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zoom RSS テーマ「自然」のブログ記事

みんなの「自然」ブログ

タイトル 日 時
1592 夕焼け断章 暗くなるまで見ていたい
1592 夕焼け断章 暗くなるまで見ていたい  先日、素晴らしい夕焼けを見た。夕焼けは、太陽が沈む前に西の空が燃えるような紅色になる自然現象である。四季折々に見られるのだが、俳句では夏の季語になるそうだ。夕焼けといえば、あの童謡を思い浮かべる人が多いかもしれない。あれは、やはり夏の歌なのだろうか。 ...続きを見る

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2017/09/16 10:39
1591 キノコのある生活 山形から季節の便り
1591 キノコのある生活 山形から季節の便り  山形に住む友人から、季節の便りが届いた。この季節といえば、どんなことをしているのだろうと思っていたが、そう、山歩きが趣味の友人は、キノコ採りに明け暮れているのである。 ...続きを見る

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2017/09/14 06:02
1584 咲き続ける朝顔 季語は秋でも夏の風物詩
1584 咲き続ける朝顔 季語は秋でも夏の風物詩  小学校1年生の孫娘から預かった鉢植えの朝顔が咲き続けている。わが家にやってきてから111個、実際に咲き始めてからちょうど150個になる。この先どれほどの花が咲くのだろう。俳句歳時記によると、朝顔は夏の季語ではなく秋の季語だ。「朝顔市」をはじめとして、朝顔にちなんだ行事は夏の風物詩ともいえるのもので、季節感とはややずれがある。旧暦の二十四節季を基にしているためだが、季語は別にして、朝顔は日本の夏を象徴する花といえる。 ...続きを見る

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2017/08/19 12:06
1573 「鷹乃学」のころ 猛暑を乗り越えて
1573 「鷹乃学」のころ 猛暑を乗り越えて  鉢植えのインドソケイが咲いた。別名、プルメニアともいう。中米、西インド諸島が原産といわれる亜熱帯・熱帯の花である。香りがよくハワイのレイにも使われるから、日本人にもなじみの花といえる。このところ猛暑が続いていて人間にはつらい日々だが、植物によっては、この花のように歓迎すべき高温なのだろう。 ...続きを見る

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2017/07/17 15:49
1572 夢一筋の天の川 ウグイスが飛来した朝
1572 夢一筋の天の川 ウグイスが飛来した朝  7月に入って暑い日が続いている。庭では近くの調整池の森から飛んできたウグイスが鳴いている。きょうは七夕だ。天の川をはさんで夜空に輝く七夕の由来になった星(こと座のベガとわし座のアルタイ)を見上げる人たちもいるだろう。俳句愛好者は、夏目漱石の「別るるや夢一筋の天の川」という美しい句を思い浮かべるかもしれない ...続きを見る

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2017/07/07 09:03
1571 きのふの誠けふの嘘 アジサイの季節に
1571 きのふの誠けふの嘘 アジサイの季節に  紫陽花やきのふの誠けふの嘘 正岡子規 アジサイの季節である。最近は種類も多いが、この花で思い浮かぶのは色が変化することだ。子規はそのことを意識して人の付き合い方についての比喩的な句をつくったのだろう。安倍首相の獣医学部をめぐる言動は子規の句通りである。 ...続きを見る

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2017/06/28 10:13
1570 植物の三徳 清澄のユリ園を訪ねて
1570 植物の三徳 清澄のユリ園を訪ねて  植物には三徳があると言ったのは、植物学者の牧野富太郎である。人間の生活に植物がいかに重要な役割を果たすかを示した言葉である。それは後述するが、牧野は「もしも私が日蓮ほどの偉物であったなら、きっと私は、草木を本尊とする宗教を樹立して見せることができると思っている」(牧野富太郎『植物知識』講談社学術文庫)とも述べている。梅雨の晴れ間に恵まれた一日、牧野の言葉に惹かれて、房総半島のユリ園を見に行った。    訪ねたのは、千葉県で2番目に高い鴨川市の清澄山(きよすみやま、377メートル)である。こ... ...続きを見る

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2017/06/20 15:07
1569 目に優しい花菖蒲 一茶を思う一日
1569 目に優しい花菖蒲 一茶を思う一日  むらさきも濃し白も濃し花菖蒲 京極杜藻  うつむくは一花もあらず花菖蒲 長谷川秋子 ...続きを見る

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2017/06/13 17:18
1566 新しい青色の発見 この色のバラは普及したのか
1566 新しい青色の発見 この色のバラは普及したのか  つい先日、米オレゴン州立大学で「YInMnブルー」という鮮やかな新しい青色を発見した、というニュースが流れた。テロが相次ぐ時代、平和の象徴ともいわれる青い色に、新しい色が加わったことは喜ばしいことだと思う。 ...続きを見る

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2017/05/23 21:20
1565 5月の風に 春から夏へのバトンタッチ
1565 5月の風に 春から夏へのバトンタッチ  今年の立夏は5日だった。ゴールデンウィークはほぼいい天気の日が続いた。それが終わると、天気はぐずついている。沖縄は間もなく梅雨に入るという。春から夏への移行の季節になった。旬の食べ物はタケノコである。故郷の竹林のことを思い出した。 ...続きを見る

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2017/05/10 22:19
1559 こだまするホトトギスの初音 ウグイス・キジとの協演
1559 こだまするホトトギスの初音 ウグイス・キジとの協演  朝、いつもより早く6時前に調整池を回る遊歩道を歩いていたら、ホトトギス(時鳥)とウグイス、キジが次々に鳴いているのが聞こえた。まさに野鳥のさえずりの協演だ。3種類の鳥が同時に鳴くなら三重奏(トリオ)という表現もできる。しかし、鳥たちは律義に(私の勝手な感想)交代で鳴いている。さえずりのリレーを聴きながら歩くのも、この季節ならではのぜいたくだ。 ...続きを見る

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2017/04/21 13:07
1550 巡ってきた6年目の春 共感呼ぶある愛の詩
1550 巡ってきた6年目の春 共感呼ぶある愛の詩  朝、散歩をしていたら、調整池の森からウグイスの鳴き声が聞こえてきた。自然界は確実に春へと歩みを続けている。だが、3月は心が弾まない。それは私だけではないだろう。言うまでもなく、6年前の東日本大震災がその原因である。 ...続きを見る

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2017/03/13 13:59
1549 春に文句を言う人は トルコの小話より 
1549 春に文句を言う人は トルコの小話より   冬の寒い一日、皆は、天気の悪いことをこぼしていた。一人が言った。 「満足することを知らんもんもおる。そんな輩は、いつも不平ばかり言うんじゃ。冬になれば、ああなんて寒いんだと言う。夏になれば、なんて暑いんだとくる」 「そのとおりじゃ」とホンジャが答えた。「しかし、春にまで文句を言う奴はおらんて」 ...続きを見る

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2017/03/06 09:52
1545 市民が支える小さな山荘 愛の鐘響く新庄・杢蔵山
1545 市民が支える小さな山荘 愛の鐘響く新庄・杢蔵山  作家の深田久弥(1903〜1971)は、長い年月をかけて日本の名峰、百座を登頂した。その実体験を基に名作『日本百名山』を書いた。その後記(新潮文庫)で「日本人ほど山を崇び山に親しんだ国民は、世界に類がない。国を肇めた昔から山に縁があり、どの芸術分野にも山を取扱わなかったものはない。近年殊のほか登山が盛んになって、登山ブームなどといわれるが、それはただ一時におこった流行ではない。日本人の心の底にはいつも山があったのである」と書き、日本人が山と縁が深い国民であることを強調している。 ...続きを見る

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2017/02/08 07:14
1541 列島に限りなく降る雪 天から送られた手紙
1541  列島に限りなく降る雪 天から送られた手紙 「汽車の八方に通じて居る國としては、日本のやうに雪の多く降る國も珍しい」 民俗学者、柳田國男は『雪國の春』の中で、こんなことを書いている。 ...続きを見る

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2017/01/15 21:48
1539 寒風が吹いても 強き言葉で
1539  寒風が吹いても 強き言葉で  3が日休んでいた近所の公園のラジオ体操が再開になった。この季節の6時半はまだ完全に夜が明け切らず、薄暗い。周囲の街路灯が点いたままだ。ラジオに合わせて体を動かし始める。冷えが少しずつ消えて行く。手足を伸ばしながら世の中はどう変わっていくのだろうかと、考えた。 ...続きを見る

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2017/01/04 09:47
1536 考えながら送る黄金時間 冬霧の朝に
1536 考えながら送る黄金時間 冬霧の朝に  朝の散歩道にある調整池から霧が出ていた。冬の霧である。俳句では、霧は秋の季語になる。だからこの季節には「塔一つ灯りて遠し冬の霧 蘭草慶子」の句のように、「冬の霧」を使う。次第に明るさが増す霧の道を歩きながら、この1年を振り返った。その年の世相を漢字一文字で表す恒例の「今年の漢字」は「金」だったが、私の場合「考」が当てはまる。 ...続きを見る

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2016/12/19 12:13
1530 M君の急逝 セネカの言葉で考える人生の長短
1530 M君の急逝 セネカの言葉で考える人生の長短   中学時代の同級生だったM君が急逝した。ことし7月一緒に旅行をしたばかりで、訃報に耳を疑った。故郷・福島での会合に出て、川崎の自宅に戻った直後のことだったという。ローマ帝国時代の政治家でストア学派の哲学者ルキウス・アンナエウス・セネカは「生きることは生涯をかけて学ぶべきことである」(道徳論集『人生の短さについて他2篇より』と述べている。M君の急逝を聞いて、人生について考えさせられた。 ...続きを見る

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2016/11/26 21:59
1529 初雪にしてこんなに積もるとは 冬の歌を聴く
1529 初雪にしてこんなに積もるとは 冬の歌を聴く  まだ11月は1週間あるというのに、初雪が降り、数センチは積もった。わが家周辺は一面銀世界の様相を呈し、折角咲き始めた皇帝ダリアの花はしぼみ雪の重みで枝が折れそうだ。11月に雪が降り、しかも積もるなんて、驚くばかりである。 ...続きを見る

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2016/11/24 14:30
1528 自然公園の晩秋風景 狙いはカワセミとカメラ老人
1528 自然公園の晩秋風景 狙いはカワセミとカメラ老人  かざす手のうら透き通るもみぢかな 大江 丸 ...続きを見る

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2016/11/17 15:34
1518 中国の旅(5) いまは?のアカシアの大連
1518 中国の旅(5) いまは?のアカシアの大連 中国の旅に、私は何冊かの本を持って行った。その中に清岡卓行著『アカシヤの大連』も入っている。大連で生まれ育った清岡の自伝的小説ともいえる作品で、アカシアが香る美しい街としての大連が描かれている。32年前、初めてこの街に足を延ばしたときには、この作品の記述を裏付けるような、美しさが残っていた。だが、いまその面影はない。 ...続きを見る

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2016/10/07 13:02
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう
1513 秋の日の送り方 子規を見習おう きょうは「糸瓜忌」(へちまき)だった。俳人正岡子規がこの世を去ったのは114年前の1902年(明治35)9月19日のことである。絶筆の3句で糸瓜を詠んでいることから、いつしかこのように呼ばれるようになったのだという。このところ急に涼しくなってきた。秋の彼岸である。子規の一句。「一日は何をしたやら秋の暮」を思い出した。 ...続きを見る

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2016/09/19 22:19
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物
1512 彼岸花とアカザのこと 気象変動と食べ物 ことしの日本列島は、台風による大雨で各地に大きな被害が出ている。北海道では農作物への影響も少なくない。温暖化による気象変動が激しい季節だが、秋の彼岸も近い。間もなく彼岸花(別名、曼珠沙華)も開花するだろう。たまたまこの花のことを調べていたら、かつて彼岸花は飢饉のときを考えて食用として植えたものであるという話が『つい誰かに話したくなる雑学の本』(講談社+α文庫)に載っていた。球根に毒があるという彼岸花がどうして食用になったのだろう。 ...続きを見る

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2016/09/08 17:20
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌
1511 雲流れゆく9月 やってくるへちま忌 朝も秋ゆうべも秋の暑さかな  ...続きを見る

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2016/09/02 16:12
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに
1500 年輪を刻んで 懐かしく、心温まる人たちとともに 日本各地には、「巨樹」と呼ばれる大木がかなり存在する。福島県いわき市の国宝・白水阿弥陀堂の境内にも、イチョウの大木があった。いわき市の天然記念物に指定され、樹高29メートル、幹回り5・9メートルで、推定樹齢は不明だという(いわき市HPより)。巨樹の本に紹介されている代表的巨樹とは比較にならないが、なかなか風格があって見ていて飽きない。 ...続きを見る

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2016/07/17 21:17
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス
1496 難しい植物の名前 夕菅とヘメロカリス 「われらが花を見るのは、植物学者以外は、この花の真目的を耽美するのではなくて、多くは、ただその表面に現れている美を賞観して楽しんでいるにすぎない。花に言わすれば、誠に迷惑至極と歎つ(かこつ)であろう。花のために、一掬の涙があってもよいではないか」 ...続きを見る

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2016/07/03 22:10
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に
1493 ホトトギス朝の歌 梅雨の晴れ間に  梅雨の晴れ間が広がった先日の朝、近くの雑木林からホトトギスの鳴き声が響いてきた。私にはなぜか子どものころから、この鳴き声が「トッキョキョカキョク」(早口言葉で使われる「東京特許許可局」のうち、「東京」を除く)と言っているように聞こえる。初夏の代名詞ともいえる懐かしい「朝の歌」である。この鳥は夜でも鳴くそうだが、朝に聞くと眠気を覚ましてくれる。当て漢字、異称が多い鳥でもあり、それは日本語の奥の深さを感じさせる。 ...続きを見る

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2016/06/13 15:47
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う
1490 でんでん虫の季節 白居易の詩に思う 梅雨は憂鬱(ゆううつ)な季節だ。じめじめしていて気持ちもカラッとしない。うっとうしいニュースも少なくない。朝、散歩をしていると、道の真ん中にカタツムリが2匹いた。道を横切ろうとしているようだ。カタツムリも懸命に生きようとしているのだろう。 ...続きを見る

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2016/06/08 16:40
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君
1489 孤独感と戦う森の生活 ソーローと大和君 「わたしは、ある人が森のなかで道に迷い、とある木の根もとで飢えと疲れとために死にかかったが、肉体的の困憊のため病的になった想像力が彼の周囲にあらわした怪奇な幻像――それを彼は現実であると信じたのだ――によって孤独感をまぬがれた、という話を聞いたことがある。同様に、肉体的および精神的の健全さと力とによって、われわれはこれと似た、しかしもっと正常で自然な付き合いによって絶えずなぐさめられ、自分が決して孤独でないことを知るようになれるのである」 ...続きを見る

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2016/06/04 11:59
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣
1487 嫌われる鳥でも ヒヨドリが玄関脇に営巣 野鳥の中で、ヒヨドリは全体が灰色と姿も美しさとは程遠く、鳴き声もピーヨ、ピーヨとやかましい。冬、庭のガーデンテーブルにミカンを置くとメジロがやってくるが、ヒヨドリがついてきてメジロを追い払って、食べ尽くしてしまう。そんなヒヨドリを好きだという人はそういないのではないか。私もヒヨドリは好きになれない。だが、最近、このヒヨドリと付き合う日々が続いている。 ...続きを見る

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2016/05/30 06:17
1482 花が香り立つ季節 バラは五月晴れが似合う
1482 花が香り立つ季節 バラは五月晴れが似合う いまごろは七十二候でいえば「末候」=竹笋生ず(たけのこしょうず)に当たる。「たけのこが、ひょっこり出てくるころ」という意味だそうだ。だが、温暖化からか、たけのこの旬は過ぎている。この季節、あちこちで咲いているバラの香りがかぐわしい。 ...続きを見る

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2016/05/20 13:14
1479 街路樹の下を歩きながら 文章は簡単ならざるべからず
1479 街路樹の下を歩きながら 文章は簡単ならざるべからず 大型連休が終わった。熊本の被災地では、依然避難所暮らしを余儀なくされている人が少なくない。一方で、被災地以外では多くの人がどこかに出掛け緑の季節を楽しんだのだろう。それがこの季節の習わしだ。以前は私も同じ行動をとっていた。だが、最近は違う。主に本を読み、体を動かして時間を送っている。緑が増した街路樹の下を歩きながら、読んだ本の内容を反芻することもある。 ...続きを見る

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2016/05/05 22:48
1477 養老渓谷で感じる地球の驚異 地磁気逆転の地層「チバニアン」 
1477 養老渓谷で感じる地球の驚異 地磁気逆転の地層「チバニアン」  千葉の養老渓谷に出掛けたことがある人は多いだろう。自然が美しく、温泉もある。そこにもう一つの隠れた名所があることを最近知った。地質学的に貴重な場所で、地質学の専門用語でいうと「地球磁場逆転期の地層」と呼ぶ。養老渓谷から流れ出ている養老川沿いの崖面(露頭)にあり、ことし8月末から9月初めにかけて開催される地質学の交際会議でこの場所が磁場逆転期の地層として「国際模式地」に選ばれるかもしれない。その現場を地球の驚異を感じながら歩いた。 ...続きを見る

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2016/05/02 23:10
1476 桐の花が咲く季節 漂うマロニエに似た芳香
1476 桐の花が咲く季節 漂うマロニエに似た芳香 散歩道の斜面にある桐の花(俳句の季語は夏)が満開だ。いつもの年よりも早く花が咲いている。ことしの八十八夜(立春から88日目)は5月1日、立夏は5月5日だ。紫の筒状の花を見て、季節は春から夏へとバトンタッチをしていることを実感する。 ...続きを見る

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2016/04/29 13:59
1458 俳句は謎めいた水晶球・おかしみの文芸 ある句会にて
1458 俳句は謎めいた水晶球・おかしみの文芸 ある句会にて 「俳句は硬直した読みしかできない標語ではなく、謎めいた水晶球のごときもの、すなわち詩でなければならない」。作家で俳人の倉坂鬼一郎は『元気が出る俳句』(幻冬舎新書)の中で、理想の俳句についてこんなふうに書いている。正岡子規を愛する人たちが集まった恒例の句会に参加したが、「謎めいた水晶球のごとき詩」の域に達するのは難しいと痛感した。 ...続きを見る

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2016/03/16 10:42
1457 「或る晴れた日に」「でもぼくらは永久にもどれない」 
1457 「或る晴れた日に」「でもぼくらは永久にもどれない」  何気なく本棚から『立原道造詩集』(ハルキ文庫)を取り出し、パラパラと頁をめくっていると、「或る晴れた日に」という詩があった。外は雨がぱらついている。寒い冬に逆戻りしたような天気だ。きょうは3月11日。5年前の大災害を思い出しながら、詩を読んだ。 ...続きを見る

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2016/03/11 09:53
1455 「ミモザの日」支える300人の公国 グリーグの贈る言葉
1455 「ミモザの日」支える300人の公国 グリーグの贈る言葉 春を告げる花といわれるミモザの花が満開だ。きょう3月8日は「国際女性デー」である。イタリアでは「女性の日」あるいは「ミモザの日」と呼ばれている。男性から女性にミモザを贈る行事があり、この日ローマの街は黄色い花であふれるという。 ...続きを見る

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2016/03/08 15:00
1448 雪についての雑感 登校の子ら足遅く
1448 雪についての雑感 登校の子ら足遅く 暖冬が続いていると思ったが、うっすらと雪が積もった。この地域(千葉市の南部)では、2014年2月8日から9日の大雪以来、積雪はなかったから久しぶりのことである。家の前を、雪が大好きな子どもたちがはしゃいで登校している。2年前の大雪の際のこのブログでは「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残した中谷宇吉郎(1900〜62)のことを書いている。中谷は雪の研究とともに、学生時代に指導を受けた寺田寅彦(1878〜1935)と同じく、随筆家としても名を残した。 ...続きを見る

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2016/02/25 15:11
1445 うぐいすの初音を聞く朝 ホーホケキョは雄鳥
1445 うぐいすの初音を聞く朝 ホーホケキョは雄鳥 ラジオを聞きながら散歩をしていたら、うぐいすの便りをやっていた。きょうは九州の佐賀、四国の高知、さらに関東の神奈川で初音を聞いたというのである。私の住む千葉市はまだまだかなと思って聞いていると、イヤホンを付けた耳に懐かしい響きが飛び込んできた。聞き間違いかとイヤホンを外すと、やはりうぐいすが近くで鳴いている。「春告鳥」ともいうが、今年は例年より春の到来が早い。 ...続きを見る

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2016/02/20 14:00
1443 朝霧が天空の城を演出 2月の風景
1443 朝霧が天空の城を演出 2月の風景 「天空の城」という言葉がある。由来は不明だが、小高い山にある城跡が発生した雲海に包まれて空に浮かんでいるかのように見える現象で、兵庫県の竹田城(朝来市)や岡山県の備中松山城(高梁市)などがよく知られている。2月の中旬、寒さが和らいだ今朝、私の散歩コースである調整池を回る遊歩道に突然、霧が出て来て、目の前に天空の城と錯覚する現象が出現した。慌ててスマートフォンを取り出し、撮影したのがこの4枚の写真だ。(画像を2回クリックすると、大きな画像になります) ...続きを見る

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2016/02/13 09:47
1439 2月の風景 枯木立ににぶい日光
1439 2月の風景 枯木立ににぶい日光 「二月はやはだかの木々に日をそそぐ」(長谷川素逝) きょうから2月である。寒い地域では、霜柱と氷柱が珍しくない季節だ。だが、4日は立春だから、日の出も次第に早くなり、光の季節である春の足音が近づいている。長谷川素逝の句(早いものでもう2月だ。葉が落ちた木々に注ぐ日の光も次第に増している=筆者)は、そうした2月の風景を見事に表している。 ...続きを見る

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2016/02/01 15:35
1435 スポーツとけが 大相撲・遠藤の休場を考える
1435 スポーツとけが 大相撲・遠藤の休場を考える 現在の大相撲で人気一番は、東前頭11枚目の遠藤聖大(25)だろう。アマチュア横綱から角界に入り、一時は東前頭3枚目と三役に近づく勢いだった。だが、けがが付きまとい、今場所(初場所)は1勝しかできないまま、7日目から右足首のけがで休場した。このままでは来場所、十両へと陥落する可能性が大きい。力士は土俵での勝負だけでなく、けがとの戦いという宿命がある。遠藤に再起はあるのだろうか。 ...続きを見る

