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zoom RSS 1516 中国の旅(3) 日本人と中国人

<<   作成日時 : 2016/10/05 21:48   >>

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海外、特にヨーロッパなどを旅していると、あなた(あるいは君)は中国人かと聞かれた経験を持つ日本人は少なくないはずだ。欧米人から見たら、日本人と中国人、あるいは韓国人の見分けはつかないのかもしれない。私たち日本人は中国人や韓国人はほぼ見分けがつくし、逆の立場でも分かるはずだ。そこで、中国の旅で経験した面白いエピソードを紹介したい。

知人らとの中国の旅のブログでは内モンゴルから書いている。実は旅程はそうではなかった。知人の生まれた旅順を回り、続いて内モンゴル、そして最後は日本に永住帰国する直前まで住んでいた大連に戻るというコースだった。旅順は日清、日露の2つの戦争の舞台になった遼東半島の都市である。新中国誕生後、軍港として使われてきたため長い間外国人の立ち入りは禁じされ、全面開放になったのは2009年のことである。

知人は一部開放されてから旅順に入ったことがあるが、自由に歩き回ることができない経験をしている。今回はどこも立ち入り制限はなく、203高地や白玉山という思い出の場所にも行くことができたし、写真の撮影ももちろん自由だった。

203高地は、日露戦争で乃木大将率いる日本軍とステッセル将軍のロシア軍の激戦地として知られ、頂上手前には新しく建てられた乃木大将の次男、保典の戦死の碑(説明文は中国語、英語、ロシア語、日本語、ハングルの5カ国語)もあった。

全体が森林公園になっていて、車はかなり上ったところにある駐車場で止めた。このあとは頂上まで約20分かけて歩くか、駐車場わきにある売店の女性に料金を払ってマイクロバスに乗るしかない。私たちは世話をしてくれる2人の中国人を含む8人であり、80歳を超えた知人もいて、マイクロバスに乗ることにした。料金交渉をすると、売店の女性は「中国人は無料で日本人だけ一人100元」と言う。

私たちは6人が日本人だ。だが、世話をしてくれている中国人女性が「何人が日本人ですか」と聞くと、「2人だ」と答える。1人は私で、もう1人は中国語が堪能な元教師だ。ほかの4人は、中国人だというのである。結局、200元で頂上まで8人は往復することができた。もしかしたら、売店の女性はもう少し日本人がいると思ったのかもしれない。だが、厳密に突き詰めるのは面倒だ。公園の閉園の時間が迫っているから、当てずっぽうに日本人の数を言ったのかもしれない。その真相は分からない。いずれにしろ、私はここでも日本人だった。でも、どう見られてもいいと思った。同じアジア人に違いはないのだから……。

(続く。次回は中国の老人たち)

写真
1、203高地から見た旅順
2、頂上にある慰霊碑
3、乃木保典の碑は新しい

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