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zoom RSS 1332 七福神に安寧祈る ペンの強さに陰り

<<   作成日時 : 2015/01/08 18:13   >>

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画像シャルリー・エブドというフランス・パリの風刺週刊紙の本社に銃を持った3人の男が乱入し、12人が銃で殺された。イスラム過激派の犯行とみられるが、未解決の朝日新聞阪神支局事件を思い出した。「ペンは剣よりも強い」といわれる。しかし、昨今はペンの強さに陰りが見え出していることに、危惧を覚える。

フランスでこんな事件が起きる数時間前、私はのんびりと東京・柴又を歩いていた。正月行事である七福神巡りとして、ことしは柴又周辺を選んだからだ。カナダ、オーストラリア、そしてフランスとイスラム過激派によるテロが続いている。人に幸福を与えてくれる七福神巡りをした直後の事件だけに、余計に宗教とは何かを考えさせられた。

昨年の正月は埼玉県川越を歩いた。七福神詣では福をもたらすといわれる7つの社寺を巡拝することであり、私が巡った柴又の場合は、7つともお寺だった。

1、観蔵寺(寿老人)→2、題教寺(毘沙門天)→3、真勝院(弁財天)→4、良観寺(寶袋尊)→5、万福寺(福禄寿)→6、宝生院(大黒天)→7、医王寺(恵比寿)

このうち2の題教寺は、柴又帝釈天で知られ、参拝の人も他の寺に比べ圧倒的に多かった。渥美清主演の映画『男はつらいよ』シリーズは、柴又が舞台で、当然、帝釈天も何度も出てくる。渥美清が亡くなったのは1996年8月4日のことで、ことしで19年になる。昨年は高倉健、菅原文太という昭和を代表する俳優がこの世を去ったが、渥美は2人に勝るとも劣らない名優だった。渥美とともに『男はつらいよ』を覚えている人は少なくないだろう。柴又には「寅さん記念館」と監督の「山田洋次ミュージアム」があり、しかも京成柴又駅前には寅さんの銅像まであるのだから、この町を訪れる人の多くは、寅さんファンなのかもしれない。

寅さんは映画の中で、なかなかいいセリフを吐いた。たとえば、露店で様々な物を売る際の口上で「天に軌道があるごとく、人はそれぞれ自分の運命というものを持っております……。」と話し始めて「とかく羊の女は角に立たすなというが、もしそんなこと言っているんだとしたら、貴女方娘さん一生お嫁に行けない、な、そうだろう」と結んだりする。

ここで昨今の世相を寅さんの口上を借りて表現してみると、こんな感じになった。

「天に軌道があるごとく、人はそれぞれ自分の運命というものを持っております。とかく気合いだけの政治家はうわべはいいが、中身はない。『この道しかない』なんてばかり言っていたら、あなた、化けの皮がはがれますよ、な、そうだろう」


時の鐘に惹かれて 小江戸川越の七福神めぐり

写真
1、柴又七福神めぐりの朱印色紙
2、京成柴又駅前広場の寅さん像
3、観蔵寺(寿老人)
4、題教寺(毘沙門天)=帝釈天
5、真勝院(弁財天)
6、良観寺(寶袋尊)の地蔵群
7、万福寺(福禄寿)
8、宝生院(大黒天)
9、医王寺(恵比寿)

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