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2016/01/17 08:29
1434 暖冬で咲いた「セイタカアワダチソウ」 自然の風景
1434  暖冬で咲いた「セイタカアワダチソウ」 自然の風景 暖冬のせいか、もうフキノトウが出たというニュースもあった。私の散歩コースでは活動期を終え、枯れたはずの「セイタカアワダチソウ」が勢いを取り戻し、再び花が咲き始めている。この北アメリカ原産の雑草は、本来は10月から11月に咲く秋の花だ。それが狂い咲きしている。そんな光景は初めてだ。 ...続きを見る

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2016/01/16 18:46
1433 混沌とした時代への訴え 映画『人生の約束』
1433 混沌とした時代への訴え 映画『人生の約束』 白銀の立山連峰の威容を見たのは、4年前の1月のことだった。日本海側の冬は晴れる日が少ない。だが、私が訪れた2012年1月下旬の数日は青い空が戻り、高岡の雨晴海岸の後方にそびえる剱岳が美しかった。その白銀の立山連峰を堪能させてくれるのが、映画『人生の約束』(監督・石橋冠、主演・竹野内豊)だ。 ...続きを見る

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2016/01/13 22:39
1431 冬・翡翠との出会い 『よだかの星』を読む
1431 冬・翡翠との出会い 『よだかの星』を読む 近所の公園でカワセミを見た。俳句歳時記を調べると、「雀より大きいカワセミ科の鳥で全体が青緑色、いわゆる翡翠の玉に似てきわめて美しい。翡翠は異称で、雄を翡、雌を翠という。嘴は黒くて鋭く長い。夏、渓流や池沼に沿った杭や岩・樹枝の上から魚を狙い、見つけると急降下して捕える。飛翔は直線的で、飛翔中にツィーという声で鳴く」(角川学芸出版)と出ており、夏の季語に入っている。だが、私が住む地域(千葉市)では、なぜか冬に見かけることが多い。 ...続きを見る

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2016/01/04 15:55
1430 大空に輝く初日に寄せて 届いた「古里はいま」の詞
1430 大空に輝く初日に寄せて 届いた「古里はいま」の詞 「大空のせましと匂う初日かな」(田川鳳朗) ...続きを見る

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2016/01/01 18:13
1429 続・風景との対話 読書について
1429 続・風景との対話 読書について 調整池から霧が出ている。西の空には満月(寒月)の余韻の白い月が見える。師走の朝である。新聞の朝刊を開くと、読書欄には書評委員が選んだ「注目の本、心に残る本」各3点が紹介されていた。多くの委員がいるのに重なる本はほとんどない。それは読書の傾向が人によって異なるものであるかを示すものだ。私もこの機会に心に残ったことしの本、6点(フィクション4点とノンフィクション2点)を選んでみた。(6点にしたのは特に理由はありません) ...続きを見る

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2015/12/27 15:59
1427 幸あふれる人生 北海道移住の知人が写真展
1427 幸あふれる人生 北海道移住の知人が写真展 首都圏から北海道に移住して6年目の生活を送っている知人から、最近、嬉しい知らせが届いた。実は、知人の北海道移住は悩みに悩んだ末の決断だった。だが、北海道の自然はそんな悩みを吹き飛ばした。知人が撮影した北海道の風景写真は多くの人の心に響き、新年早々写真展が開催されることになったというのである。 ...続きを見る

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2015/12/19 09:10
1426 風景との対話 冬の空を見上げて
1426 風景との対話 冬の空を見上げて 朝焼を見た。俳句歳時記(角川学芸出版)で調べてみると、夏の季語の天文の項にあって「日の出間際の東の空が赤く染まる現象で、夏に多い。俗に朝焼の日は天気が下り坂になるといわれる」という説明が付いている。それにしても、空気が乾いたこの季節(冬)の朝焼は見事であり、道行く人も「きれいですね」と声をかけてきた。 ...続きを見る

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2015/12/13 21:25
1425 山桜に寄せて 詩「さざめきの後で」
1425 山桜に寄せて 詩「さざめきの後で」 季節外れだが、先日、千葉県佐倉市のDIC川村美術館の広大な敷地内で桜が咲いているのを見た。狂い咲きではなく、「十月桜」か「冬桜」という種類らしい。桜の代表といえば、もちろん染井吉野とだれもが思い浮かべるだろう。だが、かつては「染井吉野は最も堕落した品種であり、本来の桜は山桜や里桜である」と主張した研究者もいるし、現在も山桜の方が好きだという人も少なくない。先日届いた詩誌『薇』の中でも、一人の詩人が山桜への思いを書いている。 ...続きを見る

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2015/12/09 08:49
1413 棚田の夜景 鴨川・千枚田を訪ねる
千葉県鴨川市の高台にある大山千枚田という棚田で開催された「棚田の夜祭り」を訪ねた。傾斜地にある水田のことを棚田といい、日本だけでなく、世界各地に存在する。フィリピン・ルソン島の「コルディリェーラの棚田」(世界文化遺産)やベトナム北部の「ホアンスーフィー棚田」(ベトナム国家遺産)は世界的にも有名だ。日本の数多い棚田のうち大山千枚田は、幻想的な夜祭りで次第にその名が知られるようになってきた棚田である。 ...続きを見る

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2015/10/27 07:44
1412 湖とりまく山の紅葉 日光にて
「湖をとりまく山の紅葉かな」 俳人の正岡子規が日光を訪れたのは明治25年10月30日のことだ。前日、宇都宮に入った子規はこの日、日光に足を伸ばし、華厳の滝や中禅寺湖を見て、翌31日に東照宮に参拝している。子規はこの旅で『日光の紅葉』という俳句入りの短い随筆も書いている。冒頭の句はこの作品の中の一句である。ことしの紅葉は例年より早いらしい。先日訪れた日光は、子規の句のような錦繍の季節を迎えていた。 ...続きを見る

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2015/10/26 11:07
1411 会津の歴史が詰まる古刹 国宝を持つ勝常寺
「山は暮れて野は黄昏の薄哉」(与謝蕪村) 蕪村は江戸時代を代表する俳人で、絵師でもある。先日、未確認の俳句212句が俳句集「夜半亭蕪村句集」に収録されていたというニュースがあり、蕪村の俳句の奥の深さを感じたものだ。秋の気配が漂う会津や日光を訪れ、蕪村の冒頭の俳句を思い出しながら山の紅葉に見入った。会津は紅葉の季節。磐梯山の山腹も赤く染まり、稲の取り入れは終わっていてそば畑では収穫を待つそばが実っていた。 ...続きを見る

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2015/10/21 15:42
1410 優しい「月の山」 届いた出羽の風景
(月山の降臨?現象) 森敦の『月山』(1974年に芥川賞を受賞)は、霊山である出羽三山(月山、湯殿山、羽黒山)の一つ、月山(1984メートル)の麓の小さな寺にある夏に住み着いた男が長い冬を過ごした後、どこかに去っていくという話の名作で、森自身の体験を基にした私小説だ。この作品で森は前段で月山について細かく描写している。たまたま山形の知人から月山の珍しい写真が届いた。それは美しい風景であり、霊山を象徴するような写真だ。 ...続きを見る

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2015/10/07 14:13
1409 自然界の驚異を知る大村さんの受賞 受け継がれるヒポクラテスの精神
山形の知人から、きのこの季節を知らせる便りが届いた。写真を見ると、里山のこの秋は大豊作のようだ。きのこには人間が食べることができるものと、食べると最悪命を失う毒を持ったものがある。長い歴史を経てその見分けができるようになったのだから、人間の知恵と同時に自然界の奥の深さを感じる。ノーベル医学生理学賞の受賞が決まった北里大特別栄誉教授大村智さん(80)の研究も、自然の驚異を思わせるものだ。 ...続きを見る

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2015/10/06 16:30
1408 ヨンキントとユトリロと 感受性強く知的な芸術家たち
詩人の大岡信は、『瑞穂の国うた』(新潮文庫)というエッセーの中で、秋のしみじみとした感じを象徴するのは酒であり、騒がしいビールの季節が終わり、10月は静かな日本酒の季節だという趣旨のことを書いている。酒がおいしい季節がやってきて、私の部屋のカレンダーは酒と縁が深いオランダの風景画家ヨハン・バルトルト・ヨンキント(1819年〜1891年)の『オーフェルスヒーの月光の下で』(オーフェルスヒーはロッテルダムの空港近くにある地区)という1871年作の絵になった。ヨンキントは日本ではあまり知られていないが... ...続きを見る

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2015/10/05 14:19
1407 垣間見る山頭火の世界 どこからともなく秋の雲
夜が明けても見える月、あるいは明け方まで残っている月のことを「残月」という。朝、西の空を見ると、すじ雲(巻雲)を従えて白くて丸い月が、すすきの彼方に浮かんでいた。一昨日の夜は、だれが名づけたのかスーパームーン(要するに満月)だった。白い残月、秋本番が近付いていることを肌で感じる朝だ。 ...続きを見る

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2015/09/30 13:27
1405 見えそうな金木犀の香り 開花した秋の花
見えさうな金木犀の香なりけり(津川絵理子) 金木犀が開花した。例年よりかなり早い。辞典には「中国原産で、仲秋のころ葉腋に香りの高い小花を多数つける。橙色の花を開くのが金木犀、白いものは銀木犀という」と出ている。わが家には金木犀が2本、銀木犀が1本あるが、後者は花が咲いても香りはあまりなく、気をつけないと、いつのまにか花が散っていたりする。 ...続きを見る

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2015/09/23 20:36
1396 子規の9月 トチノミ落ちて秋を知る
俳人の正岡子規が亡くなったのは1902年(明治35)9月19日で、白露の末候「玄鳥去る」(つばめさる)のころだ。当時は秋のたけなわだったかもしれないが、現代は残暑厳しいころである。ロンドンに留学中だった親友、夏目漱石に子規の訃報が届いたのはそれから2カ月半後のことで、漱石は冬のロンドンで5句の秋の句を作った。そのうちの1句に「手向くべき線香もなくて暮れの秋」という、「暮れの秋」という微妙な表現をしている句がある。 ...続きを見る

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2015/09/01 09:54
1384 7月の終わりに 炎暑の中で
私の部屋に1枚の絵ハガキがある。 ペルーの世界遺産、マチュピチュの遺跡を背景に動物のリャマが草を食んでいる風景である。よく見ると遺跡周辺には豆粒のように観光客の姿が写っているが、手前のリャマの周辺に人はいない。何とものんびりしていて、気に入っている1枚だ。同じペルーには、もう一つ有名な世界遺産がある。ナスカの地上絵だ。この絵に関して、先日興味深いニュースがあった。 ...続きを見る

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2015/07/31 14:35
1383 夏の風景 すみからすみまで光に埋る花たち
「夏のあかるさ すみからすみまで光に埋ってゐる そのなかに ひとつづつ彫られてゆく 小さい生きものの姿 うすい羽 誰が彫ってゐるかわからないが ひと鑿(のみ)づつそれがゆく」 ...続きを見る

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2015/07/27 11:32
1381 美を考える ニュースに登場する醜悪な人たち
最近、美について考えることが多い。美という概念からは芸術、哲学から自然界まで幅広いものを感じとることができる。関心事の一つである仏像を見ても、その気品ある姿は美そのものである。私の家の墓地がある寺には薬師如来像がある。顔の表情はとても柔らかで、穏やかだ。こうした美とは対極にあるのが「醜悪」だ。それが新聞、テレビに度々登場する人たちから感じるのはどうしたことか。 ...続きを見る

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2015/07/22 21:07
1380 更地に咲くヒメヒオウギズイセン 厄介な帰化植物だが……
近所で独り暮らしの高齢者男性が亡くなった。親類の人たちは残された一軒家を解体処分し、跡地はブルドーザーで整地され、更地になった。不動産業者が売りに出したその土地に、朱赤色の花が群生し咲いている。 ...続きを見る

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2015/07/12 16:04
1376 病んでいる日本社会 報道の自由度ランキングは61位
安倍首相の応援団である自民党若手議員の勉強会で、講師として招いた作家の百田尚樹氏とともに衆院議員が沖縄県民世論を批判、「広告を出さないように経団連に働きかけろ、2つの新聞はつぶすべきだ」などと沖縄の2紙(沖縄タイムス、琉球新報)を威圧する発言を行ったことは、ここで書かなくてもだれしもが耳を疑ったに違いない。 ...続きを見る

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2015/07/03 22:20
1374 映画「愛を積むひと」 美瑛を舞台にした大人のメルヘン 
定年になったら田舎暮らしをする―。そんな夢を実現している人たちは少なくないだろう。私の知り合いにも何人かいる。映画『愛を積むひと』は妻の希望で北海道・美瑛に東京から移り住んだ夫婦を中心にした大人のメルヘン、あるいはファンタジーといっていい。そう表現した理由は後で書くが、美瑛の自然美が何より心に沁みた映画だ。 ...続きを見る

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2015/06/25 20:28
1372 イザベラ・バードが見たアジサイ 『日本奥地紀行』より
梅雨の時期の花といえば、アジサイだ。この季節を好きという人はそう多くないだろう。だが、この花を見ていると少し気分は落ち着く。植物には南限や北限があるが、アジサイは日本のどこでもみることができる花である。イギリスの旅行作家、イザベラ・バード(1831〜1904)の『日本奥地紀行』(平凡社、高梨健吉訳、1885年版より)、あるいは『イザベラ・バードの日本紀行』(講談社学術文庫、時岡敬子訳、1880年版より)の中の北海道編にもこの花が出てくる。 ...続きを見る

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2015/06/18 22:34
1369 どくだみの季節 意外においしい?梅雨の花
関東地方まで梅雨入りした。この季節の花といえば紫陽花が一番幅をきかせているようだが、木陰を歩いていると、どくだみの白い花(白く密集して見えるのは総苞で、苞の中心に黄色い花を穂状に付ける=角川・俳句歳時記)が一面に咲いているのを見かける。薬用になることから「十薬」ともいわれ、どくだみ茶は老廃物の排出に効果があるという。そのほかこの多年草はゆでたり、てんぷらにしたりして食べると意外にうまいそうだ。 ...続きを見る

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2015/06/08 18:46
1368 釣鐘草と精霊の踊り 私的音楽の聴き方
道端に蛍袋(ホタルブクロ)の花が咲いている。歳時記には釣鐘草、提灯花、風鈴草ともと出ており、同じキキョウ科なのだ。ホタルブクロの花は下を向き、釣鐘草の花は上を向いて咲くらしい。 ...続きを見る

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2015/06/04 21:30
1364 東の空に「環天頂アーク」 格別な自然現象
自然現象は不可思議だ。そんなことを考えたのは今朝、東の空に虹のようなものを見かけたからだ。ラジオ体操の途中、東の空を見上げている人が数人いた。携帯のカメラを空に向けている人もいる。体操が終わったあと、私も空を見上げると、虹が出ていることに気が付いた。虹は雨上がりに出るのが普通だが、今朝の虹は好天の中での現象である。調べてみると、この虹のような現象は「環天頂アーク」というそうだ。 ...続きを見る

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2015/05/22 11:18
1362 野の花アザミ 連想する言葉は「ありがとう」
道のわきに紫色のアザミの花が咲いている。何気なく通り過ぎていたが、かなり以前から咲いていた。俳句では「薊」が春、「夏薊」が夏の季語になっており、アザミの花期が長いことがうかがえる。種類が多く(世界で約250種、日本では70〜80種)、春から秋にかけて花が咲いているそうだから、散歩途中に目を楽しませてくれる野の花といえよう。 ...続きを見る

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2015/05/20 10:19
1361 5月は好きですか ノバラの芳香に包まれて
5月という月を嫌いな人はいるのだろうか。よほどの事情がある人を除けばかなり高い確率でこの季節は日本人にとって人気度は高いだろうと思う。「5月という月は、草花にせよ、鳥とか昆虫にせよ、生命力が躍動して大きく羽ばたく時期です」(新潮文庫『瑞穂の国うた』とは、詩人の大岡信の言葉である。 ...続きを見る

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2015/05/18 13:04
1360 人生の特別な一瞬 心に残る風景
叙情詩で知られた詩人の長田弘さん(75)が亡くなった。本棚にある長田さんの詩集『人生の特別な一瞬』(晶文社、2,005年)を取り出して、読み直した。この中に「もう一度ゆきたい場所」という詩がある。小学校と中学校、そして高校のことを書いた詩で、読む者に望郷を感じさせる。まず詩の全文を紹介し、後半では長田さんの出身地である福島県の元小学校校長の心温まる話を書いてみる。 ...続きを見る

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2015/05/11 10:16
1358 下がるほど美事(見事)な藤の花 山に広がる紫の房
山藤の花が見事に咲いている。藤の花は蝶形をしていて房になって咲いているのが特徴で、ことしは例年よりもその美しさが際立っているようだ。花が下を向いているために「下がり藤」とも呼ばれ、家運が下がるという理由で敷地内に植えるのは不吉だという説もある。しかし、かつて勢力を誇った藤原氏の家紋は下がり藤であり、藤=不吉説の真偽はよく分からない。 ...続きを見る

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2015/05/01 20:05
1357 日本政府の遅い対応 ネパール地震に思う
ネパールでM7・8の大地震が発生し、多くの犠牲者が出ている。そのニュース映像を見ていて、あらためて自然の脅威を感じ、東日本大震災を思い出した人は少なくないだろう。 ...続きを見る

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2015/04/27 22:22
1355 鳴かないカメの話 生態系の変化を考える
「亀鳴く」という俳句の春の季語がある。これについて『俳句歳時記』(角川学芸出版)には「春になると亀の雄が雌を慕って鳴くというが、実際には亀が鳴くことはなく、情緒的な季語。藤原為家の題詠歌『川越のみちのながぢの夕闇に何ぞと聞けば亀ぞなくなる』(『夫木和歌抄』)によるといわれ、古くから季語として定着している」と、書かれている。 ...続きを見る

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2015/04/23 11:26
1350 「散った桜散る桜散らぬ桜哉」 上野公園を歩く
花びらが散りはじめ、「葉桜」になりつつある上野公園を歩いた。報道の通り、雨にもかかわらず公園には中国人をはじめとする外国人の姿が目についた。いつから外国人がこの公園の桜に興味を持つようになったのかは知らない。しかし、花を愛でる気持ちは人種を超えたものなのだろう。 ...続きを見る

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2015/04/06 09:56
1349 桜絶景 花散る道を歩く
桜は日本を代表する花である。現在、列島は桜前線が北上中だ。今月末には青森まで達するだろう。なぜ、日本人は桜を愛するのだろう。一時期、桜は暗いイメージでとらえられた。 ...続きを見る

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2015/04/03 21:38
1348 ミモザ咲く季節 ダンテが踏みし甃(いしだたみ)
庭にある2本の黄色い花が咲きました。いわゆる「ミモザ」です。1本はよく見かけるもので、こちらは「ミモザアカシア」、もう1本はやや色が薄い「銀葉アカシア」です。いずれもオーストラリア原産の初春の花です。 ...続きを見る

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2015/03/17 10:08
1343 春をどう感じるか 手賀沼よよみがえれ
3月はどんな季節なのだろう。詩人の大岡信は「大地が再生し古いものと新しいものが交替する時期」と述べている。そんな3月の初めに、以前から続いている「子規の会」という句会があった。 ...続きを見る

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2015/03/03 09:11
1342 透明感あふれる朝 開花待つ花々たち
文芸評論家の杉本秀太郎は「春の花は、どれも押しなべて人を過去のほうへ、回想へ、幼少時へと引き戻すのは何故だろう」(講談社学術文庫・花ごよみ)と書いている。春は花の季節でもあるが、杉本が書くように、この季節の花は桜やつくしをはじめとして人を回想へと引き戻す、不思議な作用を持つようだ。そうした花々の季節が近付いている。 ...続きを見る

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2015/03/02 14:41
1328 人間賛歌・種まく人 ミレー展にて
ジャン=フランソワ・ミレーの「種まく人」(1850年)に触発されて、フィンセント・ファン・ゴッホが同じ題名の作品を描いた(1880年)ことはよく知られている。東京・丸の内の三菱一号館美術館で開催中の「ボストン美術館・ミレー展」で見た「種まく人」は、岩波書店のシンボルマークなどで見慣れているせいか、懐かしさを覚える作品だった。一方、ゴッホはミレーの絵に対し「残念ながら色彩がない」と語り、同じ画題でまばゆいばかりの色彩表現の絵を描いた。2つの絵にはそれぞれの個性が表現されているといえよう。 ... ...続きを見る

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2014/12/28 17:03
1327 タイ・チェンマイに雪?が降る クリスマスのプレゼント!
タイ・チェンマイに住む友人から、「雪景色」の写真が届いた。チェンマイの目抜き通りに雪が積もっている。暖かいタイにも雪が降るほど、地球の気候変動は激しいのかと、一瞬思った。 ...続きを見る

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2014/12/27 09:09
1326 照明の陰影 LEDと現代
いま、照明はLEDの全盛時代になった。だが、いまから40年前の1974年当時、日本社会は室内照明に陰影を大事にする「ほの暗い時代」を迎えつつあった。いまでは考えられないことだが、そんな時代があったことを懐かしく思い出している。 ...続きを見る

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2014/12/24 22:29
1325 思い浮かべる漢字は「遠」 旅、選挙、大震災……
庭から出ると遊歩道がある。その植え込みの中から、一本だけ背が高くなった水仙の花が咲いた。自然の生命力が、悪条件を乗り越えて花を咲かせたようだ。正岡子規は「水仙の僅に咲て年くれぬ」(明治30年)という俳句をつくっている。きょうは23日だから、ことしも残り8日しかない。そんな年の暮れに、ことしの私自身を漢字一字に当てはめて振り返ると「遠」を思い浮かべるのだ。 ...続きを見る

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2014/12/23 15:51
1324 津波で亡くなった息子供養の観音像 友人のブログから
東日本大震災で、息子2人を亡くした仙台市宮城野区の父親が自力で観音像を建てたという話を友人がブログで紹介している。「舟要観音(しゅうようかんのん)」という2人の名前が由来という観音像には、「2人の息子さんや同地区の300人余の犠牲者に対する慰霊というだけでなく、人々の暮らしの記憶が刻まれたふるさと・蒲生の再生への願いが込められている」と友人は記している。東日本大震災から3年9カ月、復興の道のりが険しい中、被災地は厳しい冬を迎えている。 ...続きを見る

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2014/12/20 09:40
1319 健さんの死 空に一筋の雲  「ひた向きに生きたい」
「高倉健のようにひた向きに生きたい」いつかの酒席で私はこう話したらしい。人間は自分とは遠い存在に憧憬を持つから、私は酔いにまかせてそう言ったのだろうか。 ...続きを見る

