術館があった。 ...続きを見る

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2016/04/28 15:00
1474 「スティグマ」助長の責任は ハンセン病患者の隔離法廷
1474 「スティグマ」助長の責任は ハンセン病患者の隔離法廷 最高裁は、かつてハンセン病患者の刑事裁判などを隔離された療養施設などに設置した特別法廷で開いていたことに対し報告書を公表し謝罪した。「社会の偏見や差別の助長につながった。患者の人格と尊厳を傷つけたことを深く反省し、おわびする」という内容で、「特別法廷は憲法の公開の原則に違反する」という有識者委員会の指摘は受け入れず、しかも謝罪したのは寺田逸郎最高裁長官ではなく、事務方トップの今崎幸彦事務総長だった。最高裁のこの姿勢は謙虚さに欠けるもので、形式的謝罪としか映らない。 ...続きを見る

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2016/04/26 14:40
1473 羽根つきギョーザと歩んで32年 ニーハオの原点は「後援会」
1473 羽根つきギョーザと歩んで32年 ニーハオの原点は「後援会」 東京・蒲田の「你好」(ニーハオ)といえば、羽根つき餃子でかなり知られる存在だ。この店がオープンしたのは1983年12月のことで、32年の歳月が過ぎている。オーナーである八木功さん(81)のたゆまない努力がニーハオを成功に導いたのだろう。一時休んでいた八木さんの原点ともいえる「你好本店」が近く再開されることになり、先日、32年前を知る人たちが集まり、八木さんを囲んで懐旧談に弾んだ。 ...続きを見る

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2016/04/25 13:59
1472 奇想の画家の系譜 伊藤若冲から村上隆へ
1472 奇想の画家の系譜 伊藤若冲から村上隆へ 伊藤若沖(1716〜1800)は江戸時代の絵師で高い写実性に加え、想像力を働かせた作品が特徴であることから、「奇想の画家」と呼ばれている。東京都美術館で22日から始まった生誕300年記念の「伊藤若冲展」はまさかと思えるほどの人が詰めかけ、ゆっくり絵を鑑賞する余裕がないほどのにぎわいだった。若冲は最近注目の画家だというが、それにしてもどうしてこんなに人気があるのだろう。 ...続きを見る

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2016/04/23 13:52
1471 新緑の季節なのに…… 4月の読書から
1471 新緑の季節なのに…… 4月の読書から 熊本、大分で大きな地震が続いている。新緑の季節。地震がなければこの地域の人々も木々の緑に心を癒されていたはずである。だが、いまは揺れにおびえながら地震が早く収まることを念じる日々だろう。そんな昨今、私が読んだ中に2冊の震災関連本がある。以下は辞書、地図も含めて4月になって読んだ(見た)本の寸評。 ...続きを見る

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2016/04/20 16:48
1470 熊本地震と私たちの国の現実 地図を見て考える
1470 熊本地震と私たちの国の現実 地図を見て考える 熊本が大地震に見舞われ、苦境にある。被災者の方々にお見舞いを申し上げたい。いま私は日本地図を取り出し、後の方に出ている「熊本県全図」を見ている。県の全体図に細かい地名が載っている。旅をする前なら地図を見ることは楽しい。だが、被災地を地図でたどる作業はつらい。それは5年前の東日本大震災の時にも経験したことだった。 ...続きを見る

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2016/04/17 22:14
1469 つり橋と日本列島 明日への希望を
1469 つり橋と日本列島 明日への希望を 熊本で14日夜、最大震度7(激震、家屋の30%以上が倒れ、山崩れや地割れができる)という強い地震が発生し、多くの被害が出ている。気象庁が定めた震度階級のうち最も高い( 強い)震度であり、九州では初めてという。日本が地震国であることを再認識させ、あらためてこのような国土に立地する原発の安全性に危惧を抱くのだ。 ...続きを見る

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2016/04/15 17:35
1468 続カラヴァッジョ 新たな「ユーディット」との出会い 
1468 続カラヴァッジョ 新たな「ユーディット」との出会い  東京・上野の国立西洋美術館で開催中の「カラヴァッジョ展」には、世界公開が初めてという《法悦のマグダラのマリア》(注1)が展示されている。2014年に発見され、真筆と鑑定された作品だ。カラヴァッジョは鮮烈な光と濃い闇のコントラストを効果的に用いる劇的な明暗法によってバロック絵画の先駆者と言われる一方、殺人事件を起こして逃亡生活を続けるなど波乱の生涯を送った。逃亡中に描いたというこの作品に続いて、新たにフランスで発見された絵がカラヴァッジョ作の可能性が高いと鑑定されたというから、カラヴァッジョファン... ...続きを見る

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2016/04/13 16:52
1467 ユネスコ憲章の精神とかけ離れた世界の実態 ガルシンの嘆きはいまも
1467 ユネスコ憲章の精神とかけ離れた世界の実態 ガルシンの嘆きはいまも オバマ米国大統領が5月のG7伊勢志摩サミット参加時に、広島を訪問することを検討しているというニュースが流れた。訪問が実現すれば、現職の米国大統領としてはもちろん初めてである。オバマ大統領は2009年チェコ・プラハで「核兵器なき世界」を訴える演説をしてその年ノーベル平和賞を受賞したが、核安全保障サミットを提唱したくらいでその理想は実現に程遠い。広島、長崎への原爆投下は空前絶後の人類に対する核兵器の使用だった。それに対し、米国からの公式謝罪はない。広島訪問が実現した場合、オバマ大統領は何を語るのだろ... ...続きを見る

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2016/04/11 11:33
1466 犬が眠る場所 あれから3回目の桜 
1466 犬が眠る場所 あれから3回目の桜  わが家の飼い犬、ゴールデンレトリーバーのhanaが死んだのは2013年7月30日だった。その遺骨は庭の金木犀の根近くに埋めてある。家族で居間からよく見える場所として選んだのだが、いまになって思うと一冊の本の内容が深層心理に働いたのかもしれない。それは宮本輝の『彗星物語』(角川文庫)だった。hanaは、「うちの飼い主は主体性がない」と、笑っているかもしれない。 ...続きを見る

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2016/04/08 15:28
1465 未曾有の災害乗り超えて 『霊性の震災学』を読む
1465 未曾有の災害乗り超えて 『霊性の震災学』を読む 学問的には幽霊は研究外という。幽霊と聞くと、オカルトや霊性という言葉を思い浮かべる人も多いだろう。それは心が穏やかではない、背筋が凍る話である。しかし、東日本大震災後の被災地では幽霊現象が相次いだという。震災直後に回った宮城県でそのことが話題になっていた。その幽霊現象を含め、被災地で起きたさまざまな現象を検証し、論文にしたのが『呼び覚まされる霊性の震災学 3・11生と死の狭間で』(新曜社)である。 ...続きを見る

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2016/04/04 08:54
1464 ISとトランプ現象は格差社会への警鐘 4月1日に考える
1464 ISとトランプ現象は格差社会への警鐘 4月1日に考える 4月1日はエイプリルフール(4月ばか)。嘘をついてもいいという風習の日だ。だが、現実の世界を見ていると、そんな心境にはなれない。21世紀はテロの世紀になってしまうのかと思わせるほど、ISによる無残で残酷なテロが相次いでいるからだ。そして、米国では次期大統領選の共和党候補者選びでトランプ氏という不可思議な人物がトップを走っている。ISとトランプ氏に共通するのは「極端」という言葉ではないかと思う。それは格差社会になってしまった現代に対する警鐘ではないだろうか。 ...続きを見る

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2016/04/01 21:23

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