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2014/11/18 14:26
1318 「がんばっぺ までいな村」 原発事故で全村避難の飯舘村が絵本に
東日本大震災から3年8カ月が過ぎた。東京電力福島第1原発事故で、避難した福島の人々の多くは依然として故郷に帰る見通しがつかないまま、むなしい日々を過ごしている。その中に全村避難となった飯舘村の人たちが含まれている。日本のふるさとのような存在の飯舘の震災の前と後を描いた絵本が出版され、絵を描いたかとーゆーこさんの「原画展」が16日まで東京・秋葉原の画廊で開催された。 ...続きを見る

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2014/11/16 21:34
1317 渡り鳥がやってきた 白鳥と皇帝ダリアに寄せて
今朝は寒い朝だった。散歩コースから見た調整池は、外気が冷えたために発生する水蒸気が上がっていた。渡り鳥の姿も次第に増えている。渡り鳥といえば、白鳥の飛来地で知られる新潟県の人造湖・瓢湖にも白鳥の季節がやってきたという。知人から写真が届いたのを見て、冬の訪れを実感した。 ...続きを見る

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2014/11/14 10:01
1314 扇風機とストーブがバトンタッチ 立冬への思い
きょう7日は立冬だ。『日本の72候を楽しむ』(東邦出版)には、「立冬とは、冬の気配が山にも里にも感じられてくるころのこと。木々の葉が落ち、冷たい風が吹き、冬枯れのようすが目立ってきます」とある。 ...続きを見る

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2014/11/07 19:17
1312 山茶花の赤い花 温暖化で早まる開花時期
遊歩道にけやきの葉が舞落ちる季節になった。けやきの木を見上げると、茶や赤い色が増している。10月も最終週になったのだから、落ち葉が増えるのは当然なのだ。近くの公園では、山茶花の赤い花が咲き出した。ことしの立冬は来週の11月7日だが、冬はもうそこまで近づいている。 ...続きを見る

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2014/10/28 09:58
1304 忘れられたなつめの木 秋を彩る楕円形の果実
「なつめの実青空のまま忘れらる 友岡子郷」。 ...続きを見る

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2014/10/01 14:08
1303 福島から季節の便り 「くだものの宝石箱」の取り組み
福島の知人から旬の果物、梨(二十世紀)が届いた。早速いただいた。瑞々しくて、甘い。「2014年 梨園たより」というパンフレットが同封されていた。そのパンフからは、原発事故の影響で苦労する果樹園の姿がしのばれた。 ...続きを見る

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2014/09/30 10:23
1302 御嶽の噴火に思う 人智を超えた自然の脅威
噴火した御嶽は深田久弥の『日本百名山』の60番目に出てくる日本アルプスの中で「別格」の山である。NHKの報道によると、この噴火によって、登山中だった31人が心肺停止状態だという。けが人も多数出ており、火山国日本の自然の脅威を実感する。山で噴火に遭遇していた人たちの無事帰還を祈りたい。 ...続きを見る

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2014/09/28 20:57
1300 いわし雲の季節に 子規去り112年
俳人の正岡子規が亡くなったのは明治35年(1902)9月19日だった。既に112年が過ぎている。秋の彼岸入りのころで、秋真っ只中のこの世との別れだったといえる。朝、空を見上げたら、鰯雲(いわしぐも)が浮かんでいた。 ...続きを見る

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2014/09/21 16:31
1299 hana物語(41)最終回 つぶやき18
「子宮の緊急手術 hanaのつぶやき」 ことしも残すところあと5日です。そんな暮れの夜、「お父」は安倍内閣誕生のニュースにずうっと見入っていました。そして、「お父」は「日本はいい方向へ変わることができるのかなあ」とつぶやいていました。 ...続きを見る

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2014/09/20 06:53
1297 hana物語(39) つぶやき16
「ついに絵のモデルに hanaのつぶやき」 「一芸に秀でる者は多芸に通ずということわざがある。ある分野を極めた人は他の分野でも優れた才能を発揮することができるという意味だよ」。 ...続きを見る

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2014/09/18 06:08
1295 hana物語(37) つぶやき14
「老犬でも想像妊娠 私の日記から」 人間の世界では「想像妊娠」という言葉がある。実際には妊娠していないのに、妊娠したのと同じような兆候が現れる現象だ。それが犬の場合にも発生することがあることを、わが家のhanaが証明した。8歳半の老犬の範疇に入りつつある犬でも、こうした現象が起きることに生命の不可思議さを感じた。 ...続きを見る

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2014/09/16 07:54
1294 hana物語(36) つぶやき13
「いたずらをやりました hanaのつぶやき」 ことしもきょうで終わり、2011年が近づく足音が聞こえてくるようです。私は8歳半になりました。夕方の散歩のとき、だれもいない広場で「お父」がリードをはずしてくれたので、思い切り走ってみました。近くに落ちていた野球のボールを「お父」が遠くに投げ、それを追いかけたのです。 ...続きを見る

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2014/09/15 09:44
1291 hana物語(33) つぶやき10
「犬の事故の話 私の日記から(第1章と重複しますが、当時の心境はこんな感じでした)」 ...続きを見る

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2014/09/12 09:40
1284 hana物語(26) つぶやき3
「寂しさのあまり hanaのつぶやき」 このところ、昼間私はいつも孤独です。この家で一番私の面倒をみてくれるママの姿が見えないからです。一軒家で留守番をするのは、ママが習い事に出かける週1回だけでした。それなのに、今週はママの姿はずうっと見かけません。夜になると、仕事を終えて帰ってくる私の妹分のちーちゃんもいないのです。さびしくて、さびしくてたまりません。 ...続きを見る

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2014/09/06 08:17
1283 hana物語(25) つぶやき2
「雨の散歩はいや」  このところ、秋雨前線の影響で雨の日が多く、散歩をする人や犬の姿は少ない。けさも6時に起き外を見たら、雨が降っている。散歩はどうするかと思っていたら、家のhanaが起きてきて私に擦り寄り、しきりに甘える。 ...続きを見る

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2014/09/05 16:25
1281 hana物語(23) 月を見る夜
2013年9月19日は旧暦8月15日の満月で、中秋の名月の日でもあった。 ...続きを見る

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2014/09/02 07:28
1280 hana物語(22) 別れの日
2013年9月15日は、台風18号が接近してきた影響で朝から強い雨が降っていた。だが、昼近くから晴れ間がのぞいた。この日、hanaの49日には少し早いが、床の間に飾っておいた遺骨を庭に埋めてやることにした。その場所は、前から決めていたように、金木犀と夏椿の間にした。居間からよく見える場所であり、さびしがり屋のhanaには一番落ち着くのではないかと思ったからである。 ...続きを見る

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2014/09/01 07:24
1278 hana物語(20) 輪廻転生〜いつの日か
「輪廻転生」。霊魂がこの世に何回も生まれ変わってくるという意味で、多くの宗教でこの考え方が存在するという。私は突き詰めて考えたことはなく、信じてもいないのだが、なぜかhanaが生きている間から「この子は今度生まれ変わるとしたら私たちの子どもになりたいと思っているのかもしれないな」などという、とりとめのない会話を家族の間で何回か交わしたことがある。 ...続きを見る

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2014/08/30 07:31
1277 hana物語(19) 月命日に写真集が完成
hanaがこの世を去って2013年8月30日で1カ月が過ぎ、「月命日」を迎えた。仏教用語では「祥月命日」という、一周忌以降の故人の亡くなった月日(命日)と同じ月日のことを指す言葉もあり、ややこしいが、いずれにしても時間の過ぎるのは早く、あの悲しみの日から多くの時間が流れたわけである。 ...続きを見る

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2014/08/29 07:22
1276 hana物語(18) たまには私だって
犬を主人公にした小説で一番心に残っているのは、ジャック・ロンドンの「野性の呼び声」だ。アメリカ、カリフォルニアの判事の家でのんびり暮らしていた大型犬バックが、庭師に盗まれてゴールドラッシュに沸くアメリカとカナダ国境へと売られ、過酷な犬ゾリ隊に組み込まれ、いつしか野性を取り戻していくという話である。 ...続きを見る

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2014/08/28 09:10
1273 hana物語(15) 誕生日が過ぎて
hanaは2002年7月1日の生まれで、2013年夏11歳になった。それから30日間でこの世を去ったが、毎年祝った誕生日のことが忘れることができない。それはユーモラスであり、hanaにとっては、ごちそうにありつける記念日でもあったはずだ。その誕生日を1回だけうっかり忘れていたことがあった。6歳になった2008年7月1日のことだった。 ...続きを見る

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2014/08/25 09:23
1259 hana物語(3) シリウスへの旅立ち
hanaとの別れは突然やってきた。夜、息が荒くなったhanaを心配し、次女が居間に布団を運んできて隣で寝たが、次女自身、こんなに早く別れがくるとは思わなかっただろう。hanaの様子が落ち着いたのを見て、家族は夜11時過ぎには消灯し、就寝した。時計は回り、7月30日になった。午前2時15分過ぎ、寝ていたはずのhanaが突然「ウーン」という唸り声を上げた。それに気づいた家族全員がすぐに起き出し、hanaの元へ行く。口から黒い液体を吐き出し、苦しそうな顔をしている。 ...続きを見る

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2014/08/07 07:48
1256 はびこる「緑の怪獣」 繁殖力旺盛なクズがイタズラ・注意看板を覆う
朝の散歩の途中、調整池の周りで写真のような看板を見た。看板には「かいだんちゅうい あぶない!」の文字と、青い体をした伝説の生き物・カッパらしいものが池にはまっている。その看板をツル性の植物がぐるぐると巻きつき、怪しい雰囲気を醸し出している。それは「緑の怪獣」の異名を持つクズ(葛)の仕業だった。繁殖力の強いクズがこの周辺でも確実に生息範囲を広げている。 ...続きを見る

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2014/08/03 14:22
1255 待宵草が咲いている hanaの死から1年
朝、いつもの散歩コースである調整池の周囲を歩いていると、黄色い花がひっそりと咲いているのを見かけた。帰宅して図鑑で調べると「マツヨイグサ」(待宵草)と分かった。この花はたしか昨年の夏も見た。しかし、わが家で飼っていた犬のゴールデンレトリーバー(メス11歳)のhanaが重い病気にかかっていて、散歩をしていても花を楽しむ余裕はなかったから、写真も撮っていない。 ...続きを見る

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2014/07/30 20:57
1253 ユリの季節 牧野富太郎の考察を読む
「百合の香を深く吸ふさへいのちかな」。ハンセン病の療養所で生涯を送った俳人、村石化石(ことし3月8日、91歳で死去)の句。 ...続きを見る

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2014/07/23 11:32
1252 沖縄の建築物の魅力を追う 「小さな宝石のような風景」を連載
沖縄暮らし15年になる友人が南の島の建築物に魅せられ、朝日新聞のホームページ「朝日新聞デジタル」で「沖縄建築パラダイス」と題した連載を続けている。ことし1月から始まった連載は既に14回を数え、個性豊かな建築物を通して沖縄の魅力を伝えている。50回まで続けるのが目標というから、これからも私たちが知らないユニークな建物が記事になるかもしれない。 ...続きを見る

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2014/07/21 06:11
1251 イルカに救われた人生 時の人になった北海道の笹森さん
北海道でクジラウオッチングを続けている笹森琴絵さんが「日本クジライルカウオッチング協議会」の初代会長になり、朝日新聞の時の人ともいうべき「ひと」(7月16日付)欄に紹介された。昨年6月、室蘭市で笹森さんにお会いして話を聞いたことがあるが、「ひと」の記事を読んで海を愛する笹森さんを思い出した。 ...続きを見る

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2014/07/20 10:25
1247 懐かしきは夕菅の花 季節の花に寄せて
ことしも私の散歩コースにユウスゲ(別名、黄菅)と似た黄色い花(ヘメロカリスらしい)が咲き始めた。かつてユウスゲはそう珍しくはなかったが、都市化現象が進んだ影響で一部の地域では絶滅危惧種に指定されるほど、姿を消しているという。高原に自生し、軽井沢を代表する花といわれる。一方、ヘメロカリスはユウスゲやカンゾウ(ワスレナグサ)類を品種改良したもので、絶滅の心配はない。まだ一輪しか咲いていないが、花期はまだ続きそうだから、しばらくの間花を楽しむことができる。 ...続きを見る

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2014/06/27 10:02
1245 森に響くキツツキのドラミング 梅雨の晴れ間の朝に
毎朝、ラジオ体操に参加している。遊歩道の一角に広場がある。そこには色とりどりの花が咲いている花壇があって、この周囲を取り囲むような形で40人近い人たちが体操をしている。けさは梅雨の晴れ間、暑さもたいしたことはなく、さわやかだった。広場の隣の小さな森ではホトトギスが鳴き、「トントントン」という音がする。見上げると、キツツキ(啄木鳥)が雑木の幹をつついでいる。 ...続きを見る

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2014/06/19 16:30
1244 飛び立ったキジバトの雛 鳥たちに見た生命力
野鳥が巣立ちをするのを初めて見た。きょう9日夕方のことである。わが家の東側にあるキウイフルーツにキジバトが巣をつくったのは5月7日のことで、さらにその後卵を産み、この月の26日には雛がかえった。 ...続きを見る

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2014/06/09 22:29
1243 ひっそりと咲く夏アザミ 春から秋までの路傍の花
散歩コースの調整池の周囲にアザミの花が咲いている。アザミは漢字で「薊」と書く。俳句の季語は春である。立夏はとうに過ぎているが、キク科の植物であるあざみは種類が多く、春から秋にかけて花が咲き続けるという。このうち夏に咲くアザミ を「夏薊」といい夏の季語になっている。 ...続きを見る

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2014/06/04 22:59
1242 成長著しいキジバトの雛 巣立ちの日が近付く
6月に入った。二十四節気の小満から芒種を経て夏至が終わると、1年も半分が終わる。現在は小満の季節。「いのちが、次第に満ち満ちていくころのこと。草木も花々も、鳥も虫も獣も人も、日を浴びて輝く季節」(白井明大・日本の七十二候を楽しむ)時期だ。しかし、この数日は、芒種を飛び越え、夏至になったような暑さが続いている。 ...続きを見る

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2014/06/02 11:10
1238 一面が白い幻想の世界 ノイバラ咲く調整池
散歩コースに調整池があることは、このブログで何回も書いている。周囲が1周1キロほどの散歩コースになっていて、すり鉢状の底の部分に池が3分の1、残りが雑草地帯(野原)になっている。雑草のほかにいつの間にか雑木も育ち始め、現在は一面白い花のノバラ(ノイバラ)が咲いている。野原に咲くノバラは幻想的である。ノバラで多くの人が思い出すのは、「童は見たり…」の「野ばら」というあの歌だろう。しかし、この歌に出てくるノバラは白ではなく赤い色である。なぜなのだろう。 ...続きを見る

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2014/05/20 16:21
1237 悲しみのために花となる 殿堂入りバラ園にて
「薔薇は薔薇の悲しみのために花となり青き枝葉のかげに悩める」 若山牧水 (薔薇がまるで心を持ったもののように歌っている。作者は自分の心の悲しみや悩みを、薔薇に移してうたった。山本健吉・句歌歳時記 夏・新潮社) ...続きを見る

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2014/05/18 10:33
1236 薔薇が咲く季節 香りに誘われて…
薔薇の季節になった。薔薇好きが高じて、バラ園を運営しながら句作を続けた俳人がいる。長い間、俳誌「みちのく」を主宰した原田青児(2013年1月、94歳で死去)である。作家で俳人の倉阪鬼一郎が原田のことを「薔薇の俳人」と呼んでいるように、原田は数多くの薔薇に関する句を残した。 ...続きを見る

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2014/05/16 15:50
1235 キジバトその後 巣作り終えてひなを待つ
キジバトの話を先週のブログに書いた。5月7日にキウイフルーツの木の間に巣作りを始めたハトたちは、しばらくは午前中の短い時間しか巣にいなかったが、いつのまにか完成し、卵を産んだのか11日からは終日、巣の中に必ず一羽がいるようになった。平和の象徴といわれるハトの雛が無事にかえることを願う日々がしばらく続くことになる。 ...続きを見る

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2014/05/13 10:41
1233 桐花の香りに包まれて 奇麗な風吹く散歩道
都市部ではほとんど見かけなくなったのが桐の木だ。その桐の木が私の散歩コースの調整池の斜面に2本ある。花の季節を迎え、大きくなった2本の木は薄紫の花をびっしり咲かせている。花を見上げていると、紫の花から何やらかぐわしい香りが漂ってくる。正岡子規は5月から6月にかけての季節を「六月を奇麗な風が吹くことよ」と詠んだが、いま、調整池の周囲にもきれいな風が吹いている。 ...続きを見る

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2014/05/09 07:25
1231 ハトが果樹の中に巣づくり 平和の象徴の悲しい歴史
1年前のいまごろ、わが家の庭の生け垣(ヒイラギモクセイ)にハトが巣をつくった。キジバトらしいつがいである。オスが懸命に小枝をくわえてきてメスがいるところに運んでくる。そして、いつの間にか巣の形になり、産んだ卵を抱え、雛をかえして6月初めには巣立っていった。時はめぐり同じ新緑の季節となり、キジバトたちは、今度は東側のキウイフルーツの木に巣作りを始めている。ハトには帰巣本能があるといわれるが、近くの別の場所に巣をつくることもその概念に相当するものなのだろうか。 ...続きを見る

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2014/05/07 11:21
1230 「躑躅の花で山が燃えるよう」 難しい当て字の話
近くの泉自然公園(千葉市若葉区)に行くと、山躑躅(ヤマツツジ)の花が満開だった。華やかで、躑躅がある一帯は燃えているような錯覚に陥った。それにしても、躑躅という字は難しい。あまりに難しいので、平仮名かカタカナで書くことが多いのではないか。杉本秀太郎著「花ごよみ」(講談社学術文庫)には、次のような解説が載っていた。 ...続きを見る

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2014/04/28 09:57
1229 雪に負けず育つオリーブ 新潟で障害者の自立を支援
新潟は豪雪地帯である。その新潟でオリーブ栽培に取り組んでいる知人がいる。障害者の自立支援のNPO「ひなたの杜」を運営する橋元雄二さんだ。新潟市内の耕作放棄地を借りてオリーブを植え、障害者とともに育てているオリーブは順調に育ち、昨年から実をつけ始めた。 ...続きを見る

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2014/04/26 21:43
1228 酒を傾けて アルコールにまつわる話
「酒 傾ければ 愁い来らず」(月下独酌より)。唐時代の詩人、李白はこんな詩を残している。 ...続きを見る

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2014/04/25 15:28
1227 機械とシステムが進化しても 大惨事に思うこと
乗客乗員239人を乗せたマレーシア航空機が行方不明のまま40日以上が過ぎた。発見の手掛かりがないまま、このニュースも途絶えがちだが、韓国では16日、全羅南道珍島近くで旅客船「セウォル」号が沈没、現在までの情報では修学旅行のソウル市内の高校生ら33人が死亡、269人の安否が不明(179人が救助され、修学旅行引率者の教頭が自殺した)という痛ましい事故が発生した。救助活動は難航しており、世界中の人々が息を詰める思いでニュースを見ているのではないか。 ...続きを見る

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2014/04/19 20:38
1225 木々の若葉の光 百花繚乱の季節に
百花繚乱の季節である。その意味は、「種々の花が咲き乱れること。転じて、優れた人・業績などが一時にたくさん現れることをいう」(広辞苑)だそうだ。これからの季節は、文字通り百花繚乱といっていいほど、花が次々に咲く。わが家の狭い庭を見てもパンジー、チューリップ、海棠、シャクナゲ、ミモザが咲き、ハナミズキ、オオデマリの全盛期もそこまで来ている。そんな季節、STAPという名の万能細胞をめぐるニュースは見ていて憂鬱になる。集中砲火にさらされた自称「未熟」という若き研究者に未来があるのかと思い、学問・研究の世... ...続きを見る

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2014/04/10 16:23
1224 観桜のころ 花の冷えと花の重さの下で
花の冷えと花の重たさの下をゆく―。中央公論の名編集長として知られた俳人篠原梵の句である。山本健吉はこの句について「らんまんと咲いた花の下を行く。その冷えと重さを感じながら―。言い方に近代風の機知が感じられる」(句歌歳時記・春、新潮社)と評している。桜の花と冷えは付き物のようで、わが家周辺の桜は満開だが、桜の下を歩くと、冷えとともに、花の重さも感じる気がした。 ...続きを見る

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2014/04/06 17:24
1222 さまざまの事おもひ出す桜かな 東京を歩いて
「さまざまの事おもひ出す桜かな」。芭蕉45歳(1688年)の時の句である。桜が満開になった先日、こんな思いを抱きながら東京の街を歩いた。 ...続きを見る

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2014/04/01 15:16
1221 南米の旅―ハチドリ紀行(10)完 アマゾンに伝わる言い伝えから
この南米の旅のブログのサブタイトルである「ハチドリ紀行」は、南米に住むハチドリという鳥にちなんで付けたことは1回目に書いた。私がハチドリという言葉を知ったのは、いまから4年前のある会合だった。この時、アフリカのスーダンで医療活動をしている川原尚行さん(48)は「ハチドリのひとしずく」というアマゾンに伝わる言い伝えを引用しながら、「自分ができることを自分なりにやればいいと思う」という自身のボランティアとしての考え方を話したのである。 ...続きを見る

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2014/03/28 06:09
1220 南米の旅―ハチドリ紀行(9) 自然の宝庫・蝶の話
この南米の旅のブログ、5回目「天空の城を蝶が飛ぶ」で、マチュピチュに現れた蝶を同行者が撮影した話を紹介した。その中では「蝶に詳しいガイドと同行者の一人に聞いても、この蝶の種類は分からなかった」と書いたが、その後、その同行者からこの蝶に関して「マルバネキオビアゲハ」というアゲハ蝶の種類と推定されるという連絡が届いた。海外では郵便切手にも採用されるほど美しい蝶であり、あらためてマチュピチュを飛ぶこの蝶の写真に見入った。 ...続きを見る

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2014/03/27 05:59
1219 南米の旅―ハチドリ紀行(8) 胸を突かれた言葉
「あんなに値引きをさせたら、かわいそうだ」。マチュピチュへの拠点の一つ、ウルバンバのホテルの玄関わきには、ウールのセーターをはじめとする毛製品や雑貨などさまざまなペルーの民芸品を売る女性が陣取っていた。泊り客の日本人を目当てに、ホテルの了解を得て店を広げているのだろう。その女性たちに対し日本人観光客がかなり激しく値引きを求める姿があり、私たちを迎えにきたガイドが冒頭の言葉をつぶやいたのだった。 ...続きを見る

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2014/03/26 07:44
1218 南米の旅―ハチドリ紀行(7) 都市の風景=歴史のたたずまいに触れる
それぞれの都市に歴史がある。その歴史が特徴ある街並みを形成し旅情を誘うのだ。南米4ヵ国の旅で訪れた大きな街はパラグアイの首都アスンシオン、ペルーの首都リマ、さらにインカ(現ペルー)の古都クスコだった。3つの街はいずれもがスペイン統治下の影響を色濃く残していて、滞在は短時間だったにもかかわらず歴史のたたずまいに触れることができた。 ...続きを見る

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2014/03/25 09:52
1217 南米の旅―ハチドリ紀行(6) あれがナスカの地上絵?
かなり以前のことになるが、あまり天気が良くない日に仙台から函館までセスナ機に乗ったことがある。途中、岩手県花巻空港で給油しての長時間のフライトだった。ペルー南部の世界遺産「ナスカの地上絵」を見るため、12人乗りのセスナに乗った。巨大な絵を見せるのが仕事であるパイロットは軽飛行機を右に左に揺らし、降下と上昇を続ける。以前のセスナ搭乗を思い出しながら揺れに身を任せ、次々に現れる地上絵に目を凝らした。 ...続きを見る

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2014/03/24 11:51
1216 南米の旅―ハチドリ紀行(5) 天空の城を蝶が飛ぶ
標高2280メートルの高地にあるペルーのマチュピチュ。数多い世界遺産の中でもひときわ人気が高い謎の遺構である。NHKの旅番組のアンケートで「行ってみたい世界遺産」のトップに選ばれたマチュピチュだが、古都・クスコを経てこの遺構に行ってみて、その理由が分かったような気がした。ガイドによると、遠い日本からことしは6万8000人(数年前は2、3万人)の日本人観光客がやってくると予想されているそうだ。 ...続きを見る

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2014/03/22 15:54
1214 南米の旅―ハチドリ紀行(3) 悪魔ののど笛にて・ささやきにおびえる
「悪魔ののど笛」と聞いて、人はどんなことを想像するだろう。のど笛は、首ののど仏のあたりを言うが、悪魔と付くからには、やはり不気味さが伴う。そんな場所がイグアスの滝のアルゼンチン側にあり、現地を見て合点がいった。だれが付けたかは知らないが、うまいネーミングである。 ...続きを見る

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2014/03/19 10:59
1213 南米の旅―ハチドリ紀行(2) 大いなる水イグアスの滝
米国史上最も偉大な大統領といわれた第32代大統領・フランクリン・ルーズベルト(ローズベルトとも表記)の夫人・エレノア・ルーズベルトは、リベラルな婦人運動家で国連代表も務めた著名人である。ブラジルとアルゼンチンにまたがる世界3大滝の一つ「イグアスの滝」を訪れた際、その迫力に驚き「かわいそうな私のナイヤガラ」(ナイヤガラは北米カナダと米国国境にある)と言ったという逸話が残っている。 ...続きを見る

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2014/03/18 11:37
1212 南米の旅―ハチドリ紀行(1) 4万キロ、10回の飛行機乗り継ぎ
南米に行ってきた。往復4万キロ、飛行機を計10回乗り継いだ旅は、決して楽なものではなかった。それでも心に残る風景や人に出会った。スケールの大きい自然と歴史の驚異に接し、疲れも忘れた。南米・アマゾンには「ハチドリのひとしずく」という言葉がある。南米の象徴ともいえるハチドリをサブタイトルとして、今回の旅の模様を記すことにする。 ...続きを見る

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2014/03/17 16:01
1211 雛祭り終え菜の花の季節 ある句会にて
正岡子規の研究をライフワークにしている知人の呼び掛けで、2011年夏から世代の近い人たちが集まり、酒を飲みながら子規のことを中心によもやま話をする「子規を語る会」の会合が開かれている。私も参加しているその会合がいつの間にか9人の「句会」へと発展し、先日、今年初めての会が開かれた。私を含めほとんどのメンバーはこれまで俳句とは縁のない生活を送っており、事前に宿題のように出される「兼題」と当日の試験ともいうべき「席題」に四苦八苦しながら取り組んだ。 ...続きを見る

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2014/03/04 16:32
1210 したいことに理屈をつける人間 3月は交替の季節
前回のブログに引き続き「言葉の贈物」(岩波文庫)からの引用。「理性ある動物、人間とは、まことに都合のいいものである。したいと思うことなら、何にだって理由を見つけることも、理屈をつけることもできるのだから」。米国の政治家・科学者で「建国の父の一人」(独立宣言の起草委員)といわれるベンジャミン・フランクリン(1706−1790)の言葉である。 ...続きを見る

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2014/03/02 17:20
1201 天から送られた手紙 大雪は何を持ってきたのか
物理学者(雪氷科学者)で随筆家だった中谷宇吉郎は「雪は天から送られた手紙である」という言葉を残している。雪の研究に没頭した中谷は、北海道・十勝岳の麓で雪の結晶を撮影し、1936年(昭和11年)には北海道大学の低温研究所で、兎の腹毛を使って世界で初めて雪の結晶を人工的に作り出すことに成功。気象条件と雪の結晶形成の関係を明らかにしたことで知られる。8日、関東地方の太平洋岸にも大雪が降った。この大雪は、どんな手紙を天から持ってきたのだろう。 ...続きを見る

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2014/02/09 16:46
1199 風が頬を打つ立春の朝 福島の悲惨な現実
「春は名のみの風の寒さや…」という歌い出しの「早春賦」(吉丸一昌作詞、中田章作曲)を思い浮かべるような、立春の朝である。昨日とは一転して、天気は冬に戻ってしまった。ソプラノ歌手・鮫島有美子の「四季」のCDには79曲の最初にこの曲が入っている。米良美一編「日本のうた300、やすらぎの世界」(講談社)の「郷愁」の章の中でも紹介されており、101年(1913年・大正2年の発表)という時代を経ても色あせない歌なのだろう。歌を聴きながら、その詞の意味をかみしめた。 ...続きを見る

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2014/02/04 10:34
1198 カメラは特別な目 霧の朝の一断面
3日は節分。歳時記には「立春の前日で、新暦2月3日ごろにあたる。もともと四季それぞれの分かれ目をいう語だが、現在は冬と春の境をいう」(角川学芸出版編)とあり、光の春がそこまで近づいている節目の一日なのだ。朝、自宅周辺は濃い霧に包まれた。外気が暖かく、手袋やマフラーを外して歩いても寒くはない。カメラを持って朝の散歩に出た。 ...続きを見る

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2014/02/03 14:14
1194 かぐや姫の物語 モルッカ(インドネシア)にもあった竹取物語
アニメ映画「かぐや姫の物語」(高畑勲監督)は、日本最古の物語といわれる「竹取物語」を映像化したもので、美しい色彩が心に残る作品だ。 ...続きを見る

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2014/01/22 21:46
1193 シリウスで気付く多様な価値観  物事には光と影が
太陽を除き、地球から見える最も明るい恒星(自ら光を発する天体のこと)はシリウス(おおいぬ座の一等星)だという。いまの季節、夜空に輝いて見えるので目に付く星だ。出雲晶子著「星の文化史事典」(白水社)には、星に関する様々な話が出ており、シリウスについてもやや長めの文章で紹介している。そこには国によってこの星に対する見方が異なることが書かれていて、世界では物の見方が多様であることを再確認する思いで読んだ。 ...続きを見る

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2014/01/21 10:56
1190 少なくなった体操仲間 水泉動(すいせんうごく)の朝
2カ月近く休んでいた朝のラジオ体操に参加した。凍てつく朝。日の出の時刻は午前6時50分前後なので、体操をやる遊歩道の一角は少しずつ明るさが増している状態だ。それにしても見慣れていた以前の光景とは様変わりなのに驚いた。集まった人数は私を入れて12人しかいないからだ。夏休みの時期には子どもたちを含めて60人近い人数が集まるというのに、あまりの変わりようなのだ。寒さは人間には敵なのだと思う。 ...続きを見る

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2014/01/14 10:10
1186 藍と茜の光景 ほのぼのとした年のはじめに
「初空の藍と茜と満たしあふ」(山口青邨)。 ...続きを見る

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2014/01/02 22:45
1185 シリウスとの対話 遥かなるhanaからのメッセージ
わが家の飼い犬のhana(ゴールデンレトリーバー・雌、11歳)が、私たち家族に別れを告げてから、きょうで5カ月になった。友人から「hanaちゃんは、シリウスへ旅立ったのです」という便りをもらい、そのシリウスが見える日を待っていた。厳寒の季節になって、ようやく全天で一番明るい恒星(太陽のように、自分で光を出す星)といわれる星が姿を現した。 ...続きを見る

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2013/12/30 21:35
1184 森で見た天狗の羽団扇 ヤツデの白い花、そして梨木香歩「冬虫夏草」
小さな森を歩いていると、白い球状の花が咲いている木があった。ヤツデである。この木はかつて鑑賞用や目隠し用として家々に植えられていて、珍しくなかった。 ...続きを見る

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2013/12/27 14:02
1171 そうか、もう君はいないのか 滅びの美の季節
「そうか、もう君はいないのか」―。作家の城山三郎が亡くなった愛妻の回想を記し2008年に出した本の題名だ。来年の年賀状が売り出され、同時に喪中の便りが届く季節になった。年々、この便りは増えているな。そんな思いで一枚のはがきを手に取った。すると、ここ10数年、年賀状のやり取りだけで会う機会がなかった友人の奥さんからの「夫が亡くなったため、年頭のあいさつを失礼させていただきます」という喪中の便りだった。 ...続きを見る

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2013/11/22 22:10
1170 シリウスへ到着の知らせ 夢で聞くhanaの吠える声
夢の中で、音を聞いた人はいるのだろうか。夢は寝ている間に現実のように感じる心象だという。これまで私の夢には色も音もなかった。だが―。飼い犬のゴールデンレトリーバ―のhanaが死んでもう少しで4カ月になる。この間、hanaの夢は見ていない。家族も同じらしい。今朝方(たぶん4時ごろ)寝ているにもかかわらずhanaの吠えている声が聞こえたのだ。夢の中だった。それはhanaが死んでから旅を続けていた、一等星「シリウス」へ到着したという知らせだったのかもしれない。 ...続きを見る

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2013/11/19 21:31
1169 「天を突く皇帝ダリア空碧し」  コーヒー哲学序説
物理学者で随筆家だった寺田寅彦は「コーヒー哲学序説」という作品を残している。題名からすると、論文のようにも思えるが、コーヒーとのかかわりを書いたエッセーである。その中で次の2つの言葉は、コーヒーの本質を突いたもののように受け止めることができる。 ...続きを見る

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2013/11/18 12:17
1167 地球温暖化への強い警鐘 フィリピンの台風被害・COP19の比代表の演説
フィリピンを8日超大型台風30号「ヨランダ」(アジア名ハイエン))が直撃、死者は1万人を超えるという情報もある。被害が大きかったレイテ島は、東日本大震災の大津波を思い出させる惨状が広がっている。 ...続きを見る

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2013/11/12 23:50
1166 三日月と金星の天体ショー 天は悪事を知っている
きょう11月7日は、二十四節気のうちの「立冬」だ。同じ二十四節気の「霜降」(そうこう)から15日目ごろというが、わが家周辺ではまだ霜が降りる気配はなく、散歩をしていたら汗ばむほどだった。昨日の夕方、西の空を見上げていたら、三日月が右側に、左側に明るい星が浮かんでいた。その星は金星で、カメラを向けたら、偶然両者の間に飛行機が写っていて、面白い構図になった。昨日より早い時間に西空を見ると、月が上で金星が下になっており、そのさらに下を飛行機が飛んでいた。 ...続きを見る

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2013/11/07 18:01
1164 一筋の道を行く 3人が歩む世界
日本シリーズでパリーグの楽天がセリーグの巨人に勝って日本一になった。その原動力になったのは、田中将大投手であることは衆目の一致するところだ。日本球界を代表する投手に成長した田中の姿を見ていて、「一筋の道」を歩む他の2人のことを考えた。1人は11月3日に文化勲章を受章した俳優の高倉健であり、もう1人は「ミスターローズ」といわれたバラの育種家・鈴木省三である。田中や高倉に比べると知る人ぞ知る存在とはいえ、鈴木はバラ探究の道を真っ直ぐに歩み、日本のバラ開発と普及に大きな足跡を残した。 ...続きを見る

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2013/11/04 11:08
1162 鳥威(とりおどし)の季節 寒露は名ばかりの暑さ
24節気のうちの「寒露」が過ぎたばかりだ。露が冷たく感じられてくるころのことを言い、空気は澄み、夜空にさえざえと月が明るい季節(東邦出版・日本の七十二候を楽しむ、より)だという。それにしても、ここ数日、真夏が戻ったような暑さが続いている。寒露はどこへ行ってしまったのだろうか。 ...続きを見る

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2013/10/10 21:56
1161 秋の彩(いろ)は芳香とともに 金木犀の季節
「金木犀の散りし花穀(はながら)降る雨にひとつひとつ光るこの秋の彩(いろ)」 ...続きを見る

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2013/10/06 10:13
1132 ベトナム・カンボジアの旅(6) ハロン湾紀行
私の部屋に何枚か写真が飾ってある。その1枚は、かつて旅したことがあるニュージーランドの世界自然遺産・ミルフォード・サウンドで撮影したものだ。NZ南島のフィヨルランド国立公園にあるスケールの大きなフィヨルドだ。その写真の隣に今回の旅で撮影したベトナム・ハロン湾の写真を飾った。甲乙つけがたい自然の美を見ながら旅の出来事を思い出している。 ...続きを見る

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2013/07/25 14:55
1126 都市部のマンションにヤモリ 益虫・害虫の話
子どものころの夏の楽しみというか、遊びは近くの山に行ってクワガタを取ってきて、雄同士で戦わせることだった。クワガタの雄には、角のように見える大きな顎があり、それが武器になるのだ。クワガタに比べてカブトムシはどこにでもいて価値が低かった。慣れというのはおかしなもので、庭先で昆虫を見てもあまり驚かない。だが、大都会のマンションにヤモリが出没することを聞いて、ヤモリの奴、なかなかやるものだと感心した。 ...続きを見る

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2013/07/05 20:37
1123 遠くから見つめる富士 凛とした姿描いた友人の絵
富士山の世界遺産(文化)登録が決まる直前、大阪から上京した友人から一枚の日本画をもらった。雪を抱いた富士山とその前には白い波の海が広がっている。各地から望む富士山の姿を描いた葛飾北斎の「富獄三十六景」や以前のブログで紹介した平松礼二の「2011311−日本の祈り」の富士山とも趣を異にする一枚だといっていい。それは友人の「富士への思い」を描いた作品なのだろう。 ...続きを見る

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2013/06/28 18:27
1122 続・旅の終わりに 被災地・気仙沼と陸前高田にて
石川と新潟の旅で私の旅人生に区切りをつけるつもりだった。だが、その直後に東日本大震災被災地への旅の話が舞い込んだ。そうして、訪ねたのが岩手県陸前高田市だった。あらためて書くまでもなく、陸前高田は大震災の津波で甚大な被害を受けた。市の発表によると、3・11当時の人口24,246人のうち1,735人が震災で亡くなり、14人が行方不明、464人が震災関連で亡くなっている。この街に隣接する被災地・宮城県気仙沼から重い気分で車に乗った。 ...続きを見る

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2013/06/25 10:53
1121 悲しい過去を持つ島で 73歳になったジェンキンスさん
新潟県佐渡島の観光施設・佐渡歴史伝説館の土産販売コーナーで、北朝鮮による拉致被害者の一人である曽我ひとみさんの夫のチャールズ・ジェンキンスさんを見かけた。ここで販売されている「太鼓番せんべい」は、拉致被害者の救出を目的にする「ブルーリボン運動」の奨励品であり、売上の2%が救済活動に充てられるという。 ...続きを見る

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2013/06/24 21:47
1120 旅の終わりに 挫折・大震災・病と闘いながら
旅の多い生活に区切りをつけることになった。2006年12月から始まったこの生活は、旅をして人に会い、話を聞いて文章を書くのが仕事だった。これまで約100回の旅をした。初めての旅で利用したのは石川県の小松空港で最後の旅も偶然、小松空港着の飛行機を使った。旅のスタートとなった石川で小松空港に近い田園地帯にある松井秀樹記念館をのぞいたが、7年後に彼が国民栄誉賞を受賞するとは想像もしなかった。最後の旅を含めて、最近の旅で印象に残る4人の男女に会うことができた。国民栄誉賞の松井に劣らないほどのすごい人たち... ...続きを見る

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2013/06/18 16:58
1119 ことしの花は寂しい アジサイを見に行く
アジサイの季節だ。だが、ことしのわが家周辺のアジサイは精彩がない。わが家の数本と、遊歩道に植えられたアジサイとも花芽が少なく、梅雨入りしてこの花の開花の時期になっても、例年のような瑞々しい花の饗宴はない。インターネットで調べると、花が少ない理由として枝の剪定のやり過ぎや夏場の温度不足、肥料過多、冬場に霜や寒さのためつぼみが十分に育たなかった―などがあるという。私の家の周辺のアジサイは、冬の寒さが影響したらしい。 ...続きを見る

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2013/06/09 19:02
1116 社会福祉士になった74歳の知人 北海道の旅にて
高齢化社会である。周囲を見渡すと60歳を過ぎても継続雇用で働く人が大半だ。札幌で暮らす知人は現在74歳。悪名高い名称の「後期高齢者」まであと1年なのだが、最近「社会福祉士」という福祉の3大国家資格(他の2つは精神保健福祉士、介護福祉士)の1つの試験に見事合格した。6月3日、月曜日からは札幌市内の小学校で「学びのサポーター」として、子どもたちに接するボランティア活動を始める。 ...続きを見る

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2013/06/02 21:49
1115 ハトが生け垣に巣作り  欧米の動物愛護の常識は
わが家の庭の生け垣(ヒイラギモクセイ)にハトが巣をつくっているのを知ったのは、10日前のことだ。朝、犬の散歩から帰ってくると、どこかでハトが鳴いている。その声はいやに近い。よく見てみるとハナミズキの木の後ろにある生け垣の間から、ハトの姿がちらちらしている。迷惑にもならないので、毎日巣づくりを観察しているこのごろだ。 ...続きを見る

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2013/05/28 07:09
1111 トンネルを抜けると別の世界 金沢文庫・称名寺は黄菖蒲の季節
「トンネルを抜けると、全く別の世界が広がりますよ」と、金沢文庫(横浜市)の学芸員が言う通りだった。金沢文庫と隣の称名寺の間にはたしかにトンネルがあり、そこを抜けると、盛りを迎えた黄菖蒲の花が私を迎えてくれた。称名寺は、世界遺産不登録を勧告された「武家の古都・鎌倉」の一角に入る寺だ。鎌倉の寺院に比べると知名度は低いが、真っ青な空の下に咲き誇る帰化植物・黄菖蒲の素晴らしさは格別だった。 ...続きを見る

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2013/05/18 18:42
1110 住む人がいない家に咲く桃の花 福島・飯舘・南相馬にて
6年ぶりに福島県飯舘村に行った。正確には飯舘村を通過して南相馬市に行ったと書くべきか。春爛漫の季節を迎えた飯舘は不気味な静けさだった。花が咲き、緑に包まれた村の姿は牧歌的だ。原発事故さえなければ、いまごろはあちこちで田植え作業が進んでいたはずだが、荒れ果てた田んぼには雑草が茂っていた。(だれもいない飯舘の住宅の前には桃の花やスイセンが咲いていた) ...続きを見る

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2013/05/11 21:03
1109 立夏は過ぎたが… 季節の変化の「小さな嵐」
新緑の季節である。このころが一年で一番好きだという人が多いのではないか。ことしは連休後半のこどもの日の5日が「立夏」だった。 ...続きを見る

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2013/05/07 20:40
1108 出会いの瞬間が大切 本間秀夫写真集「純白の貴婦人 オオバナノエンレイソウ」を見る
北海道で生活したことがあり、少し野の花に興味を持つ人なら、「オオバナノエンレイソウ」(大花延齢草とも書く)の存在は知っているだろうと思う。この花の魅力にひき寄せられた川崎在住のフリーフォトグラファー・本間秀夫さんは長年にわたって北海道に通い、4月に「純白の貴婦人 オオバナノエンレイソウ」(ナチュラリー社刊)という写真集を出した。20年来のこの花に寄せる思いが凝縮された写真集は、可憐な花の姿を通じて自然保護の重要さを訴えている。 ...続きを見る

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2013/05/04 21:53
1107 富士山は特別な存在 ようやく世界遺産(文化)登録へ
富士山を嫌いだと思う人はいないのではないか。日本のシンボルとして、だれでもが美しい山容に畏敬を抱いているといっていい。その富士山がようやくユネスコ・国際記念物遺跡会議(ICOMOS、イコモス)から世界遺産に登録されることになった。これまで富士山が世界遺産に登録されないことが7不思議の一つといわれただけに「ようやく」という言葉を使ってしまう。その世界遺産だが、富士山が登録されるのは「自然遺産」ではなく「文化遺産」の方だというから、苦肉の策のように思える。 ...続きを見る

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2013/05/01 14:39
1105 ミニコンポの修理で知った現実 使い捨て時代を実感
ある国内メーカーのミニコンポを使っている。2006年8月に購入したもので、使い出して間もなく7年なる。最近、CDを入れても音が出なくなったので修理を頼んだ。 ...続きを見る

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2013/04/22 21:28
1104 ふと見るいのちのさびしさ 福島の滝桜と花見山公園に行く
原発事故がいまだ収束しない福島を旅した。桜前線は既に県北部まで到達していたから、住民たちが避難した地域の桜もひっそりと咲いたはずだ。今回の旅は福島の2つの花の名所を訪ねるのが目的だった。日本三大桜といわれる三春町の「三春滝桜」と、写真家の故秋山庄太郎が「福島に桃源郷あり」と称えた福島市の「花見山公園」である。そこには多くの人が詰めかけていた。やはり、人は花に心の安らぎを求めるのだろうか。 ...続きを見る

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2013/04/17 21:05
1102 書き記す者の務め 高橋郁男著『渚と修羅』を読む
私が被災地に初めて入ったのは、大震災から1カ月後の2011年4月16日だった。羽田から岩手・花巻空港に飛び、レンタカーを利用して釜石、大槌、山田、宮古を回った。被災地をこの目で見たいという気持ちを抱きながら、様々な制約があり、ようやく実現した旅だった。知人の高橋郁男さんは震災をテーマにした「渚と修羅」(コールサック社)という作品の中で、こんなことを書いている。「一人の『書き記す者』として3・11大震災という人と時代の営みを激しく揺るがす事態を、及ばずながらも、未来に向けて記述しておくことが務めの... ...続きを見る

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2013/04/08 22:33
1101 沖縄の樹木たち 南方熊楠が愛したセンダン
沖縄に行きセンダンとコバテイシという2本の大きな木を見た。2本ともアジアの熱帯・亜熱帯に分布する高木で、私が住む首都圏では見かけない。沖縄では日常目にする植物だろうが、私にとっては珍しいものだった。それが庭の主木として植えられていた。米軍基地、普天間の移転候補地となった辺野古がある名護市に行き、その隣町の本部町にも足を延ばした。 ...続きを見る

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2013/04/07 13:55
1100 笑いが止まらないが… 福島の原風景描いた「夕焼け小焼けで陽が昇る」
映画の「always3丁目の夕日」は、舞台設定が昭和30年代の東京・下町だった。日本が敗戦から立ち直り、復興へと歩み、経済の高度成長が始まる時代の貧しくても明るい人々が描かれている。これに対し、小泉武夫の「夕焼け小焼けで陽が昇る」(講談社文庫)は、福島・阿武隈山中の村に住む少年たちが、知恵を絞って自然の中で遊び抜くという、同じ時代の地方の姿を軽妙なタッチで表現した小泉の自伝的小説だ。 ...続きを見る

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2013/04/02 15:43
1099 被災地陸前高田の街から 満開の桜の花の下で
東日本大震災によって死者1556人、行方不明217人(2月末の岩手県発表)と、岩手県で最大の被害が出た陸前高田市。高田の一本松の保存問題でも全国的に知られた街だ。最近、この街に住む親類(いとこ)と連絡がとれ、九死に一生を得たことを知った。大震災から2年が過ぎたが、被災者の心は晴れないことをいとこの話を聞いてあらためて思い知った。 ...続きを見る

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2013/04/01 15:41
1096 白い可憐なコーヒーの花が 庭ではカイドウも満開に
 久しぶりに、わが家のコーヒーの木に白い花が咲いた。2008年と次の年の09年に花が咲いたこと、実がなったことなどをこのブログで紹介している。その後は花が咲かなかったので、大げさにいえば4年ぶりの開花だ。手入れが足りなかったのかもしれない。この4年の間には東日本大震災をはじめ、いろんなことがあった。コーヒーの木はそれを黙って見ていたのだ。 ...続きを見る

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2013/03/28 09:48
1092 あれから2年の心模様 旅の空から
江戸時代の俳人・松尾芭蕉は「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人なり」(奥の細道序文)という言葉を残した。「月日というものは永遠に旅を続ける旅人であり、来ては去り、去っては来る年もまた同じように、旅人なのだ」という意味であり、「光陰矢のごとし」という言葉と共通している。ことしも3月11日が過ぎて行き、このところ洪水のように続いたメディアの東日本大震災報道も次第に少なくなって行くだろう。あれからもう2年が過ぎたのだ。 ...続きを見る

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2013/03/12 17:15
1087 「雨水」は過ぎたが… 日中の雪解けはあるのか
ことしの「雨水」は2月18日だった。気象予報士が判を押したように、この日のことを解説していた。24節気では、空から降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころのことを言い、寒さも峠を越える時期だそうだと。ところが、この冬(立春がとうに過ぎたので春になっているが)の寒さは厳しく、昨19日は雪が舞い、私の家の周辺では積雪もあった。毎朝の散歩には防寒用の上下と帽子、マスクが欠かせない。それでも日の出が次第に早くなり、早朝の散歩にカメラが必需品になったこのごろだ。 ...続きを見る

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2013/02/20 16:29
1086 朝霧に神々しい2月の太陽  散歩コースにも光の春
いつもの犬との散歩コースの調整池周辺。休日の早朝。池から霧が漂っている。寒い2月の朝。霧は限定的で池以外は透明感ある風景が広がっている。なかなか幻想的だ。しばらくすると、太陽が昇ってきて、霧の後方にまばゆい光が増し始めた。「朝霧の富士を尊とく見する哉(正岡子規、明治25年)という句があるが、池の朝霧は、太陽をより一層神々しく見せてくれる。 ...続きを見る

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2013/02/11 21:43
1074 子どもは風の子 山頭火「雪をよろこぶ児らにふる雪うつくしき」
子どものころ、「子どもは風の子、大人は火の子」ということわざを聞いたことがある。いまでは、あまり通用しないかもしれない。 ...続きを見る

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2013/01/15 21:48
1070 こんな村で住みたい 「神去なあなあ夜話」 年末年始の本(2)
日本の方言は含蓄のあるものが少なくない。原発事故で全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村では「までい」という言葉がよく使われる。「までいに」といえば「丁寧に」「じっくりと」という意味だ。 ...続きを見る

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2013/01/08 14:53
1068 遠い初富士を見る 「小寒」の散歩道
「初富士のかなしきまでに遠きかな」 山口青邨 ...続きを見る

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2013/01/05 18:52
1053 照柿の無残な光景 原発事故・福島からの便り
「照柿」という言葉がある。赤く熟し、いまにも枝から落ちそうな柿のことだそうだ。そんな美しい写真が福島に住む教育者で知人の宍戸仙助さんからメールで届いた。しかし、メールを読むと、美しい風物詩が実は悲惨な光景であることが分かり、愕然とした。東日本大震災・東京電力福島原発事故の後遺症はいつになったら癒えるのか。きょう総選挙が公示になった。政治家はこの写真を見て、日本の在り様を考えてほしいと痛感する。震災予算を平然と流用した官僚もこの現実を知ってほしいと思う。 ...続きを見る

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2012/12/04 06:41
1045 霧の朝に咲いた皇帝ダリア  そんな朝の暴走老人の話
このところ朝の冷え込みが増し、散歩コースの調整池周辺は霧が立ち込めることが少なくない。秋から冬へと季節が移っているのだ。立冬が過ぎたのだから、当然と言えば当然だ。池の背後にある小さな雑木林も緑の葉が次第に赤へと変化し、鮮やかさを増している。遊歩道のけやきも色付きき、落ち葉が目立つようになった。老若男女が早朝の散歩を楽しみ、ジョギングに汗を流す老人もいる。庭に植えた皇帝ダリアと皇帝ヒマワリの花も、競うように開花した。 ...続きを見る

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2012/11/14 16:35
1044 被災地の製紙工場を見て思うこと 日本とトルコ友好の礎の人
石巻市南浜にある日本製紙石巻工場は、東日本大震災で大きな被害を受けた。被害額は750億円に達したというから気が遠くなるような損害だ。石巻を何度か訪れ、この工場の惨状を見る機会があった。その工場が被災した姿を残したまま操業を再開したことを聞いて、関係者の不屈の精神を感じ取った。 ...続きを見る

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2012/11/12 21:50
1042 被災地・女川で出会った若者 会社やめ被災地支援に没頭
東日本大震災の被災地では、勤めていた会社をやめ復興支援のために働いている人が少なくない。宮城県の女川で出会った小松洋介さん(30)もその一人だった。彼は現在、民間の任意団体・女川町復興連絡協議会 戦略室で、被災した事業者や、新しく事業を興す人たちの相談に乗っている。その一つであるトレーラーを使った珍しい形の旅館が間もなくオープンするそうだ。 ...続きを見る

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2012/11/09 15:27
1041 被災地にて・石巻2 文人が見た日和山からの風景
東日本大震災で、一番被害が大きかったのは宮城県石巻市だ。震災後、幾度となくこの街を訪れながら、中心部を一望することができる日和山公園に行く機会に恵まれなかった。先週末、その機会がようやくやってきた。標高が56メートルという丘陵地の公園がかなりの高台にあるように見える。それだけ石巻市街が低地にあるということだ。 ...続きを見る

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2012/11/06 19:01
1039 セイタカアワダチソウ異聞 被災地で嫌われる黄色い花
この時期になると、全国至るところで「セイタカアワダチソウ」を見ることができる。散歩コースの調整池の周囲にもこの花が群生して咲いている。秋の風物詩になった感があるが、最近、新聞に出ていたこの花に関するニュースを見て、複雑な思いを抱いた人が多いのではないか。 ...続きを見る

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2012/11/01 13:28
1037 出会った人たちの言葉(6)完 趣味に生きるよりは
(2011年−2012年9月までの分、東日本大震災関係は1回目に掲載。肩書きは当時のまま) ...続きを見る

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2012/10/30 13:25
1036 出会った人たちの言葉(5) 自分にできるだけのことを自分なりに
(2010年分、肩書きは当時のまま) ...続きを見る

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2012/10/29 13:57
1035 ムーミン電車とコスモスと 秋色を見に行く
千葉県大原市に行った。いすみ鉄道の列車を見るのが目的だ。この鉄道は大原―上総中野間26・8キロという短い距離を結ぶ第3セクターの鉄道だ。一時は存続が危ぶまれたこの鉄道だったが、いまでは知る人ぞ知る路線なのである。 ...続きを見る

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2012/10/28 21:18
1034 出会った人たちの言葉(4) 閉じこもるより街に出よう
(2009年分、肩書きは当時のまま) ...続きを見る

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2012/10/27 08:14
1033 出会った人たちの言葉(3) 悩みを抱えて生きるのはもったいない
(2008年分) ...続きを見る

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2012/10/26 08:10
1032 出会った人たちの言葉(2) 私たちが必要とされるのは
(2006年12月―2007年12月) ...続きを見る

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2012/10/25 08:43
1031 出会った人たちの言葉(1) 東日本大震災を経験して
言葉が軽い時代だといわれる。昨今の政治家たちの言葉は特に軽薄だ。だが、この6年間に旅をしながら出会った日本内外の人たちの話からは言葉の重みをずしりと感じることが少なくなかった。そんな言葉の数々を紹介したいと思う。 ...続きを見る

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2012/10/24 14:13
1029 オリオン舞い立つ 流れ星を見た夜
日曜(10月21日)の午後10時過ぎ、夜空を見上げた。オリオン座流星群の流れ星を見ることができるかもしれないというニュースがあり、家族みんなで外へ出た。10月も下旬に入ったとはいえ、まだそう寒くはない。40分ほど頑張って1つの流れ星を見た。流れ星は、ほんの一瞬私たちの頭上に現れ、南から北へ流れて消えた。酔眼でも、流れ星だけは、はっきりと見えた。 ...続きを見る

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2012/10/22 23:27
1028 除染作業の公園で 寒露の季節に
二十四節季の「寒露」(ことしは10月8日)が過ぎ、朝夕の散歩にはシャツの上に薄いジャンパーを羽織らないと肌寒さを感じるようになった。宮城の被災地に入る前に福島県郡山市に行った。風が冷たく、市内を歩いていると背中がつい丸くなる。午前10時過ぎ、市役所近くにある開成山公園に行く。原発事故がここでも尾を引いていることを思い知らされた。「除染を実施しました」という10月1日付の市の看板が立っていたからだ。 ...続きを見る

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2012/10/16 06:29
1027 東日本大震災被災地にて 自然の脅威を乗り越えて
宮城県の石巻、女川という東日本大震災の被災地にも時が流れ、あれから1年7カ月が過ぎた。被災地はどのように変化しているのだろうか。天童荒太の「静人日記 悼む人U」をかばんにしのばせて被災地へ出向いた。被災地に立って、日本の隅々まで歩いた民俗学者の宮本常一が、故郷四国の島、周防大島を旅立つ際、父親から聞いたという「生きる上での10カ条の指針・教訓」のうちの2つ目を思い浮かべた。 ...続きを見る

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2012/10/14 22:57
1026 戦争・高齢者・大震災の本 トルコの旅で読んだ本
急に涼しくなり、「読書の秋」が到来した。電車の中では携帯電話の画面を見つめる人が目立つが、本を手にした人を見かけると嬉しくなる。そんな季節である。以下はトルコの旅の合間に読んだ本。 ...続きを見る

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2012/10/10 20:42
1022 トルコの小さな物語(5)アザーンとウスクダラと
トルコの旅から帰ってきたら、血なまぐさいニュースが流れた。シリア国境の東部のアクチャカレという町に、シリアから発射された迫撃砲が着弾し、トルコ人の子どもや母親5人が死亡し、10人が重軽傷を負い、トルコ軍がシリアに向け報復攻撃をしたというのである。イスタンブールの雑踏を歩く屈託のない笑顔の人たちを思い出しながら、紛争の火が拡大しないことを願うばかりである。 ...続きを見る

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2012/10/05 16:35
1021 トルコの小さな物語(4) 子どものころの夢が実現した気球周遊
カッパドキアに入り、2つの海外映画「80日間世界一周」(1956年・アメリカ)、「素晴らしい風船旅行」(1960年・フランス)、を思い出した。いずれも古い映画だが、いまでも鮮烈な印象を持っている。この映画を見た子どものころ、いつかは気球に乗りたいと思った。それは映画を見た人の共通の感想ではなかったか。トルコの旅のちょうど中間、中部アナトリアの高原地帯にある世界遺産、カッパドキアで子どものころの夢が実現した。 ...続きを見る

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2012/10/04 14:00
1017 9月の庭にて 休息に憧れる季節
朝、犬の散歩をしていてマロニエ(トチノキ)の実がたくさん落ちているのを見つけた。実が落ち、落葉も始まっている。この季節のわが家周辺の風物詩といっていい。 ...続きを見る

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2012/09/22 14:21
1016 6年で1000本超えたブログ 文は人なりを忘れずに
私がこのブログを始めたのは2006年9月13日だった。この日は「Hana あるゴールデンレトリーバー」という題で飼い犬の写真を5枚載せ、短い文を書いている。遊び半分のつもりだった。それが書き続けて6年が経過したのだから、自分でも驚いている。数えてみたら昨日(9月18日)の「40年前の国交回復は遠い過去に あるチャイナウオッチャーの回想記」で1015本になった。継続は力なりともいうが、次は1500本を目指したい。 ...続きを見る

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2012/09/19 15:45
1008 虹のかなたに 残暑の9月が始まった
夕方、近所の道を散歩していたら、東の空に虹がかかっていた。ここ数日は残暑とともに局地的に雨が降っている。その後で、目を楽しませてくれる虹の現象が発生するのだから、自然界はやはり驚異である。虹もまた偉大な自然の一部なのだ。 ...続きを見る

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2012/09/01 21:16
1001 たった1本のオリーブでも いつかは陽気さ伝わる日が
隣の家との境に植えていたツルバラを思い切って切り、オリーブのレッチーノ(イタリア原産)という小さな苗を1本植えた。九州のオリーブ畑を見て、わが家にもほしくなったからだ。先日訪ねた長崎・平戸では、知人が耕作放棄地にオリーブを植えることになったと話してくれた。通信販売やホームセンターでも苗木が売られているので、昨今は日本でも静かなオリーブブームなのかもしれない。 ...続きを見る

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2012/08/20 21:31
996 オリーブを「自立」の象徴に 九州・安徳台にて
スペインやイタリア、ニュージーランドで広大なオリーブ畑を見たことがある。当時、土地の狭い日本ではオリーブ栽培は無理だと思い込んでいたが、九州を旅してその認識を改めた。日本のオリーブの最大の産地は香川県小豆島である。だが、いまや九州が小豆島に代わるオリーブ産地になりつつあるという。猛暑が続くある日、九州のオリーブ栽培の拠点を訪ねた。 ...続きを見る

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2012/08/06 17:03
7月のhanaのつぶやき 外房の海に入りました
私は今月の1日で10歳になりました。あの日のことはよく覚えています。家族のみんなが集まって、私のために誕生会をしてくれました。ケーキの格好をした豆腐に10本のろうそくを立てて、祝ってくれたのです。でも、私は早く豆腐ケーキを食べたくて、よだれが出そうでした。このケーキは私が一番好きなお姉さんが焼いて作ってくれたのです。 ...続きを見る

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2012/07/26 21:28
986 原発にクラゲは想定外なのか 海外の発電所も被害
国論を2分しながら、野田首相の強引な政治主導で再稼働した関電大飯原発3号機の海水取水口に大量のクラゲが発生し、稼働に影響があるというニュースが流れた。 ...続きを見る

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2012/07/09 22:10
985 モクレンが狂い咲き 梅雨明けは近いのか
駅へと通じる道路の両脇にある街路樹のモクレンの花が咲いている。3月末に一度咲いた花が、梅雨空の中「もう一度顔を出しましたよ」と言いたげに空に向いている。いわゆる、狂い咲きというやつらしい。3月末に比べると花の量は少なく、白い花も紫の花も1本に数個しかない。6月に台風が上陸し、このあたりもかなりの強風に襲われた。それが背景にあるのだろうか。 ...続きを見る

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2012/07/08 19:56
983 散歩コースに咲くユリ科の花 絶滅危惧種のユウスゲかあるいは?
毎朝、犬とともに散歩をする。そのコースには大雨の場合などに川の流量をコントロールするすり鉢状の調整池がある。その周りが遊歩道になっていて自転車もほとんど通らないため、散歩を楽しむ人が少なくない。遊歩道脇は斜面の部分が多く、その一角に最近、写真のような花が咲いているのを見つけた。家人は「ニッコウキスゲではないか」というが、それよりも花の色が薄い。では、何の花なのだろう。 ...続きを見る

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2012/07/03 14:30
977 アジサイの花を求めて 道の駅の川沿いを彩る心の花
アジサイの花を求めて、ドライブした。成田空港からそう遠くないところに多古町がある。「たこ」という地名である。道の駅に隣接した川の両側にはアジサイが植えられており、いまが見ごろになっている。町の人たちが丹精を込めて栽培をしているのだろう。見事な花がどこまでも続いていた。 ...続きを見る

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2012/06/17 21:08
976 実をつけたジャガイモ 雨の日の冥想
庭の一角にジャガイモとトマトとキュウリを一緒に植えた。もちろん、混植は邪道とは分かっている。いずれの野菜も梅雨入りとともに、急速に成長している。その野菜を見ていた家人が「トマトの実があんなになっている」と叫んだ。その声に呼応して、それらの野菜がある場所に行ってみた。たしかに、トマトの実のような小さな実がなっている野菜があった。 ...続きを見る

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2012/06/16 19:44
972 菜の花に誘われて 北海道滝川にて
北海道滝川市は「菜の花畑」の街といわれる。耕作面積は180ヘクタールに及び、市内ではいま、黄色い花が満開だ。この街に行く機会があり、偶然ながら素晴らしい菜の花畑を見ることができた。滝川を走る幹線道路(国道12号)から少し入った農道には、菜の花見物の車が列をつくっていた。 ...続きを見る

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2012/05/29 19:52
971 バラが咲いています 花を愛する人に悪人はいない?
バラがあちこちで咲いている。散歩が楽しい季節である。美しいバラを庭に咲かせているのはどんな人なのかと想像する。花を愛する人に悪人はいないはずだ。民間企業から大学の教授になった人を知っている。この人の同僚がこんなことを言っていたことを忘れることができない。「大学の先生は、性格が悪い人でもできる時代なのですね」。 ...続きを見る

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2012/05/26 22:03
969 秋田で見た部分日食 戦後の3大誤報の1つは幻の皆既日食観測
21日朝の「金環日食」は、秋田に出かけていたためテレビでした見ることができなかった。秋田市は晴れていて「部分食」を、サングラス3つを重ねて何とか見た。テレビの大騒ぎには驚いたが、一見の価値はあったのかもしれない。以前、日食をめぐって誤報があり、これが「戦後3大誤報」の1つになっていることを、誤報をやった当人から聞いたことがある。 ...続きを見る

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2012/05/23 20:37
968 棚田にて ある青年との出会い
傾斜地に続く棚田は日本を含めて世界各地に存在する。その中で唯一、世界遺産(文化遺産)になっているのがフィリピン・ルソン島の「コルディリェーラの棚田」である。しかし若者たちが村を離れて行き、3割の棚田が後継者不足のため耕作放棄地となって荒廃が進んだとしてこの棚田は「危機遺産リスト」に登録されている。日本国内に数多く存在する棚田もコルディリェーラの棚田と同様、耕作放棄地が増加し美しい景観が消えつつある。そんな棚田を守ろうと一途な行動をしている一人の青年に出会った。 ...続きを見る

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2012/05/19 08:36
967 みかんの花の季節に 名曲から伝わる自然と人生
 いつもの年ならいまごろは庭のみかんの花が満開となり、甘い香りが周囲に漂っている。ことしは桜の開花が例年より1週間以上遅れ、当然のようにみかんの花のつぼみも開かない。「みかんの花咲く丘」(加藤省吾作詞、海沼実作曲)という戦後の日本を代表する童謡の名曲がある。だれでもが郷愁を感じるあの歌である。みかんの北限(太平洋側)は千葉といわれ、私が生まれた東北にはなかった。それだけにこの曲は私にとって憧れでもあった。 ...続きを見る

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2012/05/18 12:58
964 いつまで続くかよき伝統と風習 5月の陽光を浴びて
きょう5日はこどもの日であり、端午の節句だ。広辞苑をひくと「古来、邪気を払うため菖蒲(しょうぶ)や蓬(よもぎ)を軒に挿し、粽(ちまき)や柏餅を食べる。菖蒲と尚武の音通もあって、近世以降は男子の節句とされ、甲冑・武者人形などを飾り、庭前に幟旗や鯉幟を立てて男子の成長を祝う。第二次大戦後は『こどもの日』として国民の祝日の一」とある。この日は菖蒲湯に入るのも日本の伝統だった。 ...続きを見る

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2012/05/05 20:30
963 チャーミングな桃の畑が・・・ 原発事故1年後の福島の春
桃の産地として知られる福島県北の伊達市で、桃が開花したというメールが知人から届いた。甘い香りが漂ってくるような、美しい写真が添付されていた。「天下無敵」「チャーミング」(魅力的)「私はあなたのとりこ」など、桃の花言葉はいろいろあるが、やはり「チャーミング」が似合うと思う。だが、それは自然界を脅かす「魔の手」がないという前提なのだ。美しい写真とともに、原発事故という魔の手によってこの世の春を奪われた畑の姿も写っていた。 ...続きを見る

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2012/05/03 22:41
962 新緑の季節の木との対話 悲しみ、生きることに耐えられないときは…
新緑の季節になった。あすから5月。街路樹のけやきの葉の柔らかい緑が散歩をする人たちを優しく包み込んでいる。4月の終わりに、木の話を書いてみる。 ...続きを見る

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2012/04/30 09:06
958 植物を潤す穀雨 無残に折られたチューリップ
知人から「きょうは穀雨ですね」というメールが届いた。広辞苑によれば24節気の1つで「春雨が降って百穀を潤す意」とある。新聞のコラムを読んでいたら、何紙かが穀雨に触れていた。 ...続きを見る

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2012/04/20 23:03
955 すがすがしい小説「舟を編む」 言葉を楽しむ三浦しをん
朝、散歩をしていると、調整池の周囲にある小さな雑木林の木々が緑の葉を出し始めていることに気がついた。柔らかい朝の陽光が緑の葉を包み込んでいるようだ。本屋大賞に選ばれた三浦しをんの「舟を編む」(光文社)は、朝の風が木々の葉ををかすかに揺らすような、すがすがしさを感じさせる作品だ。 ...続きを見る

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2012/04/15 19:58
951 桜の木の下に立ちて 花を楽しむ季節に・・・
「原爆の灰を思い出すから桜の花は嫌いである」という文章を書いたのは評論家の多田道太郎だった。しかし、その後、多田は奈良・吉野山の桜を見て、心に染みたと語ったそうだ。同じフランス文学者で多田の後輩の杉本秀太郎が「花ごよみ」にこう書いている。桜の花は、日本人には特別な存在だ。しかし素直に桜を愛でることができない時もある。 ...続きを見る

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2012/04/09 22:00
947 表皮をそがれた柿、切り倒された桃の木 原発事故で果樹の名産地が危機
原発事故で福島県の田村市や川内村の一部に設定された警戒区域が解除になり、一部の住民が一時帰宅したというニュースが流れた。しかし、住民が元通りの生活に戻ることができるという保証は全くない。この地区よりも北部の伊達市はホットスポットといわれる地区があり、知人から最近の様子を知らせてきた。果樹の街である伊達も、原発事故によって手ひどい打撃を受けていることを思い知った。 ...続きを見る

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2012/04/03 01:22
942 春を告げるメロディー 心弾む季節は遠く…
ことしは「早春賦」という歌=春は名のみの 風の寒さや 谷のうぐいす 歌は思えど 時にあらずと 声もたてず 時にあらずと 声もたてず=のように、春が来るのが遅い。 ...続きを見る

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2012/03/18 13:36
941 もう1度ゆきたい場所 大震災から1年
詩人の長田弘さんは「もう一度ゆきたい場所」という文章(詩文集=詩的エッセー・人生の特別な一瞬)を書いている。その文章の冒頭で「かなわないと知っている。けれども、もう一度ゆきたい場所は、もう二度とゆくことのできない場所だ」と記し、続いてその場所は自分が学んだ学校であると、学校に対するさまざまな思いを書いている。「学校ほど故郷のイメージを叶える場所は、たぶんない」という長田さんの思いに共感を覚える。東日本大震災から一年。被災地の多くの学校も、特別な場所になった。 ...続きを見る

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2012/03/11 23:57
940 津波、そして仮設に住宅に暮らして ある高齢者の1年 
3月に入って、被災地を歩いた。宮城県東松島市で仮設住宅に暮らす一人の高齢者から話を聞いた。それは、絶望と希望という言葉に象徴される話だった。大津波に自宅が襲われ、長年連れ添った妻を亡くした宮城県東松島市の武田政夫さん(76)だ。武田さんのこの1年を紹介する。明日で、あの日から1年になる。 ...続きを見る

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2012/03/10 21:55
938 「遠い『やまびこ』」とともに 厳寒続く被災地を歩く 
3月に入っても寒い日が続いている中、東日本大震災の被災地を歩いた。福島県田村市と宮城県東松島市。前者は原発事故で避難生活を送っていた障害者が暮らす共同住宅(仮設ではない)が完成し、その落成式に参加した。 ...続きを見る

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2012/03/05 22:02
937 雪国・旭川で聞いたいい話 光はすぐ隣にある
どの人に尋ねても「この冬は雪が多い」という答えが返ってくる。深い雪に覆われた北海道旭川で明るい話を聞いた。この街で私立高校を運営している知人が約束の店にやや遅れて飛び込んできた。彼は開口一番「きょうで就職希望者全員の就職が決まった。102人目だ」と、うれしさを隠さずに話したのだ。 ...続きを見る

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2012/02/26 14:04
933 厳寒・凍結の北上川 芭蕉が歩いた一関街道
石巻市から登米市に車で行った。一関街道(国道45号〜342号=宮城県石巻市から登米市を経て岩手県一関市に至るルート)を北へ向かう。道の左側には、北上川がある。本当は「流れている」と書くべきところなのだが、川は凍結し、スケートリンクのような状態になっている。 ...続きを見る

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2012/02/12 20:08
932 寒い冬でも… hanaの2月のつぶやき
昨年8月以降、私のつぶやきがこのブログに出ていないので、どうしたのかという問い合わせが相次いでいる(?)そうです。大丈夫ですよ、元気ですから。顔の毛は白い色が増え、若い時のように、道を歩いていて「かわいい」と声をかけられることは少なくなりましたが、自分では若いつもりですよ。でも9歳半ですから、やはりおばあちゃんなのでしょうか…。 ...続きを見る

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2012/02/09 15:51
931 普天間問題特ダネの行方 一つになった海と空の色の下で
沖縄に所用で行った。空港で地元の新聞・沖縄タイムス朝刊を買うと、一面トップに「米、辺野古断念へ」という大きな見出しが躍っている。4日のことである。 ...続きを見る

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2012/02/07 20:59
927 雨から変わった夜の雪 新鮮な見慣れた風景
北国生まれの人間にとって雪は懐かしい存在だ。ほとんど雪が降らない首都圏にも、昨夜から未明にかけて雪が降った。「更けゆくや雨降り変はる夜の雪」(小沢碧童)。師の河東碧梧桐の通夜の句だそうだが、今回の雪はまさしくこの句の通りだった。朝になって太陽が出ると、ふだん見慣れた風景が新鮮に映った。いつもの朝よりなぜか張り切って散歩に出かけた。わが家周辺の、雪の朝の写真を掲載する。 ...続きを見る

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2012/01/24 22:06
925 富山で出会った元野球少年 立山連峰の下で挑戦の人生
先日、富山・立山連峰の話を書いた。圧倒的な姿に言葉は不要と思った。その富山でこよなくこの山を愛する人に出会った。富山県高岡市の作道和宏さん(70)である。63歳でバス運行会社を起こし、68歳で障害者自立支援のNPOを立ち上げた起業家だ。悠々自適の生活が可能なのに、それを捨て多難な道を選択した作道さんの話は心にしみた。 ...続きを見る

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2012/01/23 13:19
922 あの日あの時私は何をしていたか 阪神淡路大震災から17年
きょうで阪神淡路大震災(1995年1月17日)から17年になった。長い歳月が流れたにもかかわらず、あの日のことはよく覚えている。人は自分の生涯で「忘れることができない」幾日かを持っている。喜びと悲しみの個人史であり、昨年の3月11日は現代に生きる日本人、とりわけ東日本に住む人にとって長く心に刻まれる悲しみの一日になったのではないか。 ...続きを見る

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2012/01/17 12:56
920 姿見せた奇跡の威容 黙して見る白銀の立山連峰 
先日、富山を旅し、地元の人でもまれにしか見ることができない立山連峰の雄大な冬景色に接した。静かな威容は過ぎた年の大震災でくじけかけ、萎えた心にカンフル注射をしたような、生きていることを実感させる劇的な効果をもたらした。(写真をクリックすると拡大して見えます) ...続きを見る

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2012/01/14 21:59
918 「七草に初風邪ひいて粥を食べ」 食の伝統、被災地では?
富安風生は「ななくさもきのふと過ぎし身のほとり」(七草も過ぎ、松の内も過ぎた。閑日の身辺。松過ぎという時期の、ふと心をよぎった虚脱感=山本健吉)という、七草を題材にした句を残した。きょうは1月8日、七草も過ぎた3連休の中日である。 ...続きを見る

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2012/01/08 18:58
917 2人の大家意識した社会派小説 伊集院静初の推理小説・星月夜
新年早々に読んだ本は、伊集院静の推理小説「星月夜」(文藝春秋)だった。書店に行くと東野圭吾や道尾秀介、京極夏彦ら推理小説の部類に入る本が店頭を大きく飾っている。 ...続きを見る

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2012/01/05 18:58
915 曇りのち晴れの元旦 窓をあけよう
朝起きると、雨がぱらついていた。これでは「初日の出」は見ることができないと思った。例年なら初日の出を見るために朝7時前に飼い犬のhanaとともに遊歩道に出ているが、ことしはやめた。天気が悪いなら、hanaの散歩はもう少し後にしようと布団にもぐり込んだ。しばらくうとうととした。それでも、やはり気になって窓を開けて東の空を見ると、次第に雲が切れて、光の輝きがのぞき出した。 ...続きを見る

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2012/01/01 10:15
914 たまには後ろ向きで歩いてみよう 暮れなずむ遊歩道で
昨日の夕方、いつもの調整池の周囲の遊歩道を飼い犬のhanaとともに歩いていると、上空が急に黒い雲に覆われ、雨のしずくが少しずつ落ちてきた。大したことはないと歩き続けると、西の空に1回だけ稲妻が走って、ゴロゴロという雷鳴がした。雷が大嫌いなhanaは、必死にリードを引っ張って家の方向に走り出した。慌ててhanaを制しながら西の空を見ると雲が切れ、茜色の夕焼けが広がり出した。師走の日曜日、暮れなずむ池の周囲は静寂に包まれている。 ...続きを見る

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2011/12/26 12:41
913 2011年の旅模様 「辛苦了」の1年
東日本大震災という歴史的災害に見舞われた2011年も残すところ1週間になった。人それぞれこの年について思いはあるだろう。私は実に20回の旅をし、その半分近くが被災地訪問だった。漢字一文字で表現すれば、私にとっての2011年は「辛」という字が当てはまる。中国語でも「大変だったね」や「お疲れさま」のことを「辛苦了」(シンクーラ)と書く。被災者にとっても今年は「辛苦了」の年だったと思う。以下は、ことし私が訪れた地域と短い感想。 ...続きを見る

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2011/12/24 17:43
912 太陽の戯れに出会った友人 元荒川の幻日現象
「幻日」(げんじつ)という現象があることは知っていた。しかし、それを自分の目で見たことはない。埼玉に住む友人がこの現象を見て、カメラに収めた。友人自身も興奮したという幻日。東日本大震災という歴史的大災害とともに、2011年の象徴的出来事として彼の心に深く刻まれたに違いない。 ...続きを見る

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2011/12/21 19:56
911 命はいつか尽きるのだが… 高田の一本松・わが家の五葉松に思う
先日、岩手県陸前高田市の高田松原の「奇跡の一本松」が海水などの浸食で根が損傷してしまったため、保存を断念するというニュースが流れた。東日本大震災の復興のシンボルといわれただけに残念でならない。動植物を問わず命はいずれ尽きるものだから、仕方がないことなのかもしれない。それでも、やはり悔しいと思う。 ...続きを見る

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2011/12/17 22:07
910 映画「RAILWAYS」の世界 立山連峰に守られた富山の街 
富山を何度か訪れたことがある。県庁所在地の富山市は、立山連峰に見守られているような印象が強い。剱岳、大日岳など連峰を形成する山々は美しく、富山の人々を包み込んでいる。厳しい冬があっても富山は住みやすいといわれる。だが、そこに住む人々はどんな思いで日常を送っているのだろうか。 ...続きを見る

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2011/12/14 22:13
909 大震災で示された子どもたちの潜在力  マイナスイメージの払拭を
現代の子どもたちは無気力で、夢がない…。こんな見方が根強い。最近、福岡のNPOが発行した「ふくおか子ども白書」を見た。その中のアンケート(1600人の小中高生が対象)は、そんなイメージを裏付ける結果だった。 ...続きを見る

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2011/12/13 20:38
908 2011年の暮れに思う 震災の「東日本よ」
今年も1年を回顧する時期になった。3月11日の東日本大震災を置いて、語るべき言葉はない。以下は「東日本よ」をキーワードに書いた震災被災地・被災者への私の思いである。 ...続きを見る

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2011/12/12 21:25
907 東日本大震災と文学・詩 比喩が成り立たない 
「震災以後、なかなか詩が書けない」と、新聞記者で詩人の秋山公哉さんが詩誌「薇」5号で書いている。「薇」は昨年亡くなった飯島正治さんが主宰していた同人誌で、飯島さん亡き後も発行されている。今回は、東日本大震災に触れた秋山さんらの詩も載っている。その後に続くエッセーで、秋山さんは震災に直面した一人の詩人の心境を「なかなか詩が書けない」という表現で記したのだ。 ...続きを見る

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2011/12/06 16:09
906 朝の散歩の風景 風評被害を助長した行政の怠慢
毎朝、犬の散歩をするのが日課になっている。震災後、変わった服装の人を見かけるようになった。年格好は64、5歳の男性が白い上下のトレーニングウエア(長袖、長ズボン)に白い靴、白い登山帽、サングラス、白いマスク姿で散歩をしているのだ。 ...続きを見る

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2011/12/05 21:31
905 西向く侍とは 凛とした2人のボランティア女性
ことしも「 西向く侍(にしむくさむらい)」の月がきょうで終わり、明日から師走になる。2、4、6、9、11月は、ひと月の日数が31日以外の月のことである。この5つの月(小の月)を、このように言うのだと小学校で教えられた。 ...続きを見る

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2011/11/30 21:54
903 人間関係の輪を広げ、最悪の事態を想定 海外暮らしの秘訣とは
タイのチェンマイでロングステイしている知人から「チェンマイ・フーケオ通り」というタイトルのエッセー集が送られてきた。「知人が住んでいるファイケオ通りからとった「風景夫」というペンネームでチェンマイのタウン紙『ちゃーお』にロングステイ初心者の心境を連載(2006年3月から1年間、隔週ペースで24回)したものだ。 ...続きを見る

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2011/11/27 13:46
901 パソコン不調の原因 電子機器の微妙さ
2カ月前ごろから、パソコンの調子が悪くなった。電源を入れた後、フリーズし、さらに電源が落ちてしまう。だましだまししながら、何とか使っていたが、数日前についに電源を入れてもディスプレーは真っ黒なままの状態になった。 ...続きを見る

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2011/11/22 22:05
900 多くの秋を見る 奥会津の旅
宮城、福島を旅した。同じ震災でも津波の被害が大きかった宮城、事故を起こして収束の見通しが立たない原発を抱えた福島。それぞれに被災の状況、気候、風土は違っても、苦難の環境の中で人々は懸命に生きている。 ...続きを見る

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2011/11/18 10:05
895 ことしも咲いた皇帝ダリア 青空に映える11月の花
昨年、ホームセンターで買った2本の皇帝ダリアを庭に植えた。秋になって花が咲き、霜が降りたあと、茎を10センチほど残して切り落とした。切った茎は30センチ程度に切りそろえ、地中に埋めた。今年春、2本の株から新しい芽が出て昨年よりも成長、茎の長さは4・5メートルほどになった。今週月曜日につぼみが大きくなり、青空が広がったきょうはかなりの花が咲いた。 ...続きを見る

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2011/11/12 09:21
893 「涙を喪失した少年」よ 一度だけ見た母の号泣 
他の人のブログを見ていると、その人の個性がよく出ていて面白いものが少なくない。「文は人なり」といい、ブログの文章からも筆者の人間性、品格が伝わってくるのだ。このブログの「マイリンク集」の一番下の「冬尋坊日記」の11月6日分「涙を喪失した少年」を読んで、考えることが多かった。 ...続きを見る

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2011/11/07 21:24
891 海外暮らしという人生の選択 チェンマイからの便り
かつて、同じ会社で勤務していた知人から突然メールをもらった。会社を辞めたあと、音信が途絶えていたが、このメールで奥さんと一緒にタイのチェンマイで7年前から暮らしていることが分かった。私は2005年1月、家族と一緒にこの街に行ったことがある。まさか、知人が住んでいるとは知らずに、楽しみながらこの街を歩き回ったのだった。 ...続きを見る

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2011/11/06 14:22
889 故郷はおまえの心の中にある ヘッセ「庭仕事の愉しみ」
果樹には、実がつく年とつかない年がある。我が家の一番大きな果樹であるユズは、外れの年のようで、例年なら取りきれないほどなるのに今年はたった2個しか見当たらない。 ...続きを見る

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2011/11/03 20:07
888 バンコク水害の深刻度  簡単ではない自然との共生
いま、街が洪水に浸かってしまったタイのバンコクに1度だけだが行ったことがある。家族の1人に猛烈なタイファンがいるので、そんなにいいところなのかと思いながら同行したのだった。(焼畑農業の現地) ...続きを見る

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2011/11/02 20:42
887 いまも忘れないぬくもり  温風ストーブで思う子どものころ
温風ストーブ(ファンヒーター)で、笑えない失敗をした。急に寒くなり、仕舞い込んでいた灯油の温風ストーブを出した。 ...続きを見る

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2011/10/31 21:36
886 被災地の人々に希望の灯を  震災を書き続けるジャーナリスト
仙台に住む知人で、元NHK社会部記者の松舘忠樹さんは、アマチュアオーケストラのコンサート・マスターを務めながら、定年後の生活を楽しんでいた。そんな松舘さんの生活はことし3月11日の東日本大震災で大きく変わる。現役記者時代、災害報道を担当した松舘さんはつぶさに被災地の状況を取材し、日記形式で震災に対する思いを綴り続けている。 ...続きを見る

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2011/10/30 18:33
885 非常時こそバイクで現場に あるテレビコメンテーターと東日本大震災
「東日本大震災は戦争を知らない団塊世代の私にとって、初めて列島規模で体験した『非常時』だった」―。東京MXテレビでニュース番組のコメンテーターをしている友人の角田光男さんが「テレビつれづれ帖」(株式会社フロンティア出版)という本を出版した。 ...続きを見る

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2011/10/29 21:20
884 日本の秋 北海道編(家族の風景)
前回に続き家族の写真の続き。今回は北海道編(函館と江差間の中山峠の紅葉1) ...続きを見る

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2011/10/29 08:50
883 北欧の旅・番外編 フィンランド・エストニアの秋
家族がフィンランドとエストニアに行ってきた。その写真の一部を紹介する。もう、首都ヘルシンキは晩秋だった。それは、日本の札幌に似た風景だったようだ。 ...続きを見る

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2011/10/28 21:47
882 宝の海を奪われた三陸の海女さんの話 でも「まだやれる」
東日本大震災は、三陸の漁場を荒涼たる海に変えた。宮城県石巻市の牡鹿半島西南に位置する網地島(あじしま)沖合にも多くの遺体が流れてきたという。この島に住み、宮城県内で歌謡教室の先生をやりながら海女を続けている小野寺たつえさんに、最近話を聞くことができた。 ...続きを見る

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2011/10/25 15:35
881 カンボジアの知人の嘆き 洪水被害続くアジアの国々
先日、カンボジアの首都プノンペンに住んでいる知人から電話があった。久しぶりに声が聞きたいということで、互いの近況を話しているうち、話題が「洪水」に及んだ。「タイもそうですが、カンボジアの洪水はどうですか」と聞くと「大変ですよ」という答えが返ってきた。 ...続きを見る

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2011/10/24 15:48
877 ことしもセイタカアワダチソウの季節に 元気失った散歩コースの花
毎年、この時期になると「セイタカアワダチソウ」のことを書いている。 ...続きを見る

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2011/10/19 22:35
876 「天災は忘れるころにやってくる」という言葉 寺田寅彦と中谷宇吉郎
地球物理学者で随筆家としても知られた寺田寅彦の言葉として「天災は忘れたころにやってくる」がある。東日本大震災に見舞われたことしは、この言葉を思い出した人は多いだろう。 ...続きを見る

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2011/10/16 21:04
875 「どんな本を読み、どんな作品に救われたか」 震災後の本の読み方
《東日本大震災は流れ去って消えていくものとは違う。この国の歴史に深々と打ち込まれた杭として、おそらく将来の長きにわたって、優れた文学作品を語る際の座標軸のひとつになりうるだろう。たとえば、僕はこんなことを考えるのだ。震災の直後にどんな本を読んだか―。どんな作品に救われたか―。(中略)ぼくの場合は、南木佳士さんだった》 ...続きを見る

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2011/10/15 14:00
874 北欧の旅・写真編(6)スウェーデン2 ストックホルムの街で
(ストックホルム市庁舎内のノーベル賞受賞者のパーティー会場) ...続きを見る

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2011/10/14 22:06
873 北欧の旅・写真編(5)スウェーデン1 ストックホルムにて
(オスロからストックホルムへの国際列車は空いていた) ...続きを見る

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2011/10/14 21:59
870 北欧の旅・写真編(2) ノルウェー1 自然の美
デンマークに続いてノルウェーの写真です。(クリックで拡大します) ...続きを見る

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2011/10/11 21:32
869 北欧の旅・写真編(1) デンマーク
9月に旅した北欧3国(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン)を写真で紹介する。(クリックすると、大きな画面になります) ...続きを見る

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2011/10/10 21:20
866 キンモクセイの季節 オトコエシも咲いた
この時期になると「馥郁」(ふくいく)という言葉が使われる。「よい香りが漂ってくるさま」のことを言うのだが、その代表がキンモクセイではないか。ことしの夏は、昨年に続き暑かった。そのためにこの花の付きもよく、散歩をしているとあちこちから、強い香りが漂ってくる。もう10月だ。残暑も終わり、散歩コースにある樹木も秋色に染まりつつある。 ...続きを見る

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2011/10/03 22:57
865 風評被害を吹き飛ばせ 届いた福島の20世紀梨
福島市に住む知人から、大きな梨が届いた。市内の「斎藤梨園」で生産された「20世紀」という品種だ。箱の中には梨とともに「梨園たより」という案内、フルーツを中心にした福島市のガイドパンフ、「消費者の皆さまへ」という佐藤雄平福島県知事名の安全確認書、そして梨についての放射性物質の測定結果を示す「放射能汚染検査報告書」の4つの資料が入っていた。 ...続きを見る

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2011/10/01 20:16
862 旅と写真と心に残る風景 北欧じゃがいも紀行・7(完)
かつて海外で眼鏡を掛け、首からカメラをぶら下げていたら、ほぼ日本人に間違いがないといわれた。日本人の写真好きはどの国にも負けないのかもしれない。(デンマーク・コペンハーゲンのニューフウン地区。赤い家にアンデルセンが住んでいた) ...続きを見る

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2011/09/25 21:49
861 フィヨルド幻想 北欧じゃがいも紀行・6
ノルウェーのハダンゲル・フィヨルド地区のウルヴィックのホテルに泊まった翌朝、ホテルの周辺を散歩した。すると、目の前に幻想的な光景が出現したのだ。それは、透明なフィヨルドを覆っていた霧のいたずらだった。 ...続きを見る

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2011/09/24 22:46
860 高貴な氷河の青い色 北欧じゃがいも紀行・5
地球の温暖化によって、北極の氷が溶け出しているというニュースが時々流れる。それによって将来、地球上の生態系に大きな影響を与えるのではないかという議論が続いている。ノルウェーの氷河を見ながらこの氷も次第に溶けているのではないかと思い、麓の川に手を入れてみた。当然のようにかなり冷たい。 ...続きを見る

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2011/09/24 08:46
858 ノルウェーは「滝の国」 北欧じゃがいも紀行・3
「なぜ、ノルウェーは滝が多いのでしょうか。あの滝の源は何でしょうか」と、同行の一人から聞かれた。ノルウェーのフィヨルドを訪ねるバスの車窓から数限りがない滝が見える。フィヨルドクルーズでも、山岳鉄道でもそれは当然のように飛び込んできた。ノルウェーは「滝の国」だと、勝手に名前を付けた。 ...続きを見る

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2011/09/20 21:26
848 鎮魂と復興を祈った仙台七夕 被災地にて
夏は祭りの季節でもある。しかし、この夏はいつもとは様相が違っている。東日本大震災によって、多くの祭りや花火大会が中止になった。震災と原発事故によっ て国民の多くが不安な毎日を送ることを余儀なくされ、東北地方の暗雲は依然晴れない。そんな中でも、東北の三大夏祭りは例年通り開かれた。それは「鎮魂と 復興」への思いが込められた夏祭りだった。三大祭りも終わり、東北はお盆=鎮魂の日々を迎える。 ...続きを見る

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2011/08/09 21:49
846 夏の過ごし方 「ながら」は無用の節電の日々?
夏になると、毎年のように電気は大丈夫か、水不足にはならないのかがニュースになる。いまのところ水不足は心配ない。では電気の方はどうなのか。私を含めて、多くの人たちが電力不足を気にしながら、暑い夏を送っているのではないか。 ...続きを見る

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2011/08/01 15:19
835 節電時代のすだれとゴーヤ 実用的風物詩の話
急に暑くなったので、2階の部屋にすだれを取り付けた。最近ではホームセンターで、アルミサッシの外側にすだれを取り付ける金具が売っている。 ...続きを見る

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2011/06/28 16:22
834 hanaとノンちゃんの対話 暑い夏来る
わが家にたまにミニチュアダックスフンドが飼い主たちとともに遊びに来る。名前は通称、ノンちゃん。数カ月わが家で暮らしたこともあって、わが家のゴールデンレトリーバー・hanaとも仲がいい。しかし、このところの猛烈な暑さで2匹ともぐったりとしている。 ...続きを見る

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2011/06/25 22:14
828 緑の島・気仙沼大島にて 机上よりも現場を
雪の研究で知られる中谷宇吉郎は、師である寺田寅彦同様、随筆家として多くの名エッセーを残した。その一つに「自然と災厄」という文章がある。その結びに考えさせられた。中谷は書いている。 ...続きを見る

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2011/06/12 22:02
827 フクシマから届いたいい話 小学校にヒマワリの種
原発事故の収束の見通しが立たず、暗雲が消えない福島に住む知人から、うれしい便りがあった。苦境に立つ福島の人々、とりわけ子どもたちを守りたいという思いが、こんな行動につながるのだから、すごい。 ...続きを見る

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2011/06/08 22:56
825 いいたては「愛あふれる村」 再会の日はいつ・・・
原発事故で、村全体が「計画避難区域」に指定された福島県飯舘村。呼び方は「いいだて」ではなく「いいたて」なのだ。 ...続きを見る

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2011/06/05 21:30
824 鈍感な国会議員たち 想像力の欠如を露呈
鈍感で想像力に欠け、聞く耳を持たない人たち―。最近の国会の動きをみていると、こんな言葉に集約されるのではないかと思う。自民、公明、たちあがれ日本の3党が今夕、菅内閣の不信任決議案を提出した。民主党の小沢グループも同調するらしい。それに対し、東北の被災地の声が届いている。「いまは政局、政争より被災地の復興であり、原発事故の一刻も早い収束に力を注ぐべき時なのに、何をやっているんだ」と。 ...続きを見る

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2011/06/01 21:34
823 山桑の実を摘む朝 原発風評被害の福島を思う
ことしも桑の実が熟れる季節になった。犬の散歩コースに、自然に生えた山桑の木があり、たわわに実がなっている。家族と一緒に早起きして、この実を摘んだ。家族はことしもジャムにすると張り切っている。 ...続きを見る

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2011/05/31 16:40
820 美しい故郷を思う歌 吉丸一昌の詞の心
ソプラノ歌手の鮫島有美子が歌った「四季」というCDがある。春夏秋冬それぞれ1枚に季節の歌20曲ずつが入っている。春のディスクには「故郷を離るる歌」というドイツ民謡があり、格調高い吉丸一昌の詞が付いている。それは「園の小百合」で始まり、「さらば故郷、故郷さらば」で終わる。この名曲は原発事故で家を離れ避難所暮らしをする人たちの気持ちに通じるもので、哀切な思いが漂う別れの詩(うた)なのだ。 ...続きを見る

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2011/05/25 11:35
817 花の季節を歩く 街路樹に寄せて
過日、近所の遊歩道を犬と散歩していたら、いきなり「クルミの花って、こんなふうに咲くのですね」と声を掛けられた。近くの広場で毎朝近所の人たちがラジオ体操をやっている。その帰りらしい一人の女性だった。この辺にはクルミはないと思いながら、女性が見上げている木に近づく。 ...続きを見る

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2011/05/21 22:46
795 心に太陽を 避難所の人々へ
朝から昼まで窓ガラスは曇っていた。外は冷えているのだ。地震と津波と原発事故の被災地も真冬の冷え込みだ。彼岸とはいえ春はまだ遠い。避難所の暮らしをしている想像もつかない多数の人たちに、何と言葉を掛ければいいのか。 ...続きを見る

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2011/03/21 22:12
791 永遠に緑の真珠であれ 燃える気仙沼・大島
今度の地震で私がかつて住んだことがある「東北」が甚大な被害を受けた。 ...続きを見る

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2011/03/16 16:47
790 通じなかった現代の「稲むらの火」 想像を絶する巨大地震と大津波 
「稲むらの火」という大地震の際の有名な話がある。1854年12月24日(安政元年11月5日)安政南海地震(M8・4)が発生した際、紀伊国広村(現在の 和歌山県広川町)で、醤油製造業を営んでいた濱口儀兵衛(後の梧陵)が津波をくることを予感し、稲むら(稲の束)に火を付けて高台から浜周辺にいる村人に知らせ、多くの人々が高台に避難し難を逃れたという実話である。 ...続きを見る

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2011/03/13 23:49
789 夢であってほしいのに・・・被害拡大の地震
こんなことは現実ではなく夢であってほしいと思う。岩手、宮城、福島を中心に東北、北海道、関東各地域が巨大地震と大津波で壊滅状態になっている。縁の深い地域が自然の脅威にさらされ、多くの人が犠牲になった。安否不明の人たちも増える一方だ。かつて会った人たちの顔が浮かぶ。無事でいてほしい。 ...続きを見る

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2011/03/12 22:24
788 「帰宅難民」を経験 巨大地震にどう向き合うか
M8・8という信じられないほどの巨大地震が発生し、宮城県栗原市で震度7を記録するなど、日本列島は大揺れに揺れた。被害の詳細はまだ分からないが、相当深刻な事態になりそうな予感がする。 ...続きを見る

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2011/03/11 23:37
787 光の春、ウグイスの初音と花粉症と 心弾む散歩の季節
毎朝6時ちょっと過ぎたころ、犬とともに散歩に出る。散歩コースの調整池周辺の小さな森から、ウグイスの鳴き声が聞こえるようになったのはつい先日のことだった。 ...続きを見る

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2011/03/09 22:11
769 幸福の国ブータン 若い画家の個展「景色と面影」
詩人の故飯島正治さんの長男で画家の誠さんが東京・京橋の画廊で「景色と面影」という個展を開いた。30数点の淡い色彩の作品の中にブータンの自然を描いた「道」など2点があった。ブータンは日本人にはなじみの薄い国だ。私が2009年に訪れたラオスと同様、経済的に苦しく、教育事情も悪い。だが、絵を見ていると不思議に心が落ち着く。画家の絵心をとらえる何かがこの国にはあるのだろう。 ...続きを見る

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2011/01/27 16:21
768 寒い朝の大渋滞 電車は交通機関の横綱を実感
大都市郊外に住んでいる。昨夜から雨が降り始め、今朝がたはみぞれになった。寒い朝になった。こんな朝は決まって交通機関に何かがある。 ...続きを見る

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2011/01/25 22:11
764 初雪の朝の散歩  美しき日和に・・・
晴れ渡った銀世界の美しさを詠った江戸中期の俳人、炭太祇(たん・たいぎ)の句である。先週、夕張を訪れ、そうした美しい雪景色を見てきた。今朝、起きると、外はうっすらと雪が積もっていた。初雪である。 ...続きを見る

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2011/01/16 22:22
762 一本の赤い山茶花 冬の庭の孤独な花
フランス文学者で文芸評論家の杉本秀太郎は、花ごよみという本の中で、「山茶花」(サザンカ)について「山茶花は、白い花でなくては冬の身が締まらない」と書いている。 ...続きを見る

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2011/01/10 12:04
758 奇跡のような初日の出 輝く飛行機雲に幸あれと祈る
このところ、犬の散歩をしながら初日の出を近所の遊歩道で見ている。ことしも7時前に家を出て決まった場所に行き、東の空を見上げると飛行機雲が長く伸びている。 ...続きを見る

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2011/01/01 16:10
757 大みそかの走り hanaの12月のつぶやき
ことしもきょうで終わり、2011年が近づく足音が聞こえてくるようです。私は8歳半になりました。夕方の散歩のとき、だれもいない広場でお父さんがリードをはずしてくれたので、思い切り走ってみました。 ...続きを見る

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2010/12/31 18:46
740 晩秋から初冬へ 郷愁の世界
暑さに参ったこの夏を何とか送り、いつしか季節は晩秋から初冬へと入った。自然が美しい季節だ。4枚の写真を紹介する。(写真をクリックすると、大きく見えます) ...続きを見る

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2010/11/26 22:09
739 落ち葉を踏みしめて 11月のhanaのつぶやき
落ち葉の季節になりましたね。街路樹のけやきの落ち葉がだいぶ私の散歩コースでも目立ちます。強い風が吹いたあとは、その落ち葉が道路のわきにたまります。 ...続きを見る

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2010/11/24 16:38
738 青い空に似合う皇帝ダリア うれしいピアノ・萩原さんの優勝
ことし初めて植えた皇帝ダリアの花が咲き始めた。本当に「背高のっぽ」の植物だ。 ...続きを見る

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2010/11/21 21:10
732 秋深まる 落ち葉と霧と
数日前に「遅い秋 精彩ない遊歩道のけやき」という題のブログを書いた。この夏の酷暑が自然界に大きな影響を与えていることは疑いようがない。 ...続きを見る

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2010/11/09 13:51
727 遅い秋 精彩ない遊歩道のけやき
このブログがスタートしたのは2006年9月だから既に4年が過ぎている。「BIG LOBE」のブログは「月別リンク」はあるものの、月ごとの本数が表示されない。数えていないから正確な数字は分からないが、月平均で10本を超えているので掲載本数は500本前後にはなるはずだ。 ...続きを見る

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2010/11/02 22:30
721 短編の楽しみ 「かたみ歌」と「きみのためのバラ」
カミュの「ペスト」を読む途中で短編を読んだ。ペストは前回に書いたように、なかなか読み進めることができない重い小説で、疲れるからだ。 ...続きを見る

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2010/10/23 22:51
718 自然を相手に楽しむ人々  これぞ第二の人生
関西や九州の人たちを除いて山口県周南市と聞いて、すぐにどの辺にあるか見当がつくことはないのではないか。それよりも新幹線の「徳山」の方がピンとくる。そう、徳山工業地帯がある地域である。この町で定年後、自然を相手に日々を楽しんでいる人がいる。 ...続きを見る

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2010/10/16 23:23
712 「ローマへの道」紀行(3) 大雨のプリトヴィッツェ湖畔散策
スロベニアからクロアチアに入り、オパティアという町のホテルで未明に激しい雷鳴を聞いた。ここから1時間半かけて向かった円形闘技場があるプーラあたりから天気があやしかった。 ...続きを見る

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2010/10/05 22:24
708 夏の終わりに 曼珠沙華とマロニエと
きょうは十五夜だ。いわゆる仲秋の名月である。日本では昔から旧暦の8月15日にお月見をした。その伝統がいまも続いており、ススキを飾り、月を見ながらおだんごを食べる家庭がいまもあるだろう。酷暑という言葉が似合ったこの暑さも、天気予報によると、きょうまでらしい。それにしてもことしの残暑は長かった。 ...続きを見る

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2010/09/22 20:51
696 旅と食べ物 名古屋「ひつまぶし」
日本各地には、その土地それぞれの食べ物がある。通販制度が発達しているので、どこにいても欲しい物は手に入る時代とはいえ、やはり名物はその土地に行って食べるのがおいしいはずだと思う。 ...続きを見る

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2010/09/06 20:56
695 晩夏そして挽歌 コオロギの鳴き始めの季節
9月に入っても涼しくはならない。だが、自然界に住む生物は秋の季節を感じているらしい。 ...続きを見る

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2010/09/02 22:42
694 猛暑に耐える日々の中で 8月のhanaのつぶやき
私はゴールデンレトリーバーのhana(雌、8歳)と言います。小さいころから車に乗るのが大好きでした。これまでは夏でも車に乗せてもらうのが普通でしたが、暑くてたまらないことしの夏は、家族はあまり車に乗せてくれません。 ...続きを見る

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2010/08/30 11:57
687 夏の過ごし方 酷暑で早起き現象
「毎日暑くてたまらないですね」と言ったら、人生の大先輩に「気持ちの問題だ。私は暑くてもなんともないよ」と笑われた。しかし、この暑さは笑いごとではない。この夏、熱中症で亡くなる老人が相次いでいる。同じようなブログを2007年の夏に書いた。当時のブログで「熱帯化現象が一過性であることを祈る」と記したが、この日本列島の夏は確実に熱帯化現象に覆われているようだ。 ...続きを見る

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2010/08/16 16:37
686 夏の風景  墓参、花火大会・・・ 
8月15日。終戦記念日。武道館では全国戦没者追悼式があった。NHKニュースは、遺族の高齢化が目立つと報じていた。当たり前だ。戦後65年なのだから。でも、傷ついた人たちの心はまだ癒されていない。この夏はとりわけ油蝉の鳴き声がうるさい。酷暑の日々なのである。先日の「若い友人の結婚式」、「姉夫婦と千葉の霊場巡り」に続く「私の夏の風景」を書く。 ...続きを見る

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2010/08/15 22:14
683 62歳から始めた力強い油絵 九十九里海岸・望月定子美術館にて
62歳から油絵を始め、89歳で亡くなるまで筆を離さなかった女性の画家の存在を初めて知った。その画家の名前は望月定子という。 ...続きを見る

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2010/08/09 22:01
681 揺らぐ長寿大国 コシヒカリの地元で山河を思う
「夏は暑いのは当然だ」と言いながら、汗を拭き拭きやせ我慢して毎日を送っている。 ...続きを見る

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2010/08/05 21:46
679 ある結婚式 夏の日の花嫁・俯瞰
暑い日が続いた東京。ようやく「干天の慈雨」があり、少し涼しくなった。そんなきょう、四谷のイグナチオ教会で、若い友人の結婚式があった。 ...続きを見る

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2010/07/31 22:19
678 車のない琵琶湖の有人島 沖島にて 
琵琶湖の中に、沖島という有人島がある。島には約450人の人が住んでいるが、車が一台も走っていない。最近この島を訪れて、日本にもこのような島があることを初めて知った。車のない生活を考える人には、おすすめの島なのである。 ...続きを見る

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2010/07/29 23:43
674 得難い列車の旅 猛暑の北近畿タンゴ鉄道
北近畿タンゴ鉄道という変わった名前の鉄道があるのを初めて知った。京都から京丹後市の峰山に向かうため、JRを乗り継ぎ、日本三景色の一つといわれる名勝「天橋立」から、この鉄道(第三セクター運営)を利用した。 ...続きを見る

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2010/07/24 21:54
673 梅雨明けの朝 透明感あふれる風景
早朝、いつものように犬の散歩に出る。暑くなければ、約1時間なのだが、最近は犬も「はあはあ」とつらそうなので、30分から40分程度に短縮している。その短縮コースは、風を感じながら調整池を一周するものだ。ふだんなら、歩き始めると、汗がふき出すが、けさはそれほどでもない。調整池やその後ろの森がくっきりと目に入る。 ...続きを見る

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2010/07/17 20:54
671 もう8歳です 7月のhanaのつぶやき
蒸し暑い日が続きますね。毛皮を着た状態の私には息苦しくてつらい毎日です。先日も夜中に苦しくなり、家族を起こしてしまいました。この7月1日が私の8歳の誕生日でした。家族は、ケーキの形をした豆腐に8本のロウソクを立ててお祝いをしてくれましたが、お父さんは「もうhanaもおばさんなんだな」と言って、笑っていました。そうなのです。そんなトシに私もなったのでした。 ...続きを見る

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2010/07/14 13:27
659 ああきょうも梅雨空 日本人の3割が雨男・雨女
梅雨の時期はうっとうしい。できれば、早く梅雨が明けてほしいと思う。しかし、空梅雨だと水不足が心配になるし、雨が多すぎれば集中豪雨となって、被害が出る。自然現象とはなかなかうまくいかないものなのだ。そんな梅雨の時期に、天気予報のウェザーニュスが「全国の雨男・雨女調査」を実施し、その結果を発表した。どうでもいいような調査だが、遊び心があって面白い。 ...続きを見る

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2010/07/09 17:19
657 ムクドリ追い出し作戦 駅周辺の大音響・結果は?
私が利用しているJRの駅周辺で、先月末ものすごい音響がスピーカーを通じて流された。電柱には「ムクドリ対策中」という張り紙があり、この周辺に集まるムクドリの大群を追い払おうという作戦だと分かった。 ...続きを見る

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2010/07/06 07:48
651 柳絮(じょ)幻想 風のガーデン異聞
旭川郊外に住む陶芸家の工藤和彦さんを訪ね、思わぬ体験をした。それを私は「柳絮(じょ)幻想」と名付けた。工藤さんの家の周辺は、夏なのにボタン雪が降るように、白いものがふわりふわりと舞っており、次第に吹雪のような状態となり、遠くが霞んできたのだった。彼は「こんなにすごいのは珍しいですよ」と言う。柳絮(実はポプラの綿毛)が私を歓迎してくれたのだ。 ...続きを見る

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2010/06/28 22:02
648 カーテンなしのJR車両 省エネ時代に逆行
最近、急に暑くなった。電車の座席に座っても、日差しが強いと感じることが多い。特にJRがそうだと思い、よく見てみると、山手線や京浜東北線、横須賀線をはじめとする首都圏を走る電車の窓には日差しを遮るカーテンがない(新しい電車で、旧型は付いている)ことに気付いた。 ...続きを見る

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2010/06/17 23:00
642 郷愁感じる桑の実 口内に広がる甘い香り
犬の散歩コースに調整池を囲む遊歩道がある。その遊歩道の上の斜面には2本の桐の木と、1本の山桑がある。山桑は実が熟する時期らしく、約1センチほどの黒くて小さな実がいっぱいなっている。その実を取ってジャムにしてみた。それは新鮮であり、郷愁を感じさせる味だった。 ...続きを見る

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2010/06/10 16:40
638 バラに吹く微風 レンガの庭で
このところの休みは、庭づくりに励んでいる。もともと芝生の庭だったが、山を切り崩して造成した土地に建てた家のため、粘土質の土は水はけが悪く、芝生の伸びはよくない。 ...続きを見る

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2010/05/30 23:53
634 満開のニセアカシア 鳥取で自然を思う
日本で言う白い花が咲く「アカシア」は、実は「ニセアカシア」のことである。本来のアカシアは、マメ科であり、「房アカシア」あるいは「銀葉アカシア=ミモザ」ともいい、私の好きな花の一つである。一方、ニセアカシアはハリエンジュ属なのだという。 ...続きを見る

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2010/05/20 21:25
633 野菜づくりとインドのヨガ聖人と
家の東側に少しだけ空いた土地がある。東側とはいえ隣の住宅があるため、日当たりはあまりよくない。ここに最近、野菜を少し植えてみた。 ...続きを見る

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2010/05/17 15:03
624 チューリップのあいさつ 花の命は短くて?
ことしの春は、寒暖の差が激しい。その影響が植物の世界にも顕著に出ているようだ。一度開花した草花類も、いつもの年より花が長持ちしている。この写真の花は何だろうと思われるかもしれない。2枚目を見れば、一目瞭然だが、1枚目だけでは「おや!」と思っても不思議ではない。長持ちした結果、このような現象になったのだろうか。 ...続きを見る

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2010/04/25 21:02
621 4月の雪 自然からの警告
けさ、外を見ていたら、雨がいつの間にか雪に変わり、わが家の庭も白くなった。気象の専門家によると、4月としては30年に1回という寒波が日本列島上空を覆ったのが原因だという。 ...続きを見る

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2010/04/17 22:35
619 ことしの春は 花戦争の季節に思う
ことしはわが家の庭の「カイドウ」の花の付きがよかった。桜の花よりも先につぼみが膨らんだが、満開になったのは少し遅く、桜が散ってもこちらの方はまだ花が残っている。 ...続きを見る

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2010/04/12 20:06
606 線路の両側に咲き乱れる菜の花 いすみ鉄道を目指して
菜の花畑に 入り日薄れ 見渡す山の端 霞深し 春風そよふく 空を見れば 夕月かかりて 匂い淡し       (朧月夜・高野辰之作詞、岡野貞一作曲) ...続きを見る

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2010/03/14 10:48
601 チリの巨大地震 逆境の政治家の指導力は
地球の裏側の南米・チリで巨大地震が発生した。1日が経過して日本の太平洋岸に津波が押し寄せてきた。チリの状況はまだ詳しくは分かっていないが、大きな被害が出るのは間違いないだろう。 ...続きを見る

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2010/02/28 21:20
583 人工池に氷が 朝の光の中で
地球温暖化といわれているが、この季節ともなると、さすがに早朝は寒い。朝の散歩コースにある調整池にも氷が張るようになった。 ...続きを見る

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2010/01/19 18:47
579 丘を目指して 富士への思い
1月も中旬に入った。朝6時過ぎに、身支度を整えて犬の散歩に出る。日の出前で薄暗いが、次第に東の空が明るくなってくる。天気予報は快晴。空の雲はたしかに少ない。冬の晴れた日には遠くに富士山が見える丘へと歩を進める。空気が澄んでいる。「けさは富士山が見えるはずだ」と思う。 ...続きを見る

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2010/01/14 12:53
577 日本一の巨木を見る 樹高30メートルのクスノキ
「日本一」とか「世界一」という見出しが目に入ると、ついその記事を読んでしまう。つい最近もアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国に828メートルの世界一の高層ビルが完成したというニュースがあった。 ...続きを見る

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2010/01/06 21:40
573 オリオンへの願い
元日の夜。酔い冷ましを兼ねて、近くの郵便ポストに年賀状を出しに出かけた。身震いするくらいの寒さだ。空を見上げると、南東方向に月がまばゆいばかりに輝き、さらに南の方角には「三つ星」がくっきりと見える。オリオン座だ。冬の空の象徴だ。しかし、こんなにはっきりとこの星座を見ることはなかった。三つ星を守るように、四つの星が輝いている。線を引けば長方形になる。 ...続きを見る

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2010/01/01 22:55
566 「風の道」の噴水ものがたり
散歩コースに私が「風の道」と名付けた遊歩道がある。かなり長い遊歩道の一部にマロニエの木が植えられ、その近くには噴水広場がある。 ...続きを見る

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2009/12/16 11:37
544 濃霧の朝に 
陸上で100メートル未満、海上で500メートル未満しか視程がないことを「濃霧」というのだそうだ。その濃霧がけさの散歩道を覆っていた。 ...続きを見る

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2009/11/09 14:30
540 遥かなりラオス・総集編 
ことし9月に訪れたラオスのことは、これまで8回にわたって、ブログで紹介した。以下はその総集編です。 ...続きを見る

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2009/11/03 22:36
536 半月と木星と 心の目で見る美しさ
窓から空を見ると、半月が明るい。その下方には競うように木星がきらめいている。月と木星の中間を飛行機が赤い点滅を繰り返して羽田を目指し降下している。空気が澄んだ秋の夜だ。 ...続きを見る

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2009/10/28 22:33
529 「遥かなりラオス」(8)番外編 こみ上げる去りがたい思い ラオス・タイ国境で
旅情という言葉の意味は「旅でのしみじみとした思い」(広辞苑)だという。忙しい旅を続けていると、そんな時間はあまりない。9月。ラオスの旅の最終日に予定のスケジュールが終わって陸路国境を越えタイへと入り、飛行場のあるウボン・ラチャターニまで向かった。 ...続きを見る

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2009/10/12 21:32
528 自然界の勢力地図 季節の植物の共存関係
毎日の散歩コースに調整池周辺の遊歩道が入っている。1周約800メートル。自転車がほとんど通らないので、犬の散歩には最適だ。調整池に水があるのは全体の3分の1程度で、残りの部分は雑草が生えたままになっている。 ...続きを見る

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2009/10/10 18:38
503 食糧自給率41% お寒い日本の現状
日曜菜園をやっている。小さな畑を借りて、季節の野菜をつくっている。今の時期は、ナスをはじめとして、多くの野菜が収穫できるので、スーパーから買う野菜はそう多くはない。しかし年間を通して、家族が食べるだけの野菜を賄うことはできない。2008年度の日本の食料自給率(カロリーベース)が41%と前年度より1ポイント上昇したと、政府が発表した。日本の食料自給率は、わが家の野菜供給量と似ていると思う。(写真はわが家の日曜菜園で収穫した野菜) ...続きを見る

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2009/08/18 22:35
499 ビル屋上の蜜蜂 
東京都心(赤坂1丁目)のビルの屋上でハチミツをご馳走になった。それは全く偶然の出来事だった。 ...続きを見る

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2009/08/12 22:41
498 台風一過歯痛も去る 立秋が過ぎた朝に
台風9号が去って、関東地方は夏空が戻った。この数日、荒れた天気と同じく気分がすぐれなかった。その原因は、急に歯が痛くなったからだ。 ...続きを見る

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2009/08/12 13:16
489 炎暑のつぶやき(続) おじいちゃん先生の名言
私の主治医は、おじいちゃん先生です。ふだんは苦虫をかみつぶしたような、愛想のない顔をしています。わたしはhanaという名前の犬のゴールデンレトリーバーの雌で、7歳になりました。優しい家族の家に飼われています。夏の暑さには参ってしまい、このおじいちゃん先生に時々お世話になるのです。 ...続きを見る

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2009/07/27 20:51
486 離島への旅 トライアスロンのメッカ愛媛・中島
トライアスロンの島に行ってきた。私がこの鉄人レースをやるわけではない。別の用事があって島を訪れ、それを知ったのだ。忽那(くつな)諸島を知っているだろうか。実は地理が好きな私でも知らなかった。その中心の島が中島といい、愛媛県の県庁所在地、松山市に属し、高速船で30分もかからない。 ...続きを見る

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2009/07/27 14:23
482 お掃除エアコンの勘違い CMを信じ恥ずかしい体験
「あなたに代わって、お掃除(フィルター)するエアコン、誕生」というキャッチコピーに惹かれて、古くなったリビングのエアコンを買い換えたのは、2005年の初夏だった。 ...続きを見る

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2009/07/18 21:28
477 映画「劔岳 点の記」 立山連峰の美しさ・厳しさ
いま、日本では中高年の間に登山ブームが起きている。趣味として山に登り、頂上を極めた達成感と美しい景観を味わおうということだろう。 ...続きを見る

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2009/07/12 21:37
476 夏の過し方 あるゴールデンレトリーバー
蒸し暑い日が続き、10日には東京の最高気温は30・3度を記録した。夕方、少し早めにhana(ゴールデンレトリーバー、7歳)の散歩に出た。 ...続きを見る

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2009/07/11 22:02
472 人生の歌 悲運の米国詩人
ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー(1807−1882)という米国の詩人の「人生のさんび歌」(文春新書、あの頃、あの詩をより。以前は「人生の歌」として知られているようだ)という詩がある。 ...続きを見る

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2009/07/03 16:53
470 懐かしい北と南の島 礼文島と阿嘉島にて
日本の各地を歩いた。中でも思い出に残るのは、北と南の2つの島である。いまが一番の観光シーズンの北海道・礼文島と梅雨が明けた沖縄・阿嘉島だ。 ...続きを見る

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2009/06/30 21:43
461 センチメンタルジャーニーsendai 35年は幻の如し
かつて仙台に住んだことがある。1973年(昭和48年)8月から1975年(同50年)6月までの短い期間だ。 ...続きを見る

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2009/06/16 20:59
460 うそのような本当の話(続) 中国と日本の超常現象
うそのような本当の話の続きを書く。これは私自身のことではなく、新聞やテレビで報道された話である。「まゆつば」でもないところが、面白いではないか。 ...続きを見る

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2009/06/14 22:00
456 映画「ガマの油」と公園の蛍狩り
名優、役所広司がメガホンを取った映画「ガマの油」を見た。同じ日の夜、近所の公園に蛍狩りに行った。 ...続きを見る

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2009/06/07 22:35
446 コーヒーオベーション バラの季節に
コーヒーが好きだ。毎日何杯かのコーヒーを飲む。このところ、もっぱらネパール産を飲んでいる。しかし、10月1日が「コーヒーの日」であることは最近まで知らなかった。 ...続きを見る

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2009/05/17 21:43
443 一番好きな季節は 立夏のころ
「一年のうちで一番いいのは、いまごろだな」「そうね。さわやかで新緑も美しい。いろいろな花も咲いているし、やはり晩春から初夏がいいね」「生まれたのも秋だし、私は秋が好きだなあ」。最近の家族の会話の一部である。 ...続きを見る

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2009/05/11 20:21
435 ライラックの咲くころ リラ冷えの季節に
近所の庭や遊歩道のわきのライラックが咲き始めた。フランス語ではリラともいうが、渡辺淳一に「リラ冷えの街」という札幌を舞台にした作品がある。 ...続きを見る

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2009/04/22 22:20
433 天才イチローは桜草 できることとできないこと 
大リーグに渡ったイチローが日本と大リーグを合わせて3086本の安打を打ち、張本の日本記録を破った。強打の張本と巧打のイチローの違いはあっても、2人に共通するのは、並外れた才能(人は天才という)と、向上心(努力)の強さだろう。 ...続きを見る

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2009/04/19 21:40
429 桜の木の下の読書 春爛漫の一日
4月に入って好天が続いている。桜の花が長持ちして得をしたような思いをした人が多いのではないか。我が家の庭も春の花盛りだ。チューリップ、パンジー、水仙、石楠花、カイドウにカメラを向けた。 ...続きを見る

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2009/04/12 21:07
426 森田知事の誕生 都会と田舎が同居の千葉県
所用があり千葉県庁前を歩いていたら、テレビカメラや報道陣が集まっていた。いわずと知れた、新しい知事、森田健作氏の初登庁風景を取材しようとする一団だ。タレント知事は宮崎、大阪に次いで3人目だ。彼は、都会と田舎が同居する千葉の舵をうまく取ることができるのだろうか。 ...続きを見る

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2009/04/06 21:40
425 桜の花の季節に 宴の陰で
いま、日本列島は桜前線が北上中だ。なぜかこの季節になると、心が浮き立つ。それは日本人に共通する特有の感情だ。この土日、近所の桜の名所を歩いた。多くの人たちが花を楽しみ、宴をやっている。 ...続きを見る

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2009/04/05 22:44
419 純白で可憐 コーヒーの花が咲く
以前、鉢植えのコーヒーの木に小さな実がなったことをこのブログで書いたことがある。(昨年12月7日)その実はたった2つで、最近1つが鮮やかな朱色に変化した。それを楽しんでいたら、別の枝に白い花がついているのに気がついた。 ...続きを見る

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2009/03/29 22:00
414 列島横断の旅 南と北を駆け抜ける
3月。残すところ10日余りで4月を迎える。急速に暖かくなりコブシもハクモクレンも沈丁花も一斉に花を開いた。春がやってきたのだ。朝の散歩の途中のウグイスのさえずりが耳に心地いい。 ...続きを見る

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2009/03/19 20:33
412 雪解けの街に 北海道再訪(1)
北海道の知人から便りが届いたのは3月初旬だった。その中にこんな一節があった。「札幌は雪解けが進んでいますが、冬期間の垢(あか)が流されずに路面に残っており、小生の嫌いな季節です」。 ...続きを見る

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2009/03/16 22:12
409 ふきのとう 苦い味は酒の友
娘が「ふきのとう」をどっさりもらってきた。春を告げる食べ物だ。てんぷらや味噌和えにしてもらう。一口食べると苦味が口の中に広まる。大人の味だ。これをもし喜んで食べる子どもがいたとしたら、大人びたやつだ。 ...続きを見る

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2009/03/11 21:48
406 雪に祈る 寡黙な友人の話
昨夜、親しい友人と酒を飲んだ。いつもは私が一方的にしゃべるのだが、昨夜は彼の話がいいので、つい聞き役に回った。以下はふだん寡黙な友人の話だ。 ...続きを見る

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2009/03/04 21:04
403 うぐいすが鳴いた 優しい初音
日の出の時間が早くなり、朝の散歩には気持ちがいい季節だ。「光の春」という見出しをつけた新聞記事も見た。降り注ぐ陽光の明るさを表現した好きな言葉だ。つい最近、犬の散歩の途中、公園の近くで鶯の鳴き声を聞いた。 ...続きを見る

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2009/02/27 20:53
396 桜が咲く丘にて いつか来た道を
汗ばむような陽気が続いた。昨日は陽気を通り越して、2月としては気象庁の観測史上初の夏日を記録した。沖縄ならまだしも本州で2月にこのような天気はやはり異常としか言いようがない。 ...続きを見る

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2009/02/15 21:38
395 hanaのつぶやき 2月・夏日の庭で
夕べの嵐で、私は寝不足です。ものすごい風が雨戸を鳴らすし、湿気が高くて体が火照ってたまりませんでした。そして、きょうの暑さです。普通、2月の14日といえば、一年で一番寒いころだといわれています。 ...続きを見る

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2009/02/14 19:00
385 宮崎のそば博士の生き方 
勘違いは恐ろしい。昨年末のブログで、行ったことがないのは宮崎、大分、鳥取の3県だけだと書いた。ところが、よく考えてみたら、宮崎は20数年前に行っていたのだ。しかも、個性ある生活を送っている人に会っていたではないか。高齢化社会の理想の生き方をしているそば研究者だった。 ...続きを見る

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2009/01/17 21:54
378 野島崎のアロエの花
新年のある一日、勝浦から館山、白浜に至る房総半島を回った。柔らかい日差しの中で色とりどりのポピーの花が咲いている。房総半島最南端にある野島崎灯台に行くと、周辺では、橙色のアロエの花が観光客の目をひいている。 ...続きを見る

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2009/01/05 17:02
377 天才の出現 箱根駅伝で輝いた柏原
箱根駅伝をテレビで見るのが正月の恒例だ。その箱根に恐るべき新人選手が現れた。東洋大の1年生、柏原竜二選手だ。 ...続きを見る

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2009/01/02 19:21
376 新年の風景 09年
朝、ふだんよりやや遅く起き、慌てて着替えて外に出た。もう間に合わないかと思った。初日の出である。だいぶ明るくなっている。遊歩道には、散歩の人たちの姿が目立つ。でも、間に合った。太陽が思い切り、輝いて見えた。 ...続きを見る

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2009/01/01 21:31
368 コーヒーの小さな実  冬のある朝に
小さな発見をした。初めて、観葉植物として育ててきたコーヒーの木に実がなったのだ。 ...続きを見る

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2008/12/07 18:05
367 冬の朝の散歩 hanaの12月のつぶやき
12月になって、私の体調はすこぶる(こんな表現は古いでしょうか)順調なのです。暑い夏に比べたら、いまは極楽です。私が一番多く時間を送っているのは居間なのですが、この一角にあるストーブからは暖かい風が流れてきています。そんな部屋にいると、すぐに眠くなって、ソファーに上がって横になってしまうのです。 ...続きを見る

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2008/12/04 21:05
321 8月(13)完 少年の夏 3つの森を越えて
ある友人と酒を飲んだ。彼は、子ども時代のことを懐かしそうに話してくれた。孤独ではあるが、自然の中で育った友人。しかし、いまはそんな少年時代を連想することは難しい。人には歴史がある。だから、人生は面白いのだろう。都会育ちの私にはとても想像ができない世界で、うらやましい。以下は友人の話だ。 ...続きを見る

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2008/08/31 21:09
320 8月(12) 雷の季節に hanaのつぶやき
人間の世界では、昔から怖いもののたとえとして「地震、雷、火事、親父」ということわざがあるそうです。私はそのうちいくつかは経験しているのですが、最近では何といっても「雷」が怖くてなりません。 ...続きを見る

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2008/08/30 21:48
296 「朝の散歩」 詩人の命の声
友人の詩人、飯島正治さんから最新の詩集「朝の散歩」が届いた。何げない日常を26篇の詩にまとめ、美しい言葉で綴っている。文芸評論家の秋山駿さん流にいえば「生きることを喜び、その喜びを深くするために、愉しんで書いている。愉しく書くそこから、命の声が静かに聞こえる」詩集なのである。 ...続きを見る

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2008/07/09 20:21
289 けやきと映画と本の話 「奇跡のシンフォニー」「30%の幸せ」
最近、涙もろくなった。本を読み、映画を見ては涙ぐむことが多いのだ。アメリカ映画「奇跡のシンフォニー」は、孤児院で育った音楽の天才少年が実の父、母に巡り会うまでの話である。そのストーリーは他愛ないといえばそれまでなのだが、子どもが見ても楽しめるようにつくられていて、映画とは分かっていてもついほろりとしてしまうのだ。モーツアルトの再来を思わすような少年が周辺にいたらどんなに人々の心を明るくさせてくれるだろうかと思う。音楽が極めていい。 ...続きを見る

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2008/06/26 21:22
284 わが家の犬も異常行動 被害拡大が心配な東北の地震
岩手、宮城で震度6強の地震が発生した。つい最近、中国・四川大地震で心を痛めたのに、今度は日本のかつて住んだことがある地域が自然の脅威に見舞われた。被害の拡大が心配だ。 ...続きを見る

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2008/06/14 22:02
277 優しい時間 コーヒーとつるバラと
梅雨に入ったような天気が続いた。昨日の土曜日は肌寒い休日だった。それがうそのように、日曜日のきょうの天気は回復した。庭に出るのもうっとうしいと思っていたが、久しぶりに気分転換を図ろうと、とっておきのコーヒーカップを取り出した。 ...続きを見る

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2008/06/01 18:34
273 東京には空がない 印象に残る外国人の言葉
  「東京には空がない」と言ったのは、詩人高村光太郎の妻智恵子だ。光太郎の名作「智恵子抄」で知られる洋画家の智恵子は福島県二本松出身だ。 ...続きを見る

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2008/05/22 21:24
271 サイクロン・地震と続く自然の脅威 極不平凡的一年
ミャンマーのサイクロン、中国の地震。前者は10万人の死者・不明者、後者は1万人の死者ときょうの夕刊時点で報道されている。四川省綿陽市で1万8645人が生き埋めになっているという新華社の報道もあり、被害はさらに拡大する恐れが強い。胸が痛む自然災害である。 ...続きを見る

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2008/05/13 21:22
268 ゆっくり読みなさい 光の指で触れよ
玄関を開け、朝の澄んだ空気を味わいながら新聞受けの新聞を取りに行く。一面から社会面までざっと目を通し、気になる記事を読み返す。これが毎朝の習慣。 ...続きを見る

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2008/05/06 10:20
263 東山魁夷の世界との出会い
東京から水戸に向かい、水戸でJR水郡線に乗り換え、奥久慈地方(茨城県北部−福島県南部)を旅した。 ...続きを見る

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2008/04/25 20:53
261 1本のチューリップで逮捕 レ・ミゼラブルとの違いは
ヴィクトル・ユーゴーの「レ・ミゼラブル」は、1本のパンを盗んだとして19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯を描き、日本では「ああ無情」で知られる。 ...続きを見る

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2008/04/21 22:33
260 里山にて いまが旬のタケノコ
里山の定義は、次のようなものだ。集落、人里に接した山、あるいはこうした地形において人間の影響を受けた生態系が存在している状態を指す言葉である。(ウィキペディア) ...続きを見る

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2008/04/20 21:37
248 ことしも桜が咲いた 心和む春…
日本人はなぜ桜が好きなのだろう。国花であり、日本全国でこれほど花を愛でる楽しみを与えてくれるのは、桜しかないのかもしれない。 ...続きを見る

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2008/03/29 21:09
214 夕日の公園 茜色の海
犬を散歩して公園を通ると、愛犬を連れた人たちが集団を形成していることをよく見かける。ペットを通じて、交流をしているようだ。 ...続きを見る

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2008/01/05 22:53
212 初日の出 2008年の夜明け
明けましておめでとうございます。素晴らしい天気の新年です。ことしもよろしくお願いします。昨年は「偽物」が横行しました。誠実で真っ直ぐな生き方こそが大事であることを再確認した1年でした。 ...続きを見る

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2008/01/01 07:17
211 おおみそかに思う 時代の変化 
    小さな貸し農園で野菜をつくっている。もう10年になるというのに、収穫はほかの畑に比べよくない。貧弱さに同情して近くの畑の人たちがおすそわけをしてくれる。収穫が少ない理由は分かっている。無農薬だけでなく、手入れを怠っているからだ。 (写真はことし訪れたコロンボのホテルの風景) ...続きを見る

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2007/12/31 20:48
210 カワセミとの出会い 師走のやすらぎ
宝石のヒスイの由来は、カワセミ(翡翠)なのだそうだ。それほどに、野鳥のカワセミは美しい。朝、犬の散歩をしていてこの小鳥を見かけた。散歩コースの一つである遊歩道のわきを流れる小川に沿って、きれいな色をした小鳥が飛んでいた。最近あまり見かけなかったので、一瞬何だろうと思った。そして、カワセミだと気づいた。(写真はWikipediaより) ...続きを見る

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2007/12/28 23:33
198 近所のボランティアたち 元気な定年世代
散歩のコースに一周700bほどの調整池がある。実はその一角が私は好きだ。そこは小さな林である。好きな理由は四季折々に野鳥が鳴いているからだ。もともと原野を切り開いてつくった街であり、たまたま調整池とともに林も残したのだろう。 ...続きを見る

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2007/12/01 17:12
183 秋のお花畑 セイダカアワダチソウが群生
次第に冷気が増してきて、秋の花は少なくなってきた。もちろん、私の好きなコスモスはいま花の盛りを迎えている。 ...続きを見る

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2007/10/23 19:55
150 私が住んだ街・12札幌(4) 藻岩山の植生に異変 
札幌の象徴は標高531bの藻岩山である。市民はこの山の変化を見ながら、四季の移り変わりを実感するのだ。私も夏はハイキング、冬はスキーを楽しんだ。頂上近くまで道路があり、頂上に行くと、見事な夜景を見ることができるので、観光客にも人気のスポットだ。そんな藻岩山にいま、異変が起きているという。 ...続きを見る

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2007/08/11 22:02
139 ヒグラシとホトトギス
7月も中旬になり、きょうの夕方、帰宅途中でヒグラシゼミが鳴いているのを聞いた。 ...続きを見る

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2007/07/11 22:35
130 ウグイスが鳴く朝 うれしい自然の復活
私の家の近くに調整池がある。この調整池に接して小さな森があって、この街に住み始めたころから春から夏にかけてウグイスの鳴き声を楽しみにしている。もちろん、真夏にはセミがうるさいぐらいに合唱している。このようなオアシス的な場所は貴重である。 ...続きを見る

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2007/06/17 21:23
62 ある知人のこと 人生とは
以下は知人の身に起きた話だ。 ...続きを見る

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2007/01/07 10:43
59 風を切って走れ 賢治の世界は永遠に
穏やかな天候の正月だ。散歩も気持ちがいい。「hana」の散歩を早い時間にやり、恒例の東京−箱根間大学駅伝をテレビでじっくり見た。 ...続きを見る

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2007/01/02 20:59

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